未来なんて、 誰にもわからない。

未来なんて、

誰にもわからない。

ただ、「今」があるだけ、

なら、「今」だけベストを尽くせばいい。


僕が大きな失敗・間違いを犯し、断罪される1年前。

はっきり言って僕は飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

もっといってしまうと、間違い・失敗が明らかになる直前まで、

そうでした。


働いている業界では、かなり評価され、会社では、

いい意味でやりたい放題。

部下の信頼も厚く、上司やライバルなど気にしないでもどんどんいい仕事が入ってくる。今にして思えば、多少、いえ、かなりいい気になっていたかもしれません。

そして、それが、もしかすると「間違い・失敗」へとつながったのかもしれませんが、ここで言いたいのは、そういうことではありません。


言いたいのは、

未来なんて、誰もわからない。

いいことも悪いことも、曲がり角の先にある。

ということ。


僕だってかなり努力をして、気を使い、いわゆる成功への道を歩んでいたのです。

根が小心だから、ほとんどのサラリーマンと同様に、未来に関してあれこれ考えていて、決して安穏と毎日を過ごすほどの楽天家ではありませんでした。

でも、それでも、こんな未来が来るとは予測していませんでした。

まさに、いきなり、なんの前触れもなく、社会人人生の絶頂から、真っ逆さまに、絶望へと陥ってしまったのです。

怖いですよね。


でも、もうお分かりかと思いますが、

逆もありなのです、あきらめなければ。

次の曲がり角まで、ひたすら前を向いて歩いていれば。


だって未来なんてわからないから。

そして、大体、曲がり角の先には、逆のものが待っているから。

今「絶望」していれば、確率的には、

絶望とは違う未来が待っている方が高いのです。


禍福は糺う縄のごとし。人間万事塞翁がウマ。

これは、希望の格言ではなく、確率論の言葉なのです。

それでも、万が一、なかなか曲がり角がなかなか来なかったら、、、、

割り切って、

こう思うようにしませんか?


未来なんてわからない、

ただ、「今」があるだけ。

なら、「今」だけベストを尽くせばいい。


「絶望」を経験した、あるいは経験しているあなたは、

人より思い悩み、考え、強い人間に、より善い人間になれるチャンスを得ています。

少なくとも、「絶望」する前よりは、耐久力はできています。


だから、大丈夫、

曲がり角が来るまで歩き続けられるはずです。


それは、いわゆるチャンスではないかもしれない。

もっとささいな気づきかもしれない。

でも、きっと「絶望」とは違う何かです。

そう信じて、歩いてみませんか?


曲がり角が来ると思って、歩き続けること。

立ち止まっていては、それは絶対に来ません。

+0=0ですから。


歩く距離は人それぞれ違うと思います。

でも、大丈夫、大抵の場合、

それは来ます。

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