9月11日

 今日は12時のははじま丸で父島に戻るため、集落周辺を散歩しました。この三日無かったほどの快晴にタイミングの悪さが悔やまれます。

 

 とりあえず小笠原が正式に日本になる前から住んでいたというロース(正式にはロルフス)夫妻のお墓と、ロース石資料館を回ります。ロース石とは母島に先住していたロルフス氏が発見した南島特産の石材ですが、只の特産品という以上に小笠原に先住していた欧米系や、ハワイ系の住民達との融和の象徴なのだと思います。

 こじんまりとした資料館ですが、島の生活や歴史、昭和天皇の御行幸の資料など時代を感じさせる内容でした。


 港のすぐ上に有る神社をお参りした後、清見ヶ岡鍾乳洞に入ります。見学に3分とかからないような小さな鍾乳洞ですが、覗き穴のような風穴や、上から垂れる植物の根など、秘密基地のような鍾乳洞ですね。

 こんな小さな鍾乳洞でも中に入ると冷たい風が流れ、静寂に包まれます。


 まだ船の時間にはならないので港周りを散策します。堤防の上を歩いたりしながら生き物を探して見ると、オガサワラヨシノボリを接写することが出来ました。ツイッターにアップしたのでよろしければ見て下さい。


 名残惜しいですが母島での時間も終わり、父島への船に乗ります。2時間弱の昼寝です。

 母島のマイベストは大沢海岸のシュノーケリングと、小富士からの眺望でしょうか。攻め切れなかった所など、またいずれリベンジしたいです。


 三日ぶりに父島に戻ると、都会に戻った感じで戸惑います。これで東京に戻ったらどんな感じになるのか不安ですが。前回泊まった宿を確認して懐かしんだ後、山奥の宿に向かいます。

 夕方までに時雨ダムを見学して、この日は終了です。

 

 明日は足を確保した後、手近の海岸で遊びます。

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