第4話 ダイエットって何?

前話は暗かった。

そりゃそうだ。愚痴だもんな。

エピソードとしてはよくある感じかもしれないが、そこに支払い遅延が重なり、その間の対応等も思い描いているものとズレが大きいと、さすがにシンドいっつうことで。


で、餓死するかも、って思ったところから。

自分でも妄想って書いているように、

本当に何も食べてなかったかというと、

まぁ、そういう日もたしかに週に3日くらいはあった、という感じ。

例えるなら、500円で1週間過ごすとかそんなような状況で、

それ自体は給料日前は俺もそんなもん、って人は結構いると思うが、それと大きく違うのは、入金予定が未定ということ。

明日給料日と思えば、残りの100円でカップ麺を食べることもできるが、いつ入金になるのかわからないと、とてもじゃないがそんな気持ちにはなれない。

だから餓死云々といった妄想も浮かぶのだ。

(なんか今話も暗いね、どうも)


交通費だってないしね。

何か目的があるなら歩くしかない。

5㎞だろうが10㎞だろうが、ひたすら歩く。

20㎞歩いた時はさすがに疲れた。

カネはないけど水分はとらないとヘロヘロになってしまうので、コンビニで2ℓペットの水が97円かそこらなのでそれを買って。

だけどそれはそれで重いのだが…。

単なる水でも飲めば元気が出る。


ただ、まる2日食べてないとさすがにフラフラする。手先が少し痺れるとかも。

断食って辛いだろうなぁ。

なぜに人は生存本能欲求の中でも、睡眠と並んで最も強力かつコアな(呆けて排泄も忘れてしまっても食べることへの欲求は消えない)食欲を遮ってまで、ダイエットなる行為に及ぶのだろうか?


多少、事実関係と思考の時系列は前後織り交ぜ書いているが、

要するにそのような考えの流れで、

ダイエットを思い描いたのが1つ。

じつはもう1つ伏線があるのだが、

それは次の話で。


第5話に続く…

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