アノザーチャンス

第0話 始まり

　　　後悔、それは皆経験する物。普通後悔を枷ね引続けるでしょうか。俺はそれを何年、続けているんでしょう。もう高校は今年で終わる。いや、終わるはず。俺は今年で高校四年生だ。ん？何か変？俺はアメリカに住んでいる。アメリカの学校に行ってる。親は日本人でありながら俺を見たら“あいつは日本人じゃない”と思うだろう。俺は生まれつき日本人っぽく見えない。肌は白く、髪は黒と茶色のミックス。顔付も白人ぽくなってる。まーそれは別の話だ。

　　　俺が言うのもどうもかと思うけど、俺は結構頭は良い方だ。算数は得意、エンジニアリングにも得意。可笑しいと思うない？頭が良いって言いながら高校を卒業出来ないかもしれない。いつ頃だろう俺はもう頑張りたくない、もう何にもやりたくないと思い始めたのは。俺は他人の幸せを手伝っておいて俺だけ傷ついていた。恋愛だけじゃない。人の命を救うために苦労して時間を無くした。俺って馬鹿だよね。自分で未来をないようにして後悔する。もう一回やり直したい、それだけ望んで毎日を過ごす日々。

　　　“もういいよね？”“もう何度も同じ後悔を繰り返すのは嫌だ”“もう俺には音楽しかない、友達さらいるのかもわからない”“もう生きているのが辛い、毎日起きて生活を行うのが面倒”それを思い続けてるある日天使が現れた。“君は全部やり直したい？君はもうこの世界に飽きた？もう二度と後悔をしたくないか？”と聞かれた。