とにかく日々の生活で、 くたくたに疲れてみる!

とにかく日々の生活で、

くたくたに疲れてみる!

腹が減る、疲れ果てる、眠くてたまらない、

それを体中で感じたら、しあわせな日々への帰還の第一歩!


僕が、「絶望」に打ちひしがれて、悶々としばらく過ごした後、

やったことは、「動く」ことです。

これは以前の章「細かいことで悩んでみる」でも話しましたが、

本当に有効な対処法なので、

話し方を変えて今一度お伝えしたいと思います。


古来、人間の不幸せは、じっとしていることから始まる、

という言説は多々あるのですが、

僕の場合、とにかく「絶望」自体を考えることが嫌だった。

というか、

「絶望」を挟んで自問自答しているのに辟易してしまったのです。


ちょっと過剰にも思えるぐらい、日々の暮らしにメニューを詰め込み、

丁寧に生活してみる。そして、とにかく体を使って、その日一日をめいっぱい動いてみると決めてやってみました。


食事を丁寧に食べる、作ってみる、掃除をする、洗濯をする、アイロンをかける、本棚の整理をしてみる、わざわざ遠い図書館に行ってみる、電車やタクシーを使わずに打ち合わせから、打ち合わせまで歩いてみる、庭の雑草を抜く、子供たちの塾に弁当を届けに行く、

・・なんでもいのです。

その日1日を体と頭を使って、めいっぱい生活してみると、

・・・・クタクタになります。

お腹も減るから、食欲不振もふっとびます。

そうするうちに、その日決めた過剰とも思えるメニューを頭と体を使ってこなすのに精いっぱいで、自分が絶望していることも忘れてしまっていることに気づきました。


もちろん、たまに、絶望はぶり返してきます、

だから、そうなったら、

次にやるメニューを決めて動くことにするのです。

仕事は・・僕の場合はダメでした。

絶望の原因が仕事と会社にあったので、仕事をめいっぱいすることは、

初期のうちは、「ぶり返し」に合ってしまうので。

絶望の原因から離れた「日々のメニュー」で

クタクタになるのがいいのです。


できれば、お風呂に入って寝る寸前まで・・

クタクタで思わずぐっすり寝てしまうまで。

そうして、朝起きた時に、「今日も1日、クタクタな日にしよう!」と頭の中で言ってみる。

またクタクタになるメニューを決める。

そうすることで、

少なくとも本当につらい何日かを「絶望」から逃げることができました。


腹が減る、疲れ果てる、眠くてたまらない、それを体中で感じたら、

しあわせな日々への帰還の第一歩!

 

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