即興で考えた存在しない作品を紹介してみる。
ねこがめ
最終ページの衝撃「空の下の斉藤さん」
たった今「空の下の斉藤さん」という小説を読み終わりました!
この小説との出会いは確か五年前……
本屋のある場所を歩いていたら、ムギュっと何かを踏みつけてしまい、足をどかすとそこにこの小説があったのです。恐らく誰かが落としていったのでしょう……
しかし何故参考書が置かれているコーナーに?
踏んでしまった罪悪感と、表紙の斉藤さんと思われるキャラクターの絵が何だか切なくなったので仕方なく購入。五年かけて読みましたとも。
あらすじはこんな感じです。
「実家で悠々自適なニート生活を送る斉藤さん(フルネームは斉藤仁介)だったが、ある日突然同居していた家族が全員失踪。そして実家が爆発。住む場所を無くした斉藤さんは、空の下で生活するのを余儀なくされるのであった……。家族にいったい何が起きたのか?そして爆発の原因とは?最終ページで明かされる真実とは?斉藤さんがその謎を解き明かすフリをしていく!」
読み終えた感想としては、斉藤さんのダメ人間っぷりが最初はイライラするのですが、途中から考えを改めた斉藤さんに共感できたりしました。ミステリーだとかサスペンスものかと思いましたが、これはコメディですね。あらすじ通り、謎を解き明かすフリだけしてます(何一つ大事な謎は解いて無い)
斉藤さんが最後の方で言った大事な場面での台詞
「雑草も食おうと思えば食える!」
が深いような深くないような……微妙な気分になりました。
ネタバレになりますが、大事な謎は解けてないけど、最終ページの衝撃とあるように、最終ページで衝撃の真実が明らかになります。
それは……
斉藤さんは実は、鈴木さんだった。
心底どうでもいい!!
そこに至るまでの過程も糞どうでもいい内容ですが、興味のある方は是非読んでみてください。あなたは読み終えたあとに思うでしょう。
“時間の無駄だった”と……
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