第76話 ヨナハ村での優しい冒険者生活の始まり。
レイアとビナスは、翌日朝一でヨナハ村の村長に挨拶に向かう。
あと二週間程で魔獣の繁殖期は収まるらしく、依頼を達成した後にAランクパーティー『風の導き』が、冒険者の国ピステアの首都カルバンに戻ると聞いていたからだ。
それについていけば当分食事にも困らないと、打算的な考えが働いていた。
他の家よりも少し大きめの木造の建築物を見つけて向かうと、周辺には大きな鍋を囲み、ご飯を一緒に食べている多くの村人がいて、レイアはフード越しにその姿を見つめる。
みんな村の外に出れない事から余裕がないのか、魔獣がいつ迫るかわからない状況に休まらないのか、疲れた顔をしていた。子供もはしゃいでいない。
「なんだか活気が無いね。そう思わないビナス?」
「私の国でも飢饉が起きた時の村はこんな感じだったかな。もしかしたら食料が足りていないのかも?」
「でも『風の導き』のみんなは昨日まだ作ればあるって言ってた。抑えてる感じはしなかったけど……」
「きっと、あの冒険者達に助けられてるから食料を回しているんだよ。それか冒険者側から必要な分を提示されて仕方なくじゃない?」
「そっか……村長さんに会えばわかるよね」
レイアが村長の家の入り口をノックすると、中から疲れ果てた顔をした老婆が出てきた。
「おや? 貴方達が迷い込んだ冒険者者様かい? こんな所じゃなんだ。入っておくれよ」
「失礼します」
二人は小さくお辞儀して村長の家の中に入ると、リビングに案内されて木椅子に座る。
「私はこのヨナハ村で村長をしてるモビーさ。唯の老人だがねぇ」
「私はDランク冒険者で旅をしているレイアと言います。こちらは連れのビナスです」
「よ、よろしくお願いします」
「そのローブを脱がないのは何か訳があるのかい? こんなババア相手に警戒しなくてもいいじゃないか。顔を見せておくれよ」
レイアは『風の導き』の連中はともかく、この老人になら良いかとビナスに向けて合図を送る。二人でローブを脱ぐと、改めて礼儀正しくお辞儀をした。
「成る程ねぇ。これは人前でローブを脱ぐわけにはいかないか。魔人の嬢ちゃんの身体の刻印は呪いかい? それにしても二人とも可愛いねぇ。孫の嫁にしたいくらいだよ」
「さりげない感じにお孫さん勧めるのやめて下さいね? 呪いだけど人に害をなすものじゃ無いし、私もビナスも決まった相手がおりますから」
「そうだ、口を慎め老婆。捻り潰すぞ? ーーひっ! 痛あぁぁぃ!!」
太腿をつねり、レイアが軽く睨むとビナスはしょげた顔で俯く。いつもの涙目だ。
「ホッホッホ! 仲がいいねぇ。魔獣の繁殖期が終わるまでは村にいるんだろう? のんびりするといい。私達にはお前さんらに依頼を出すお金も、歓待する食料も無いからねぇ」
「村が全体的に暗い雰囲気を纏っていたのは、一体何でですか?」
モビーはその問いに対し、皺くちゃな顔を更に歪めた。
「冒険者様を悪く言いたい訳では無いんだが、報酬が高すぎてのう。私らみたいな小さい村には払いきれない額だったのさ。不足分は依頼期間中の食料と酒、そして若い娘さね……」
レイアは軽く俯いて黙り込んだ。依頼料が足りなかったなら代価を差し出すのは確かに当然の事だ。
だが、身体が女神である身からすれば、そんな理由で望まない男に抱かれなければならない娘達を不憫に思ってしまう。
沸々と怒りが湧きそうになった瞬間、テーブルの下からそっとビナスが手を握った。首を横に振ってレイアを制している。
お陰で高ぶった気持ちは鎮まり、深呼吸するとモビーに再度問い掛けた。
「理由は分かりました村長さん。私達に食料調達の依頼を出してくれませんか?」
その提案を受けてモビーは目を見開き驚くが、頷く事は無い。
「無理だよ。気持ちは嬉しいが依頼料は無いし、あんた達にそんな危ない真似はさせられない。気持ちは有難く受け取るよ」
「話は最後まで聞きましょうね? 実は私達料理が壊滅的に下手なんです。依頼料はこの村で一番料理が美味い人の作る料理です! 食材は私達が調達しましょう。余ったらみんなに分けてあげますよ? どうですか?」
老婆はテーブルに身を乗り出して勢い良く問う。
「ほ、本当に、そんな事可能なのかい?」
「私達は弱いですけど便利なスキルがあるんで大丈夫です! 任せてください!」
二人は朝、あらかじめ宿から出る際に装備をこんな時の為の予備に買っておいた安物の鉄剣と、即席で作った木のロッドに変更していた。
他の装備も目立つ物は革製に代えている。全部買っても、金貨五枚で足りる安物だ。
コヒナタの作った鞘と共に神剣と魔剣をワールドポケットにしまう時、女神はそれはそれは哀しい表情を浮かべた。
(自分で言い出したことながら、何故わざわざダサい格好と素朴な剣を装備せにゃならんのだ……)
その後、モビーと依頼受諾の握手を交わすと感謝の涙を流された。自分はこんな冒険者でありたいとレイアは思う。
望まれたなら、その人々をきっちりと救ってあげたい、と。
『風の導き』は間違ってはいないが、Aランクの割にはこの程度かと評価は急速に低下していた。村長宅から出ると、まずは近くの村人達に挨拶する。
「初めまして! これからお世話になりますレイアです。こちらは連れのビナスです。これから仲良くしてく下さいね!」
村人達から返事はない。余所者と仲良くなって、自分達の食料を分け与える事になる事が嫌だったからだ。
普段なら明るく酒でも交わせたろうに、嫌な時期に来たもんだ、と。
皆、申し訳なく思いつつも無関心を貫く姿勢を見せた。
「あははっ! みんな暗いなぁ? 事情は聞いてるよ? 私達に任せなさい! 今日の夜は腹いっぱいご飯を食べさせてあげるからね!」
宣言を聞いてあるいはと涙を流す者。馬鹿な事を言うと憐れむ者。ふざけるなと怒る者等、様々なリアクションを見せる。
食料確保を決意した二人は、宿に戻り作戦を立てる事にした。
「多分、この結界内にある食料は食べられちゃってるだろうね」
「そうなると結界を出て魔獣や動物を狩る? 正直言って確実に正体がバレるよ?」
「いい作戦があるんだ。胸糞悪いけど、ぴったりの魔術を手に入れたんだよ。ビナスは気絶していて見てないけどね」
「へぇ? 旦那様がそういうって事は、相当意地の悪い魔術なんだろうね? ちょっと楽しみかも……」
「とりあえず弓矢を用意しよう。あとロープだね。名付けて森の獣一本釣り作戦!!」
「おぉっ! 私は何も出来ないのが悲しいけど……」
しょぼんと項垂れるビナスに対して、レイアは頭を撫でて慰める。
「気にしちゃ駄目だめだよ? ビナスが庇ってくれなかったら俺がそうなっていたんだからね。ありがとう」
少し長めのキスをした後、銀髪を靡かせ美姫は立ち上がる。元魔王は惚けた顔をしていたが、引っ張られて胸元へ抱き着いた。
「今日の夕飯は豪華にいくよビナス? 満腹になったら……その、封印解除しよっか?」
「えっ⁉︎ えぇぇぇぇ⁉︎ ホント? 本当に今日いいの⁉︎」
「その話はまたあとでね?」
「う、うん!」
レイアは目を輝かせているビナスと共に宿を出ると、再び村長の家に向かい、狩人が普段使う弓矢と太い縄を用意して貰った。
「ナナ、食べられる魔獣か動物を判別って出来る?」
「はい。ここに来るまでにマスターが『エアショット』で殺した魔獣や凶暴な獣類なら認識していますので、索敵で判別可能です。脳内レーダーにアップしますか?」
「とりあえず一回実験がしたい。『ファントムミスト』を結界外の森の一部に発動して、村の近くまで誘導するんだ。出来るかな?」
「範囲を絞れば可能でしょう。ただ、初めて使うので一度小規模に実験してみたらどうですか?」
「旦那様? 何を悩んでいるかわからないけど、魔術を使えなくても知識なら我を頼るといいと思うぞ?」
ビナスは好きな人が悩んでいるのを見かねて、横から口を挟む。
「そうだねぇ。『ファントムミスト』っていう対象を迷わせたり、視覚からの情報を阻害する魔術を覚えたんだけど、効果の範囲設定が難しくてさ。どうしたもんかと……」
レイアが腕を組んで悩んでいたら、逆にビナスはーー『そんな事か』と深いため息を吐いた。
「あの小細工の魔術か。変な魔術を覚えたもんだなぁ。我も六歳くらいの時に覚えた記憶があるな。必要が無くて使った記憶はないんだが」
「いっ⁉︎ ビナスこの魔術使えたの? ってゆーか六歳で覚えたとか凄すぎ!」
「えっへんと言いたいが、今使えないんじゃ意味がないんだけどね。ところで旦那様。先程の話で少し思いついたんだが、この身体は魔術の発動は出来ないけど、旦那様が発動させた魔術の指向性を操るくらいは出来るかもしれないぞ。魔力自体は旦那様が使うから問題ない」
「本当に出来るの? 身体がきつかったらすぐ言うんだよ?」
「物は試しだというじゃない? やってみよう!」
徐に二人は立ち上がり、お互いの手を重ねて村の結界の外へ魔術を発動する。
「「ファントムミスト!」」
白い霧は森の一部のみを包み込み、その中にいる魔獣に『木々に囲まれて道が一本しかない』ーーそう幻が視界の認識を阻害した。
知能が低い魔獣や獣はその霧に惑わされたまま、一本道を進む。その先には、結界内から弓など使った事が無いレイアが待ち構えていた。
思考をリンクする事で、ナナが弓の照準を合わせて矢を放つ。レイアのステータスの高さから矢は凄まじい速度で獲物の額に突き刺さり、絶命させていった。
矢に結び付けた縄に『剣王の覇気』を流すと、グイッと引っ張り上げてみるみる内に魔獣と獣の山を築き上げる。
「うん、さすがビナスだ! 完璧に俺の魔術をコントロール出来てる! こんなやり方があるなんて知らなかったよ」
「腕のいい魔術師同士の争いになると、相手の魔術を取り込んで跳ね返したり利用し合うからな! 役に立ててよかった!」
「フレイムとアクアとかも、俺の魔術を使えば操れるのかなぁ?」
「今度試してみようか? 自分の魔力でなくても旦那様の役に立てるなら嬉しいから!」
ビナスは満面の笑顔を浮かべ、鼻歌を歌いながらくるくると回っている。
(従順なペットを見ている気分になるのは何故だろう?)
レイアはそう思いながらも、自然に自分も微笑んでいるのがわかって嬉しかった。
「あとはこいつらをワールドポケットに入れて、もともと食材を持っていた風に村人の前に振る舞えば完璧だね! これだけあれば繁殖期中なんて、余裕で満腹まで食べられるでしょ?」
「うん! 驚く顔が楽しみだね!」
二人は日が沈みかけた頃に村長の家に戻ると、報酬の一番料理が上手な人を紹介してくれと頼んだ。
「何も持っていないように見えるが、そんなに自信満々な顔をされちゃ疑うわけにはいかないねぇ。約束の村で一番料理が上手い人なら私さ! 伊達に歳くっちゃいないんだよ?」
「成る程。説得力のある言葉ですね! じゃあ今から食材を出すので、これで一品作って見てくれる? 美味かったら報酬に見合っていると判断して、外のみんなとパーティーです!!」
レイアは
「おぉ! これだけの大きさのキバピグをどうやって捕まえたんだい?」
「企業秘密って言っても通じないかな? それよりこいつの名前キバピグっていうの? まだいっぱいあるけど」
「そうだよ、この北の大地じゃ森にたくさん生息している野生の豚さぁ。スキルも魔力も無いから魔獣じゃない。普段は大人しいんだけど、捕まえようとしたり殺気を感じると、信じられないスピードで突進してくるんだよ。下手するとそこら辺の魔獣より強いかもしれないねぇ。あんた達は本当にDランク冒険者なのかい? 信じられないよ」
驚愕するモビーを見て、『やり過ぎたかな?』と躊躇したが、今は腹が減っていたので後回しにして報酬を催促した。
「今はそれよりもこいつを美味しく食べさせて下さい! 期待してるよモビーさん?」
「任せておきなさい! 若い頃よく旦那が捕まえてきてくれて料理したもんさ。秘伝の鍋を食べさせてあげるよ!」
「それは楽しみだねぇ。ビナス?」
「うん! 味を覚えたら私が作ってあげるね! 旦那様?」
「いや、それは勘弁して下さい……」
「ぐぬぬっ! いつか見返してやるんだから!」
レイア達が楽しみに待っていると、キッチンから美味しそうな肉の焼ける匂いと鍋の香りが漂ってくる。
「はぁぁぁぁあ! 堪らないな! 早く食べたいよぉ!」
その言葉を待ってましたと言わんばかりに、モビーが煮えた鍋を持ってきた。
「待たせたねぇ。モビー秘伝のブツ切り肉鍋さ。熱いうちにお食べ?」
「「おぉ〜〜〜〜!」」
二人はよそられた肉たっぷりの鍋を口元に運ぶ。するとその美味しさに自然と涙が流れた。
考えて見れば、シュバンのカナリアの宿からは自分達のデス料理に始まり、マッスルインパクトの漢料理、昨日冒険者が作った食べた野菜ばっかのスープ。まともな料理を肉たっぷりで食べたのは久しぶりだ。
モビーの鍋は肉の臭みを香草でしっかり抑えてあり、尚且つ煮込む行程を野菜達と分ける事で脂を鍋に移し過ぎる事なく柔らかさを保っていた。
味は甘みのある素材の味を活かした優しい味だ。
「やっぱ料理って大事だよなぁ……美味しい! 報酬は確かに頂きました! おかわり!」
「わ、私もおかわり!」
「はいはい、満腹になるまでお食べ? その後は村のみんなにも分けてやっておくれよ?」
「任せて! モビーさんも腰を抜かす準備しておきなよ? あははっ!」
「あらあら怖い子だこと。だがあんた達に出会えた幸運に感謝を捧げます。女神様……」
モビーは両手を組んで祈りだした。レイアは気恥ずかしい気分になるが、本当の女神様に同じく感謝した。
(ありがとう……)
ーー「さぁ、パーティーを始めよう!」
村長宅のドアを開くと、既に鍋の匂いにつられた村中の人が外に並んでいた。その光景を見て女神が一瞬驚いていた隙を突いて、ビナスが勝手にフードを取って喚き立てる。
「昼間は無視していた馬鹿どもが、匂いにつられて来おったか⁉︎ 我が旦那様の言葉を疑ったクズめがぁ! 簡単に許されると思うなーーッヒャアッ! 痛い痛い痛い痛い千切れちゃうぅぅ!」
後ろからビナスの尻を抓った、割と力を込めて。
ーードシャリッ!
床に崩れ落ちて啜り泣くビナスは放っておいて、女神は村人へ優しい口調で語りかける。
「みんな、本当に私達を無視したくてしたのかな? モビーさんから話は聞いたよ。お腹が減っているんでしょう? ちゃんと依頼を達成させて食料を調達してきました! 見て下さい!」
レイアは
まだまだあるが、今日はこれだけあれば充分だろうと先程の鍋を食べて判断した。
「「「おおおおおおおおおおおおおおおおお⁉︎」」」
村人達全員が、驚きと共に歓声を上げる。
「報酬はもう貰った! さぁ、料理が出来る人達集まって! パーティーの始まりだぁ!」
号令を皮切りに、料理が出来る者が男女問わず集まるとキバピグを捌いて調理していく。
焼き串から、鍋から、トンテキからと様々な料理が作られていき、それを食べた村人達は久しぶりの肉に皆感動して涙が溢れていた。
その姿を見てウンウンと大きく頷きながら喜ぶレイアと、尻を撫でながら涙を流すビナスの元へ、モビーが近付いて来る。
「本当にありがとうね。これは私の死んだ旦那がコレクションしていた秘蔵の酒さ。良ければ飲んでくれないかい?」
「そんな大事な物、貰っていいんですか?」
「正直『風の導き』の様な者達には飲んで欲しくは無くてねぇ。でも、あんた達なら旦那もきっと喜ぶ気がするのさ。それにまだまだ隠してあるんだ、遠慮無くこの村にいる間飲んでおくれよ。あと宿じゃ無く、今夜から私の家に来ないかい? ローブも着なくて済むし、朝昼夜私のご飯付きだよ? 嫌かい?」
モビーの提案を受けて二人は目を見開いた。互いに見つめ合い、同時に老婆を抱き締める。
「あなたに会えて良かった。お世話になります」
「いつか我が国のコックに雇ってやろう。旅の帰りに連れ去ってやる程我は貴様を気にいったぁぁぁーー痛たたたぁぁ! ダメ、裂ける! 裂けちゃううぅぅぅ!!」
「ビナス? そろそろいい加減にしようね?」
「ひゃい……」
女神は柔和に微笑むが、目は笑っていない。再び地面に沈み込んだビナスは床に蹲り、啜り泣いている。
気が付くと肉を半分程食べ終わった村人達が、全員レイアの目の前にズラリと並び土下座し始めた。
「「「せーの! 昼間はすみませんでしたぁぁぁあ!!」」」
レイアはいきなり謝られると、不思議に思い目を細める。
「ん? なんでこうなる?」
「素直に聞いてやりなよ。昼間のは私も見ていて気分がいいもんじゃなかった。すまなかったねぇ」
「別に気にする事じゃ無いよ? さぁ、みんな! 君達の気持ちは良く分かった! 今夜はパーティーだと言ったでしょ? まだまだ肉はある! 俺は酒を飲んでいい気分だから、つまんないことなんて気にしない! 騒げぇ! 笑えぇ!」
「「「おおおおおおおおおおおおおおおお」」」
みんな笑いながら肉を食べて喜んでいる。さっきよりずっと楽しい光景だ。
「どうぞ」っとモビーが秘蔵の酒を手酌してくれて、レイアは一口で飲み干した後、モビーの器に注ぎ返す。
「美味い! 良い酒だね!」
「お気に召したなら何よりさ。ほらビナスも良い加減泣き止んでこっちへおいで?」
ツインテールを垂らしながらトボトボ歩いてきて、「さっきはごめんなさい……」とビナスは素直に謝罪した。
モビーは頭を撫でて酒を渡すと乾杯し、何も気にしてないと貫禄の様相を見せて笑う。
皆が笑っていた。楽しんでいた。明るい夜は続くーー
ーーそこへ騒ぎを聞きつけた『風の導き』が現れるまでは……
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