ただただ、何があっても、 自分は大丈夫、と思うことで、 一瞬しあわせになれる。

ただただ、何があっても、

自分は大丈夫、と思うことで、

一瞬しあわせになれる。

あとはその一瞬を多くすればいい。

ジョギングの仕方と一緒です。


頭の中にこの言葉をインプットしてください。

「何があっても、自分は大丈夫」

そんなこと、絶望している自分に思えるはずがない。

そう思った人、正解です。


思えるはずがないから、無理矢理インプットする必要があるのです。


でも、

考えてみれば「まさか、自分の人生が、こんなことになる」なんて、

ちょっと前までは、考えられなかったですよね。


であれば、今は考えられない大丈夫な自分の未来も同じ確率で起こり得るということは前の章で触れましたよね?


あなたが絶望に陥った事件から、何日経っているでしょう?

その何日かの何日か前には、考えもつかなかったような「絶望」にあなたがいるなら、今では考えられない「しあわせ」で「大丈夫」な日も、

近づいているとは思えませんか?


この言葉は、いわばちょっとした未来の先取りです。

必ず、そう思える日はやってきます。


もういくつ寝るとお正月気分で、この言葉を頭の中で、

あるいは口に出して、紙に書いてインプットしてください。

そして、本気でそう思ってみてください。


一瞬でいいから、「大丈夫だ」と無責任に、なんの根拠もなく思ってみてください、何も、今の状況をすっかり忘れる必要はありません。


「絶望」で、あれも、これも、どれもたいへんだけど、きっと大丈夫。

根拠はないけど、たぶん自分は大丈夫、せめて今だけ、そう思おう、絶望なんて後でまた戻ればいいや・・・・・ほら、一瞬でもそう思えませんでしたか?


もちろん、まだ一瞬です。

でもその一瞬を増やしていけばいいのです。

ジョギングと一緒です。

ちょっとずつちょっとずつ走る距離を伸ばしていけばいい。


僕の場合は、この言葉を毎日しつこく繰り返し、一瞬を伸ばしているうちに、自分が絶望のうちにいるのか、未来に不安があるのか、

時々わからなくなってしまう時が増えました。


人間の心は案外単純なものです。

嘘だと思ってやってみてください。

コツは思うときには、一瞬でも、もうどうでもいいから、

今だけ大丈夫だと、真剣に思うこと。


それだけです。

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