第6話 (祭りの始まり)

演劇の開始時間は10時であり、それまではうち合わせの最終確認をしたり特に仕事のないし裏方担当が他の出し物を見に行ったりといった状況である。

そんなこんなで時間になり演劇の開幕である。

演劇自体は特にアクシデントなどもなくつつがなく進行し、20分程で終了した。

そこから着替えなどを経て片付けは裏方の仕事となり小鳥遊 光と小日向 雛は午後まで自由時間となる。


小鳥遊 光は小日向 雛と出し物を見て回る。

喫茶や屋台など食べ物を出してるところもあり、それらで昼食を済ませる。

そして、12時半から小鳥遊 光は風紀委員の交代の時間である。

その際小日向 雛は同級生の女子射撃部員である高藤 恵美奈と行動をすることになっている。

この流れ、実は親交のあるメンバーで小日向 雛を一人にしないようにしつつ不審者が寄りにくいようにするという意味が込められている。


しかし、13時頃唐突に爆発が起こる。

近くにいたので駆け付けてみると、生徒が一人暴れていた。

中等部の制服であり、名前は知らないが石を投げそれが何かに当たると爆発炎上している。

その性質からしてマルチの特性の魔法だろうか。

無線で確認したあと、小鳥遊 光は動く。

盾で攻撃を無効化しつつ近づき、盾で胸に衝撃を与えて気を失わせた。

盾を経由した震盪系の打撃攻撃を打ち込んだのである。

これで事件は終わりだと思った矢先に別の場所で新たに爆発が発生したのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る