序章は、ごくごくありきたりな時代小説風の書き振りです。頭に浮かぶ情景も時代劇のそれそのもの。ところが、ドローンやら無線やらに?!となり、戸惑っているうちに気づけばSFの世界にどっぷり引き込まれます。登場人物もよく見るとちょっと史実と名前違うぞ?とワクワクしてまいります。幕末好きとして、続きに期待です。
歳三様がこちらにいらっしゃると小耳に挟んでやってきました。しかし、まさかSFとは……。歳三様と最新メカ。妙にしっくりきます。これからの活躍に期待!ひそかに斉藤一様も好きなのですが、今後登場するのでしょうか(期待)
練りこまれていそうな世界観が良い。それを短編で示すのが良い。長編が書けるほどに設定は練っているのか、はたまた勢いか!?幕末、雨の京都に伊蔵あり。近未来ちっくな小道具を使い、戦え伊蔵!
そんな設定をうまく戦闘に活かしているのが良かったと思います。これからどんな物語が展開していくのか楽しみです。