君が転がり込んだ場所

 第三理科室なんていう補習を受ける生徒用の小さいその部屋には、二人の人物が佇んでいた。



 一人は少し伸びきった髪の毛を無造作に垂らし、眠そうではあるが整った顔立ちをした男。身長は百七十五は越えているはずだ。多分もう少し磨けば渡ほどではないがモテる。



 彼は堂々と窓際の椅子に座っていた。



 もう一人はまるで何かの物語から出てきたヒロインのように容姿が良い。彼女の前ではどんな人間も霞んでしまうかもしれない。



 黄金色に輝く少し多めの髪。心の奥までも映してしまいそうな程に透き通る青のガラス玉。それを長く繊細なまつ毛がそのそうほうに傘をさしている。



 鼻は歪みなく、ピンク色の唇はそこから現れる息や言葉を美しく彩るのだろう。



 その姿は甘んじて例えるなら神秘だ。彼女はそこにいるだけで絵になってしまうような、別次元の存在に思えた。



「……誰?」



 水色の声で彼女が呟いた。机に身を乗り出していたはずの上半身はこちらへと振り向けられ、その大きな瞳はこちらを不思議そうに見つめている。



 意識しなくても自分の頬が赤くなっていくのが分かった。



「いや、あの、えっと……」



 彼女にまじまじと見つめられ言葉を上手く返せない。それを悟ったかのようにもう一人の男が助け舟を出す。



「んーもしかして、入部希望っていうか、見学か?」

「は、はいっ。そんな……ところ…です」

「入部希望者っ!」



 僕の答えに反応し、彼女は身体を勢いよく身体を急接近させる。もうそこには神秘はなく、ただ水色を黄色へ塗り替えた元気な女の子がいるだけだ。


「ねぇ、君は本が好きなのっ?そりゃあ好きだよねっ!じゃないとこんな所来ないもんねっ!」

「いや、あのっ」



 いやいや近い近い近いです顔が近いって身体も近いって鼻の鼻のがくっつくよ息がかかりそうじゃないかって、かかってるじゃないかっ!



「良かった。入部希望者私一人なんじゃないかと思ってビクビクしてたんだぁ。この部活今年新入部員が二人以上入らないと廃部になるところだったんだって。あ、私の名前は星咲 暮葉。ちょっと変わった名前でしょ?だからって笑ったりしないでよ。これでもああ結構気に入ってるんだから。あ、そうそう君の名前は何かのかな?何だか賢そうな名前してそうだよね。あっ、待ってね当てるから考えさせてっ!」



 彼女は言葉を止めることなく綴っていく。その怒涛のマシントークに対応出来ず僕はただ、はい。などと首肯くぐらいしかできない。



 ……この子は一体、何なんだ?



「分かった。博人でしょっ!」



 そう言って彼女は決めポーズを取りながら僕の鼻先へ指を向ける。



 人に指を向けるなよ。舞華といいこの子といい。あと、何だその小説の人物その三みたいな名前は。僕は主人公の良き友人でもたまに役立つ頭の良い奴でもないぞ。



「ふ、不正解」



 不格好な愛想笑いで返すと、彼女は身をよじって大袈裟に悔しがった。一動作ごとに揺れる髪がその光景を何故か物語にしようとする。



 例え色が変わっても彼女は、やはり何かを持っている。



 ねぇ、ヒント頂戴。そう屈託のない笑顔で言うその姿が、それを惜しみもなく証明していた。





「へぇ〜秋人って言うんだね。私結構惜しかったんだ」

「いや、人しか合ってないからね?」



 第三理科室には今、三人の人間が座っている。



 半ば無理矢理座らされ、至極当然のように名前あてを三十回も受けた秋人は当然のようにくたびれ、それを成したほしさき くれは何事も無かったかのように今も笑っている。もう一人の男は、その姿を見て程々に笑っていた。



 彼の名前はにのまえ あま。この伝統ありし(?)文芸部は今現在部員が秋人と暮葉を除けばたったの三名らしく、うち二人は幽霊部員ときている。



 それ故に三年生である天瀬が自分の自室のようにここに住み着いているのが文芸部の現状らしい。



 理科室と名が付いている割に実験具のないこの部屋には、中央に大きな長机とその周りを囲う六つの椅子。あとは棚が幾つかと景色だけは良い窓と、歴代の先輩方が書いたと思われる文書がまとめてその辺の台に放置されている。



 なるほど。部員が三名ならばこのような部屋を割り当てられても文句は言えない。



 おそらく新入部員が入るとも思われていなかったのだろう。半分廃部の予定でここに押し込んだのが聞かなくても分かる。そうでないと彼らにとってここから見える外の景色はあまりに贅沢だ。



「いやぁ良かった。新入部員が入ってくれんならこの部室も晴れて俺の物になるわけだ」

「ちょっと先輩。ここは私達の部室になるんですからねっ!」

「あはは、授業サボってまではいないだろ?」

「それは論外です」



 二人の男女が楽しく談笑している。まるでほっとしてこれからの明るい未来を見ているようだ。



 いや、本当何でこんなに笑ってるんだこの人達。



 だって僕はまだ。



「あのぉ」

「ん?」

「どうしたのっ?」



 僕はまだ。



「僕まだ入るって一言も……」



 一言も言っていな―――



「ん、もう入部届け書いちまったぞ?」

「え、何で?」

「クラスとかはテキトーにでっち上げといたから、今から私が持っていくね」

「いや、ちょ、えっ?」



 待って待って待ってくれ。僕は一度も入るなんて言ってないんだけどっ!



 ていうか二人共、何当然のように入部届け書いてるのそもそも何で入部届け持ってるのその曇りない罪意識皆無な目は何なんだよぉっ!



「これから宜しくね」

「…………」



 秋人が灰になりかけているのも構わず、暮葉は彼の肩に手を置き挨拶すると、第三理科室を出ていってしまった。



 その光景を天瀬は嬉しそうに眺める。



 この瞬間から、秋人の高校生活は決して、安寧なものではなくなっていった。







 暗い道でも日々照らす月。



 そんな歌詞をどこかのロックバンドが歌っていたきがする。



 彼らが謳うような月は、僕らの目の前に広がる真っ黒な闇をも照らしてくれるのだろう。




 それはおそらく嘘だろうと思う。何故かって僕の視界は明るくとも、明日は、人生は真っ暗で想像もつかないからだ。人生を道で例えた人間は僕みたいな人種の事を考えなかったのだろうか。



 ……結局、あれから僕は文芸部に強制入部させられ、軽い活動内容を説明されるといきなり部室にある過去の文書を沢山読まされた。



 中には面白いのもあったけど、大体はまぁ高校生のレベルというやつだ。



 昔から本を読むのは好きで、沢山の本を読んできたから分かるが、あの中で本当に小説家になれた人なんていないと思う。



 その道で生きるのは、甘くはない。半端な気持ちと夢と才能じゃ絶対に辿り着けない領域だ。



 前にネットで、小説家になるためには沢山本を読み、自分で書き始めた物語があるなら、どんなに長かろうが短かろうが完結するべきだと書いてあった。



 つまり諦めずにまずはやり遂げることが大事らしい。



 素晴らしい作品であってもそうでない作品であっても、必ずそこには自分が生み出したキャラクターが存在する。僕は登場人物とは自分の分身。いや、いつかは独り立ちする自分の子供のように思っている。



 その子供達が自分の手で足でその物語を生きていけるようになるまで見届ける。きっとそれが小説家のやるべき事なんだろう。



 偉そうに解釈を並べてみるが、僕にはその資格はない。



 何故ならまず第一に、僕には文を書く才能がないからだ。



 だからいつも、独り言の領域で僕の考えは終わってしまう。これが僕の、もうすぐ十五になる人間の生き方だ。



 仮入部期間ではあるが、結果的に文芸部に入部してしまった帰り道。秋人は暗闇に光る桜や街灯、星の光を頼りに自分の家へと歩を進めていく。



 星咲か……。



 結局そうやって文書を読まされた後は。また明日も来るようにと言いつけられて彼女には帰られてしまった。



 物語に出てくるような完璧な容姿の少女。それでいて普通の女の子よりも少し活発的で勢いがあって、周りを巻き込むような空気を持っている。



 不思議な人間だ。人間らしくない見た目なのに、心は誰よりも感情を持っていて、忙しく動いているように見える。身体だって鬱陶しいくらい元気が良かった。



 彼女は一体、何者なのだろうか。



 あれこれ考えているうちに、もうすっかり家の前まで着いてしまった。母さんが早くに死にゆき、荒れ果てるのを待つのみだったはずの庭は父さんに整理され、今も色とりどりの花を咲かせている。



 演劇家である父さんの姿を秋人は知らなかったが、父親である彼の姿を僕は知っていた。



 だからこそ僕は今日も、ただいまを忘れずにドアの中へと入っていく。



砂埃が所々目立つ玄関。母さんの靴を片付けると、妙に寂しさの増えた靴入れ。まるで沢山の靴がそこに並べられるのを待っているような気がするが、これから増えたとしてもおそらく二、三足程度だ。



リビングまで届く少し長い廊下には、僕と父さんと母さんの写真が、ぽつぽつと壁に貼られている。それを見ると少し、懐かしいようで悲しいような安心感が生まれてくる。



ドアを開く。軽いドアだ。今日の文芸部のドアに比べたら、何もかもが優しくて、むしろこのリビングの方から僕を迎え入れてくれようとする。



開いた先にはやはり、眼鏡を掛けた優男という言葉が相応しい男がダイニングテーブルで作業をしていた。



父さんだ。



少しひょろ長い見た目とは違って筋肉質でスポーツも万能薬だ。おまけに頭も人柄も良いときてる。どうして自分には父さんの遺伝子が入っていないんだろうと、子供ながらに秋人は何度も頭をかかえたものだ。



母さんは優しい人だった。運動も勉強もいまいちだけど、情熱的で、笑顔が暖かい人だったという。



だが秋人は情熱的でも、笑顔が暖かいわけでもないと思っている。一体この家族から自分は、何を受け継いだのだろうか。



「ただいま、父さん」



色々な思いを抑えるように喉を絞る。



「お、秋人か。今日は結構遅かったじゃないか。外もすっかり暗いぞ」

「ごめんね。でも、今日は部活を見に行ってたんだ。そしたらこんな時間に」

「ん?」



 部活という言葉に、父・はるゆきは怪訝そうな表情をした。



「お前が部活か?」

「……そう。舞華に言われちゃったんだ。このまま何も無い三年間を過ごすのかって」

「あっはっはっ!流石舞華ちゃんだ。秋人の事をよく分かってる」

「あはは……」



秋人の苦笑いを、春之は思いっきり笑い飛ばす。



「それで、どうだったんだ部活。何か良さそうなのあったか?可愛い先輩とかいたか?」

「あ〜うん。それがさ」



 未だに無理矢理入部届けを書かれていたことが脳裏をよぎり、その先の言葉を繋げない。



「何だよ。父さんに何でも言ってみろ。現実でも夢でも、口にしなきゃ絶対、僕達の未来には現れてくれないんだぞ」

「うん、分かってるよ」



 母さんがいつも言っていた言葉だ。



「文芸部」

「ん?」

「文芸部に…入ったんだ」

「ほほぉ…………」



 文芸部と聞くと春之は感嘆をつき、その後すぐになるほどなと大きく笑う。



 —――いつも父さんは沢山のことを、笑って受け止めようとするよね。母さんの時も、そうだった。



「良いな、文芸部。父さんは秋人に向いてると思うぞ」

「どうかな…僕が文字を書くのが苦手なのは父さんも知ってるだろ」

「あぁ、お前は執筆力皆無だ」

「うっ……まさかそこまで明言しなくても」



 容赦ない春之の言葉に、自分の才能のなさを自覚されられる。



「はは、悪かったよ。でも最初は誰も彼も何かを持っているわけじゃない。父さんだって初めから眼鏡をかけていたわけじゃないし、こうやって演劇家になる力を持っていたわけじゃない。今だって必死こいてようやく仕事があるんだ」

「つまり……何が言いたいの?」

「…お前はできる」



 そう言って彼は、屈託のない笑顔を秋人へ向ける。まるで星咲 暮葉のような、光を灯すような笑顔を、真っ直ぐとこちらへ向けてくる。



 どんな時も、父さんにその笑顔をされてしまったら、本当に何でも出来るような気がしてしまう。魔法使いか何かなんだろうか。人を前に進ませる、格好良い魔法使いだ。



「ありがとう父さん。やっぱり少し不安だけど、やれるだけやってみるよ」



 それが理不尽に決定されてしまった部活だったとしても。



「あぁ、これから楽しんでいけ」

「うん」



 僕は精一杯笑みを作った。それが作り笑いなのか自然的なものなのかは分からないけど、今はそういう気分だ。







 カチャカチャと食器に触れる箸の音とテレビのバラエティー番組の馬鹿声が、少し広いリビングに響く。それは嫌いな教師の授業よりも何だか気が重くなるようで、この瞬間だけはいつも家なのに居心地が悪い。



 それもそうだ。



 父さんはいつもこの時間に、母さんのことを思い出すのだから。



 三年前よりも何倍と美味しく作られたチンジャオロースと、上で煌めく天井の明かりによって、金色に輝いたお米を口の中へ同時に入れ込む。たまにテレビと笑いながらそれをずっと繰り返していると、唐突に父さんが口を開いた。



「秋人」

「ん、何?」

「実は今日、お客さんが一人来るんだ」

「え、そうなの?」


 そう反応したのと同時に、玄関のチャイムが軽快な音を立てて届く。まるでこれから伴奏が始まるみたいだ。



「……来たかもしれないな」

「僕が見てくるよ。父さんはまだ食べてるしさ」



 そう言って早々に席を立つ。いや、待て秋人と春之が言い切る前に、もう秋人は廊下に出てしまっていた。



 お客さんだなんて珍しい。父さんの演劇仲間かな。千尋さんか大地君か幸則さんか、どの人でも皆の話を聞くのは楽しい。また何か面白い事でも聞かせてもらおう。



 今日の夜が長くなることを期待して、再びなるチャイムの音に少し大きな声で返事をする。扉の前にいるであろう相手が驚かないくらいの勢いで、僕はドアを開けた。



 夜闇を照らす、金色の光がそこにはある。青いガラス玉のような瞳。それを覆うような睫毛の傘。形の良い鼻と言葉全てを彩るピンクの唇。まるで物語から飛び出したヒロインのような女の子。



 星咲 暮葉だ。



「……え?」

「は?」



 僕なりにはかなり辛辣な声が出たと思う。恐らく顔も歪んでいる。というか意味が分からない。何で彼女がここにいるんだ?そもそも何だその大きなキャリーバッグは。一人で大阪にでも行ってしまえさよならヒロイン。



 僕は何も見なかったかのようにそっとドアを閉じようとする。だが、星咲はそう簡単ではなかった。血相を変えて彼女は思いっきりドアと玄関との隙間に両手を入れ、閉じさせまいと抵抗する。



「意味が分からないどうしていきなりドアを閉めるのっ!ていうかどうして君がドアの奥から出てくるのっ!」

「それはこっちの台詞だ帰れよ詐欺師っ!いやちょっと違うな……横暴ものっ!」

「わざわざ言い直さなくてもいいじゃないっ」



 何でずるい抵抗だ。無理に閉めようとすれば、彼女が指を痛めてしまう。



「言い直したくもなるさっ。というかやりなおさせろっ。僕は君のせいで文芸部に強制入部させられこれから目の前に無限広がっていたはずの高校生活をあの人っ気のない廊下の一端でこれから過ごすことになるんだっ!」

「何その態度っ!?まるで私が悪いみたいじゃないの良いから早く開けなさいよ私を入れて盛大に饗しなさいよ地味眼鏡っ!」



 ん、地味眼鏡だと……?



「今……地味眼鏡って言ったなっ?言っとくけどそれは僕の中で親友以外言っちゃいけないタブーランキング第二位の言葉だっ!あ〜あ終わったな、はい終了。僕らの関係はここで終わり君はここから立ち去るべきだっ」

「何子供みたいな事言ってるの事実でしょ!今ここで開けてくれなかったら君の事を三年間私は地味眼鏡って呼んでみせるっ!」



 何の宣言だ。



 終わりの見えない不毛な争いを繰り広げていると、僕の背後から声がした。その声に対し、星咲は救いの神を見るかのように表情を明るくする。宗教もこんな感じなんだろうか。



「春之さんっ!」


 

 そう言って星咲はドアをこじ開け僕を押し飛ばし、キャリーバッグを放置してまで父さんへと飛びついた。



 え、え?そういう関係?



 父さん。僕同い年の母親なんて欲しくないよ。



 軽蔑に満ち溢れた目を秋人は春之へ向けると、星咲に抱きつかれたままの彼は困ったような表情で否定する。



「秋人。これは俺の海外の親友の娘さんだよ。覚えてるか?エドワード・ラドクリフ」



 何だよそのハリウッド俳優みたいな名前。



 僕は知らないとは言わないで、無言で首を横に振る。



「ん〜まぁ覚えてないか。そいつの娘、この暮葉ちゃんが今年から日本に来ることになってね。高校とかどこに住めば良いとか、まだ分からないだろうから慣れるまで家住ませることになったんだよ」

「は?」



 何を言っているんだこの優ひょろ眼鏡は。



「そういう事だから私に盛大に謝って」

「絶対嫌だ。そもそと君が転がり込んできたんだから君が僕に頭を下げるべきだろっ。ここは僕らの家族の家なんだからっ!」



 またもや戦いの幕が切って落とされようとすると、父さんは大声で笑い出す。



「おいおい、何だ二人共知り合いだったのか。もうすっかり仲良しみたいで安心したよ。秋人は舞華ちゃん以外の女の子とあんまり喋らないからなぁ」

「べ、別に仲が良いわけじゃないよ」

「そうです春之さん。私は彼が文芸部に所属しようなんて行動に出ていなければ校内で一生話しかけたりしませんっ!」



 酷い言いようだな。



「まぁそんなこんなで。しばらく暮葉ちゃんの分のご飯と弁当もよろしくな秋人」

「うわぁ……うわぁ」

「な、何で二回もうわぁって言うのよ。君は本当に失礼だっ!」

「失礼かどうかはもう置いといてさ」



 そんな事はどうでもいい。彼女がここに住むことを決めたのは父さんだ。別に父さんが良いなら僕も構わない。彼女がこれから過ごす場所が、かつて母さんの過ごした部屋だったとしても。



「ーーー何が食べれないの?」

「食べれ……ない?」



「そう、嫌いな食べ物は何って聞いてるんだ」

「どうしてそんなこと…」



 不可解な表情を浮かべる彼女に、僕はため息をつく。



「君の分を作るのは僕だよ」

「あっ」



 その言葉を聞くと彼女はハッとしたように考え出して、小声で一言。。と言った。

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