第11話 少年と赤ちゃんの事情
「あらん?どうしたのぉ?」
甘いニオイが漂わせながら、宿屋『変わり者』の女主人、元戦士のエレナが溢れださんばかりの色気を放ちつつ、一階の受付に腰掛けていた。
「エレナさん、夕飯を食べに行きたいのですが、良いところはありますか?」
シルファが、そう切り出すと、エレナは立ち上がり、こちらへ近づいてきた。ソラの緊張が増す。
―――マジで、元戦士?男?あり得ない。俺が『王子』って設定より、あり得ない。
などと、心の中で思っていると、エレナが真っ直ぐにソラに近づいてきて、零れんばかりの巨乳を押しつけながら、ソラの顔に手を置き、「良いところに連れていってあげる❤」と言って、手を取って、歩き出した。手は凄く柔らかいのに、力が異様に強い。よろめきながら、歩き出すソラに、一行も続く。
アレイの街は、煌めくような夜空と、赤色に染まる街並みが印象的だった。レンガ造りの街は、夜だというのに、喧噪が昼間と変わらない。歩いていると、突然、爆発音がした。
「えっ?!なに?!爆弾?!ロケットランチャー?!ミサイル?!」
「もう~少し落ち着きなさい❤」
「へっ?!んぐぐぐ」
そう言って、エレナは、豊満な胸に、ソラの顔を埋めた。
「っっっ?!ちょ、息できないっすよ!エレナさん!」
「でも、気持ち良かったでしょ?あたしのおっぱい」
「えっ?!そりゃ、まぁ、てへへ・・・げっ!」
鼻の下を伸ばすソラを、絶対零度の視線で見つめるシルファ。そして、不思議なものでも見るような視線で見つめるゼクス。また寝ているアンジュ。なんか痛い。いたたまれない。
「あーえっと、メシ屋はどこかなぁ?」
「ここよ!」
ジャイアントスイングさながら、回転させられた先に、デッカイ建物があった。
「へ?うわっ?!トラ、これ?!えっ?!どういうこと?!タイガー???」
ソラ達の目の前にある、お店は、『真っ赤なトラの頭』の形をしていた。
大きく開いた口の部分が入口になっており、眼の部分は、窓だ。耳の部分からは勢いよく炎が噴き出していた。しかも、先ほど聞こえている爆発音の原因は、このお店のようだ。
「凄い・・・」
「あーーーーい♪」
ゼクスは、圧倒的な建物に、アンジュは、『トラの口』から漂う香ばしいニオイに、それぞれ感嘆の声を上げていた。
「さぁ、入りましょう♪『赤虎亭(せっこてい)』へ!」
お店の中に入ると、外よりも騒がしい。時々、奥の厨房から爆発音が聞こえてくる。
「あーい♪あーい♪」
「ほら、アンジュ、動くと危ないよ」
「あーい!あーい!」
「ソラ様は、真似しなくていいですから」
お店に入ってから、ご機嫌が上がりっぱなしのアンジュを、ゼクスがなだめる。そのアンジュのノリに合わせているソラを、シルファがぴしゃりとなだめる。
「あらあら、みんな、仲良しさんねぇ❤うふふ❤」
「いらっしゃい、エレナさん!」
元気な声で声を掛けてきたのは、猫人族のウエイトレスだ。スレンダーでしなやかな身体、耳が縦にピンと立っており、スリムのお尻からは長く綺麗な黒いしっぽが生えている。モデルがコスプレしているようにしか見えない。
「あらあら、アコちゃん❤今日は、ちょっと大所帯でねぇ」
「ホントだぁ!シルファちゃん、久しぶりだね!おやおや、そっちのイケメン君と、可愛い魔族の坊や、ベイビーは新顔だね!」
「いや~、初めまして~アコさんって名前なんですか!って、いって!誰か、今、俺の足、踏んだ?!」
「アコさん、『これ』のことは、もういいですから。席は空いていますか?」
「にゃははは!うん、お客様をご案内するにゃ!5名様、ご案内~!」
「「「あいさ!いらっしゃいませ!!!」」」
「声デカ!耳割れるって!って、痛った!また誰かに足踏まれたんだけど?!シルファ、お前か?!」
「知りません」
「この!仮にも、自分の国の『王子』に向かって?!」
「おいおい、ちょっと待て、そこの坊主?!」
「坊主って、俺の事かい?!俺はな、確かに寺の息子だが、坊主じゃねーぞ!俺はな!良く聞け!」
何度も足を踏まれた(シルファに)ソラが、ついにキレて、カウンター席の椅子に上がり出した。
「よく聞け!てめーら、俺はな、天空の王国シルフォニアの第一王子、ソラ・シルフォニア様でーい!」
しーん。ぐつぐつ、ぐつぐつ。料理を煮える音以外、聞こえなくなる。
「あーい♪」
「ズコッ!!なんで、アンジュしかリアクションしないんだよ?!あっ、もしかしてスベッた?!俺」
「こりゃたまげた!!!ディランの息子かい?いや~目ん玉飛び出るくらい、びっくらこいた!」
海坊主のような親父が、つるつるに禿げ上がった頭を撫でていた。
「ディラン?誰それ?」
「あなたのお父上のお名前です!!!先代、天空王様です!この馬鹿王子!」
「なっ?!馬鹿ってなんだよ!知らなかったんだから、仕方ねーだろ!このアホ騎士!」
「なっ、なんですって?!」
ソラとシルファがいがみ合う中、海坊主が豪快に笑い出した。
「なっはっはっは!!!若けー頃のディランそっくりだぁ!いや~懐かしくて涙が出てくらぁ」
「ふふふっ、ホントにね。私も、初めて見た時はびっくりしたわ。でも、瞳は、母親のテレサそっくりなのよね」
「エレナさん、気づいていたのですか?」
「当たり前よ、この顔を見て、ディランの息子と思わない方がおかしいわ❤」
「まぁまぁ、とりあえず座れや!坊主達!」
「だから、俺は、ハゲてねーっつーの!」
「そういう意味じゃないと思います、ソラ様。マスターは、『子供』という意味で、『坊主』という言葉を使っておられるのです」
「わっーってるよ!いちいちうるせーな!だぁ、もうメシだ!メシ!ゼクスも座れよ!」
「は、はい」
今の今まで、店の雰囲気やその住人達に押されっぱなしだったゼクスがようやく一息つく。おんぶ紐を解き、アンジュをイスに座らせるが、テーブルまで届かない。
「はい、ベイビー用のイスだよ!」
猫ウエイトレスのアコが、既に小さな子供用のイスを持ってきていた。
「あっ、ありがとうございます!」
「あーい♪」
「いえいえ♪ごゆっくり♪」
アコが、ソラへウインクを送る。ソラは、だらしない笑顔を浮かべると、また誰か(シルファ)に足を踏まれた。
一同、ようやく席に着く。
「ふぅー、ようやく一息だな、つーか、マジペコ腹なんすけど・・・」
「あーい・・・」
ソラとアンジュが、空腹の限界を訴える。
「そうね、とりあえず、ここ特製のパンをもらいましょ❤アコちゃん、アンナパンセット2セットちょうだい」
「はーい♪どうぞ♪」
「早!えっ?!どういうこと?!2秒?!」
「へへん♪、伊達に、赤虎亭のウエイトレスやってないよ♪焼きたてだから、すぐ召し上がれ♪」
「マジ?!じゃあ、遠慮なく!」
シルファが、行儀が悪いと、注意する前に、ソラはパンを食べ始めていた。
「うっめーーー!!!!ガーリック?!コンソメ?!マジうま!ゼクス、食え!アンジュは・・・食えねーか」
「いえ、僕よりアンジュの方が・・・」
「んぐんぐ♪あーい♪」
「食ってる?!マジ普通に食ってるし!どんだけ食いしん坊?!」
「あーいぃ♪♪」
「はいはい、お水ね」
既に、かなりの量のパンを食べ始めているアンジュに、水を飲ませるゼクス。
「あらあら、元気そうで、良かったわぁ❤」
「いや~エレナさん、やっぱ人間、メシっすよ!うんめーな!なぁ、シルファも食って・・・」
ソラは、シルファに話しかけようとしたが、目を見て止めた。戦闘モードのシルファである。
「それそろ、本題に入ってもよろしいでしょうか?ソラ様」
「あ~、分かった分かった、どうぞどうぞ」
「では、遠慮なく、少年、君の素性を教えてもらえますか?」
「・・・」
アンジュにパンを上げていたゼクスの手が止まる。代わりに、ソラが、アンジュにパンを食べさせてあげる。
「答えられないのですか。それでは、私の疑問を先に言いましょう。漆黒のような髪、尖った耳、白い肌、そして、真紅の瞳、これは、魔族の中でも、非常に特出した一族のものです」
店の喧噪が、一層、この場の静けさを引き立てる。
「少年、君は、魔王サタンの血族の者ではないのですか?」
シルファが、己が刀剣のごとく、ずばっと核心をつく。すると、黙って下を向いていたゼクスが顔を上げた。なんらかの決意をした顔だ。
「はい。シルファさんのおっしゃる通り、僕とアンジュは、魔王サタンの息子と娘です。順番で言えば、僕が、13番目の子供、アンジュが14番目になります」
「へぇ、魔王って子沢山やなぁ!んぐんぐ、はい、アンジュ」
「あーん♪」
我関せずと言ったところで、パンを頬張りながら、ソラがワンクッション入れる。それに、弱い笑顔を見せながら、ゼクスが続ける。
「僕は、魔王サタンの城から逃げてきたのです。命の危険を感じたからです」
「なぜですか?いくら魔王でも、自分の子供の命までは・・・」
「僕には、特殊な力があります。『魔眼』です」
「『魔眼』?!あなたが、その所有者なのですか?!」
シルファが思わず立ち上がる。沈黙を通してきたエレナの目つきも鋭いものに変わる。ソラだけが頭に「?」が浮かんでいた。
「なんなん?『魔眼』って?」
「最強の異能力の一つです。全ての存在に、死を与えることができる魔の瞳です。神のような概念的な存在にすら、『絶対的な死』を与えることができます」
「そりゃ、すげーな!カッコイイ眼帯してる左眼がそうなん?」
「はい。この眼帯がなければ、僕は、まだ自分の力を制御することができません」
「でもさ、『魔眼』を使えると、なんで自分の父親から、命を狙われるわけ?」
「『魔眼』の兵器化です。僕の『魔眼』を取り出し、『魔眼』の能力を最大限発揮できる兵器を作る。一瞬で、大量の生命に『絶対的な死』を与える兵器を。僕を殺して」
誰も何も言わない。いや、言えなかった。
「僕も知らないのですが、アンジュにも何か『特殊な力』があるようなのです」
ゼクスが、天真爛漫に、パンを頬張るアンジュを見ながら言う。
「僕は、アンジュの『能力』も兵器化するという話を、自分の父親の口から出た時に、魔王の城を出ようと思いました。自分の『家』が、一番危険だと思ったんです」
「母ちゃんはどうしたんだ?」
ソラも食べるのを止め、真剣な表情で聞いた。すると、ゼクスは、唇を噛んで、何かを堪えるように吐き出した。
「・・・っ、殺されました。父の命令で、父の部下に。僕とアンジュの兵器化に反対した為に」
ひりつくような沈黙が、テーブルを包む。その空気を破るように、ゼクスが立ち上がった。
「僕達、出ていきます」
「はっ?!なんでやねん?!」
ソラが本気で、びっくりしながら、答える。エレナとシルファは、俯きながら、何も言わない。
「僕とアンジュが一緒にいると、いつ、魔族の追手があるか、分かりません。皆さんにまで、危険が及びます」
「アホ!!!」
ソラがゼクスの頭をはたく。びっくりして声も出ないゼクス。同じくびっくりするエレナとシルファ。ぼぉーとしているアンジュ。
「だったら、なおさら、ガキ二人で、旅するなんて、無理やろ?!いいから、俺らについてこい!俺ら、これから連合国軍アスール本部に行くところなんだよ!そこなら安全だよ!」
「ソラ様・・・!!!」
「んだよ?シルファ」
「ここだけは、どうしても苦言を呈させていただきます!」
「いつも苦言を呈しているやんか」
「ふざけないでください・・!」
シルファの怒りが頂点に達した。自分でも、我を忘れたと思ったのか、深呼吸してから、話を切り出す。
「ソラ様、いいですか。魔王サタンは、魔国軍ニウェウスの最高幹部の一人です。魔国軍ニウェウスのトップ『白き王』と、対等な位置にいる人物は、魔王サタンと、邪神デューラだけだと言われています」
「だから?」
「ですから、その息子と娘と、一緒に行動することがどれだけ危険なことか、分かりませんか?追手が次々と来ます。それに、魔族と人間は、はるか昔より、戦争をしてきた明確な『敵同士』なのです」
「だから、二人を見捨てるのか?」
「可哀想ですが、そうするしかありません。それに、連合国軍アスール最高指揮官であるセリス様は、魔族が連合国軍の領土に入ることを決して許しません、決して!」
「ふざけんな・・!!!」
今度は、ソラがブチキレた。蒼い瞳がギラつき、顔を真っ赤にして、まるで鬼神のような迫力だ。さすがのシルファもたじろぐ
「魔族だから?魔王の息子だから?セリス様が認めないからだと?!ざけんな!!!そんなこと、俺が知ったことか!!!」
テーブルを挟んで、ソラとシルファの視線が交錯する。
「俺はな、シルファ!そういう訳の分からない先入観だけで決めつけた差別が、一番嫌いやねん!!!俺が知ってるのは、魔族とか魔王とかじゃなく、目の前にいる『ゼクス』と『アンジュ』だけだ!!!『魔眼』だぁ?!知るか、んなもん!!!おい、ゼクス!」
「は、はい!」
ソラのあまりのキレっぷりに引いていたゼクスがびっくりしながら答える。
「お前、アンジュを守りたいんやろ?」
「はい・・・!」
「よし!なら、俺についてこい!俺が、お前達二人を命に代えても、守ってやる!」
「ソラさん、どうして、そこまで・・・?」
「あぁ?俺も、同じような経験したことあるからよ・・・そんだけだ!」
「???」
ゼクスの頭に「?」が浮かぶ中、シルファが気を取り直して、再度、説得にかかる。
「ソラ様、それは・・・」
「うるせー!!!もう決めたことだ!セリス様とやら、認めなくても、俺は『ゼクス』と『アンジュ』と一緒に行くか・・・んぐぐぐ!」
「あははは❤このやんちゃさん❤」
怒り狂うソラを自分の豊満な胸に押しつけて、黙らせるエレナ。
「んぐぐっ、ぱっはぁ!ちょっと、なにすんすか、エレナさん?!」
エレナの無邪気な行動に、毒気を抜かれるソラ。唖然とするシルファ、ゼクス。
「がっはっはっはっは!」
豪快な笑い声が、すぐ横から聞こえてきた。海坊主マスターが、山盛りのスパゲッティやチキンが乗ったお皿を、テーブルに置きながら、現れた。
「がっはっはっは!エレナ、ホントこの坊主は、ディランそっくりだな!!!」
「えぇ、マスター。若い頃を思い出すわ❤」
ソラ、シルファの頭に、無数の『?』が浮かぶ。ゼクスは、大量の料理に大興奮するアンジュをなだめつつ、チキンを食べさせながら、こちらを伺っていた。
「ソラ君の父親の『ディラン』もね、いつもそうだったの。困った人を放っておけない、種族なんて関係ないってね。昔、『ディラン』やソラ君のお母さんの『テレサ』、シルファちゃんのお父さんの『バロン』、セリスちゃんのお父さんの『先代 風の王 ルパス』と旅をしている時にね、希少なアイテムを落とすモンスターとの戦いがあって、死闘だった。ようやくトドメを刺すという時に、そのモンスターの子供達が現れてね。それでも『バロン』がトドメを刺そうとしたんだけど、それを『ディラン』が止めてね。“あの子達には、こいつが親なんだ!見逃そう”ってね。『ディラン』は、『テレサ』に頼んで、回復魔法まで、そのモンスターにかけたの❤笑っちゃうでしょ?」
皆、黙って聞いていた。エレナが続ける。
「そのモンスターが動き出した時、私は、本当にやられると思ったわ。でも、『ディラン』だけは、真っ直ぐに、そのモンスターの眼を見ててね。武器まで下げちゃってさ。そしたら、モンスターも、真っ直ぐ『ディラン』の目を見てて。どのくらいの時間が経ったのか分からないけど、そのモンスターは、一粒の涙を流して、子供達と去っていったわ。そして、その涙が、私達の欲しかったアイテムだった。一度だけ、死んだ生命を蘇らせることができるアイテム」
「フェニックスの涙・・・」
シルファが呟くように言う。
「そう、『ディラン』が満面の笑みで『ほらな!』って!その後、みんなに、どれだけ責められても、『ディラン』は大笑いしていたわ」
ソラには、エレナの瞳に光るものが見えた気がした。それに気が付いたエレナがソラを見て、優しく微笑んだ。ソラは、今まで見たエレナの中で、一番綺麗に感じた。
「シルファちゃん」
「は、はい」
急に呼ばれたシルファは、戸惑いながら答える。
「ディランの『直感』には、いつも私達も巻き込まれたけれど、結果的には、全部『ディラン』が正しかった。だから、シルファちゃんも、自分の『王子様』を信じてあげたら?セリスちゃんには、私から書状を書きます。先代天空の戦士が一人、『剛腕・エレナ・ゴーリッシュ』からの書状なら、無視はできないはずよ」
「・・・はい」
シルファは、渋々だが、頷いた。
「それから、ゼクス君」
「は、はい」
「君も、その『魔眼』には気を付けなさい。『魔眼』にはそれ自体に『意志』が宿っている。その『意志』に飲み込まれないようにね。それから、『アンジュ』ちゃんからも凄い魔力を感じるわ。君以上の才能を持っているかもね❤さぁ、まずは、料理が冷めないうちに食べちゃいましょう!」
「あーい♪」
「あーい!」
「は、はい」
アンジュ、ソラ、ゼクスが元気な返事とともに、大量の料理を食べ始める中、シルファだけが不安な表情をしていた。エレナがシルファにそっと耳打ちをする。
「大丈夫❤私が保証するわ❤」
エレナがウインクした。シルファは弱く微笑み、ソラ、ゼクス、アンジュを見ながら、考えていた。
―――そんなにうまくいくのだろうか・・・
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