絶望したからこそ、 しあわせを知る能力を得る。

絶望したからこそ、

しあわせを知る能力を得る。

普通の日々への愛しさ、しあわせの見つけ方、

見つめ方(しあわせの拡大)を知る。


「絶望」は動きません。

絶望は、進化も前進もせずにただそこにあります。


その中にはまってしまうと、自分も動いていない、

自分の人生も、世の中も動いていない気がします。

僕もある時期そうでした。

何もできない、動かない、

「絶望」とただ一緒にいるだけ、ただずっと絶望を見つめているだけ。


でも、そんな状況の中で、ふと面白いことが起こります。


色々なことが依然とは違って、全てが真っ暗に見えて、

自分は、今絶望の中、不幸な状況の只中にいるんだ、

もうどうにもならないと全てをあきらめた瞬間、

ああ、絶望に入る前に、「あたりまえ」だと思っていたことが、

なんてしあわせだったんだろうと思っている自分に気づいたのです。


絶望の前になんとも思わなかったこと

=普通に生活することの素晴らしさ=普通に会社の仕事をすること、

家族で普通に過ごすこと、

へとへとに疲れて寝ているだけの休日でさえも・・もしかしたら、

もうああいう普通の生活は帰ってこないかもしれない、


そう思いながら、図書館への道を歩いていた時です。

ある場所に名もない花が咲いているのに気付きました。


きれいだな。こんなところに花があったっけ?


こんな状況になる前に、花が咲いていることになんて気付いたっけ?


花がきれいに咲いているだけで、

なんてしあわせな気分になれるんだろう。


人は、自分が絶望の中にいると、

逆に幸せに敏感になるんだな、

そう思えた瞬間、全ての小さなことがしあわせに思えたのです。

色々なところにまだしあわせがあることに気づいたのです。


朝昼晩の食事、天気がいいこと、すれ違う赤ちゃんの笑顔を見ること、

誰かがしあわせそうにしていることですら。


そう、「絶望」したからこそ、あなたは、

「しあわせなこと」に気づく能力を、

「絶望してない人」より、得るのです。


普通の日々への愛しさ、

しあわせの見つけ方、

見つめ方(しあわせの拡大)を知るのです。

絶望したからこそ、

人間の最高で最大の能力を人より得るのです。


それを誇りに思えた瞬間、

「絶望」からの脱出は加速がついてきます。


信じてください。

そして、

今日しあわせに思えたことを数えなおしてみてください。


それはきっと、あなたが「絶望」する前より、多いはずです。










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