地球最後の始まり「世界の終わりにプロポーズ」

これは一年前に映画で公開された作品なのですが、ようやくDVD化を果たしたので改めて鑑賞しました。その感想です。


原作は漫画なのですが、そちらは見ていないので映画との違いはわかりません。


あらすじはこんな感じです。

「岩田学と川上陽子は付き合って5年目。そろそろ結婚をしたい陽子はさり気無くそれを学に伝えるが、学は陽子の気持ちに気付かない。だが、学はようやく陽子の気持ちに気付き結婚を意識する。そして、プロポーズの計画を立てた時、テレビのニュースで衝撃的な報道がされるのであった。


“一カ月後、地球に隕石が衝突して人類は滅亡します”


世界はパニックになり、陽子もそれは同じだった。しかし、学はそれでもプロポーズの計画を進める。果たしてプロポーズは成功するのか?そして人類の未来は?!」


これは名作なので見る事をおすすめします。


色々な事に焦る陽子に対し、学は本当にマイペースなのです。最初は不自然なマイペース具合ですが、だんだんとそれが岩田学という人間なのだと思えるようになり、そのマイペースな姿をいつまでも見ていたいとまで感じましたね。


友人のプリズム吉村がまた良い味を出してまして、陽子に○○○をかました時は思わず「おぉ」と声を出してしまいました。○○○はネタバレになってしまうので伏字にしました。ぜひ、実際に見て確認してみてください。


前半はゆったりと進むのですが、隕石のニュースが報道されてからはこれでもかというスピーディな展開に驚きました。まぁ、学はそれでもマイペースでしたけど。


ネタバレになりますが、学が最後に放ったセリフ


「世界の終わり?そんなのどうでもいい。だって、君との結婚生活を考えたらワクワクするじゃないか」


が印象的でしたね。


鑑賞し終わった後に、思わず窓を開けて空を見上げ、色々と考えさせられました。


世界が終わるとして、僕はそれでも未来を見る事が出来るだろうか?


マイナーすぎてあまり出回ってませんが、見掛けたら絶対買う事をオススメします!

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