→「触手の力で世界制服を導入する。制服こそ至高」【ミニスカEND】

「触手の力で世界征服し、全世界に制服を導入する」

弟弟子のトンデモ発言に、室内は完全に何言ってんだこいつ。という空気になった。

「ちなみに、その制服ってどんなの?」

お姉さんは特に気にした様子はなく弟弟子に尋ねた。

「二十代までの女子はミニスカ。それ以降は膝下のタイトスカート。十歳以下の男は膝丈の短パンでそれ以降は長ズボンです」

「ちょっと! ショタの太ももを覆い隠すなんてどういう了見よ?」

制服のデザインを見せて話す弟弟子に、妹弟子が食って掛かった。

「なっ、この完璧なデザインにケチを付けるというのか!」

「当たり前よ! 大体、女子のこのミニスカは一部のスタイルの良い子以外は悲惨な事にしかならないわよ! いいからショタの太ももを出しなさい!」

やがて二人の言い争いはヒートアップし、屋外でお互いの触手を戦わせ始めた。

さながら怪獣大戦争な光景を横目に、お姉さんは朗らかに笑う。

一応二人が触手を使って暴れている場所もお姉さんの私有地なので、お姉さんが良いのなら問題はないだろう。

「とりあえず被害分は二人の稼ぎから貰うとして、この制服、結構可愛いからうちの制服にしても良いかもね」

そんな事を言いながらお姉さんは私にこのミニスカ制服が似合うに違いないと薦めてくる。

……なんだかんだで皆仲良しだ。


 ● おしまい ●



 総投票数は 18票

 「触手の力で世界制服を導入する。制服こそ至高」5票

 「触手を世界制服として着用を義務付ける」11票

 「世界征服だ!」2票

 でした。


本編は「触手を世界制服として着用を義務付ける」ルートで進みます。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881675824/episodes/1177354054881748257

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