逆に、 細かいことで悩んでいると、 大きな悩みを忘れていられる。
逆に、
細かいことで悩んでいると、
大きな悩みを忘れていられる。
もっといっぱい、今日の細かい悩みをあえて作ってみよう!
前章の「考える読書」というインプットと同時並行して、
できればやってほしいことがあります。
日々日々時間に追われていたサラリーマンの方には、
ものすごく効果がある方法なのではないかな?と思います。
それは、大きな「絶望」「未来の悩み」を抱えているのなら、
日々のどうでもいい悩みをあえてもっと作ること。
すごく無理なことを言っていると思いますか?
でもこれも、
僕が身を持って実践した「絶望」からの逃げ方のテクニックの一つです。
「絶望」から本格的に脱出するには、
そこそこ時間がかかりますが、
日々の「絶望感」から逃げる方法がこれです。
「未来の不安」「無力感」「人への罪悪感」で1日頭の中を悩ませるくらいなら、もっと小さな、どうでもいい悩みで悩んでみるのです。
たとえば、
どのテレビ番組を見るべきか?昼飯どうする?もっと節約できないかな?
今日の予定を綿密にたてる・・あそこ行って、そのあとあれをして、ちょっとまてよ、その前にあれはどうなっている?などなどなど。
その日一日の行動や、どうでもいい小さな計画に拘ってみてください。
小さな悩みにも、頭は基本的にフル回転して回ります。
その悩みを考えている時に、一瞬一瞬「絶望」していたことを忘れます。
頭の中を「絶望」以外のもので、無理矢理満たしてみるのです。
できれば、その満たす「小さな悩み」は、
未来への投資や、作戦につながるともっといいのです。
たとえばダイエット計画や、体力増強計画を立てるとか、節約の仕方とか、ゲーム感覚でする就職活動とか(結果を気にせず過程を楽しむ)、
おいしい料理の仕方とか、失業保険の賢い受け取り方とか。
今できる生活を豊かにする何かに悩むのは、
糧になりこそすれど、無駄にはなりません。
本当に人間の頭は面白いもので、
「絶望」しているのに、
それよりも昼飯を安く上手くつくる方法の方に、
真剣に悩んでいる自分を発見した時には、思わず笑ってしまいました。
しあわせな一瞬です。
その一瞬一瞬を増やしてください。
もっといっぱい、今日の細かい悩みをあえて作って、
大きな「絶望」から、逃げてみてください。
そして、それを楽しんでみてください。
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