第2話 キッカケ、のようなもの

前話で「ダイエット」などと銘打っておきながら、その動機について述べようとして、

未だその序(にも至っていない?)であるというこの体たらくが、

看板に偽りあり、竜頭蛇尾、画竜点睛を欠く、ダラダラし過ぎ、蛇足、時間の浪費、クラウド空間のゴミ、ひいては化石由来地球資源の無駄遣い、などといった叱責を編集者から頂戴することもなく、

ただただ穏やかな気持ちでいられるとはなんと幸福な時代になったのでしょうか。


で、争議である。

衝突が起きたことを前話で書いた。

要するにカネが支払われなかったのである。

だから「や〜めた」となった。

まぁ、そこに至るまでには、

仕事の進め方や意思決定のやり方、成果の取り上げ等々があまりにも酷かったので、支払い遅延でコトここに至れり、となったのである。

なんとなく労働争議っぽいでしょ?


とはいえ、毎日カネ寄こせ電話やメール送ったり、公正取引委員会に訴えたり、簡易裁判起こしたりしたわけじゃないんで、

その意味でソフトな労働争議。

単に仕事せず黙って入金を待つ。

消極性の極み。笑

こういう性格なのでダメなんだろうな。

そういえば小学校の通知表に協調性に欠けると書かれたな。

まぁ人間としてクズだと我ながら思う。

ただ、クズでも考える。なにしろ時間だけはたっぷりあるから。

「ひょっとしてこのまま餓死するのかな?」

結局、クズは考える内容もクズだった。笑


そこで思いついたのがダイエットだった。


第3話に続く…

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