030「妖精さん、ハーレムベットする」
シルバーは、ベットの上で、今日の事を反省していた。
自分には、政治家としての才能なんてものは欠片もなく、プラチナに頼らないと、領民を甘えさせるだけの君主になってしまう現実を恥じた。
兵士や領民を甘やかすだけの指導者は、現実では死亡フラグ。
甘やかされた兵士は、我が儘な子供のようなもので、戦場では役に立たず。
甘やかされた領民は、支配者を舐めきり調子に乗り――
『はよ!子作りはよ!』
『妖精さんっ!ショタがロリに手を出しても合法ですぞ!合体しても良いのですぞ!』
邪悪な欲望の声とともに、シルバーの意識は、二つのオッパイに挟まれている、オッパイいっぱいな現実に戻った。
左を見たら、銀髪ロリの形の良い貧乳。
右を見れば、金髪エルフ娘の柔らかい巨乳。
素晴らしきオッパイ・ライフが、そこにはあった。
権力者がどうして腐るのか、こんな生活していれば理解できてしまいそうだ。
『さぁ、妖精さん!子作りするのです!』
『寝ているプラチナたんを襲うんだお!夜這いだお!
襲ったら1万円を寄付するお!』
(うるさい……寝れないだろう……)
ネットの皆が煩くて、シルバーは眠れない。
24時間、頭の中に声が響くという仕様は、欠陥すぎるだろうと、思った。
エルフィンと、プラチナは既に熟睡しているから、今から子作りなんて始めたら迷惑すぎて、ロマンの欠片もない。
さすがに、気持ちよく寝ている女の子に、エッチィ事をしたら二人とも起きるだろう。
『いや、お前たちは可笑しい……エルフィンたんと子作りするべきだろ……』
『たまらん巨乳だお。きっと、柔らかいお』
『おっぱいぱーい!』
(確かに……エルフィンのオッパイは大きい……)
シルバーは、右隣にいるエルフ娘の魅惑たっぷりな巨乳に、そっと、触れてみた。
ポヨンポヨンっ、柔らかくて母性の塊で、感触だけで癒される気分になった。
たくさんセクハラしても、合法な時点で、豚人間並にスケベーな事をやってしまいそうだ。
(こ、これ……本当に揉んでもいいのか……?
思う存分、揉んでみたい……豚人間があれほど興奮していたのも頷けるっ……。
今日から、好きなだけ揉んでも良いとか、権力者の椅子って怖い……絶対、権力と一緒に腐る……。
いや、俺は常に監視されてるから、腐りようがないのか……)
『オッパイィィィィ!!』
『うむ……動画を見ていたら……オッパイをイッパイオッパイする妖精さんに出会ったな……。
とうとう子作りをするのだろうか……?』
しかし、他人に見られていると思うと、これ以上、エッチィ行為には及べなかった。
シルバーは暇を潰すために、巨乳を触って遊ぶゲームをやるしかない。ボヨヨーン、エルフ娘の胸は、柔らかくて弾力があって楽しい。
『妖精さんと、お前たちは可笑しい!プラチナたんの貧乳ロリボディの方が美しいのです!』
『豚に犯されまくった中古エルフより、新品の銀髪ロリの方が良いお』
『妖精さんには、ちょうど良いサイズのチッパイなのぜ!はよ!おっぱい揉み揉みー!』
今度は、左隣で安らかに眠っているプラチナを、シルバーは見た。
子供らしい未成熟な体付きだが、白くて綺麗で、バランスの良い貧乳は、見ているだけで微笑ましい気分にさせられる。
(プラチナ……オッパイ……
俺の手で揉みやすそうなサイズだな……。
うん、妊娠するような行為は、まだ早いが、オッパイ揉み揉みくらいなら、やっても良いような……?)
嫁の貧乳に、手を伸ばして、少し揉んでみた。
弾力のある良いチッパイだなぁと、シルバーは夢心地になった。
(おお……なんか、盛り上がってきたぞ……。
これは中々、揉みやすくて楽しい……)
プラチナが起きないように、シルバーは優しく貧乳を揉む、揉む。
オッパイ揉みだけで、夜の退屈な時間を潰せそうだ。
『巨乳を揉むべきだっ妖精さん!』
『いや、貧乳を揉め!』
(辛い……よく考えたら、衆人監視の仲、オッパイ揉みなんて辛すぎる……。
俺、もう寝よう……)
『プラチナたんの寝顔が可愛いおっ!早く子作りするんだお!』
『エルフィンたんのオッパイが大きくてたまらんお!』
ショタ妖精の瞼が、ゆっくりと閉じる。
『妖精さんっー!寝ちゃダメぇー!』
『子作りはよ!子作りはよ!』
『……うむ、今日も子作りなしか……。
さすがに女性に対して失礼なのではないだろうか……?』
「おやすみ~」
そのままシルバーの意識は闇へと誘われ――
『エルフィンたんっ!!!!』
『プラチナたんっ!プラチナたんっ!プラチナたんっ!プラチナたんっ!プラチナたんっ!プラチナたんっ! 』
『銀髪ロリの貧乳で、クンカクンカしたいおぉぉぉぉ!!』
『エルフ娘の巨乳でモフモフしたいぉぉぉぉぉ!!』
『子作りぃぃぃぃぃぃ!!!いやぁぁぁぁぁ!!!早く子作りはよぉぉぉぉぉ!!』
『未来世界に届けぇー!オラの愛っー!』
『プラチナの縞々パンティーが可愛いぉぉぉぉぉ!!妖精さんに寄付金払って、履かせた甲斐があるぉぉぉぉ!!
たまらんぉぉぉぉぉ!!オラも未来世界に行きたいぉぉぉぉ!!』
……
……
……
……
……
結局、シルバーは寝れなかった。
「寝れないぞ……お前ら、今日は騒ぎすぎだろ……。
俺を過労で殺す気かよ……」
『うむ……動画のコメントが、酷すぎるな……。
だが、気持ちは理解できる……どっちも魅力的で良いオッパイだな……』
『プラチナたんの寝顔が、可愛いお……。子作りはやめてほしいお……。ピュアな恋愛が一番だお……』
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計算するの忘れてた。
跳躍地雷×1万本 100万円。
踏んだら地雷がジャンプして、空中で爆発する仕様。こうする事で最小限の爆薬で、広範囲の兵士を殺傷できて便利。
第二次世界大戦時、ドイツ軍がこれを量産しまくって、米軍を苦しめた。
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(´・ω・`)主人公が今まで購入したアイテムは、こっちに全部纏めた。
http://suliruku.futene.net/Z_saku_Syousetu/Tyouhen/Neltuto_tuuhan/Aitemu.html
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