ショートショートの『ポテチ』
ただし、ただのショートショートじゃなかった。
目頭はじんわりと熱を帯び、ホロリと涙が頬を伝う。
読むとしたら公共の場で読むことはお薦めしない。
泣き顔を晒してしまうからだ。
「音」を愛する彼女とそんな彼女が愛おしくて仕方がない彼氏の話。
第2話『photographer』
顔を撮らせない彼氏と顔の代わりに手を撮る彼女。
二人の囁かなカメラ物語に、胸がキュンと締めつけられる。
ロマンティックなことも情熱的な恋もいらない。
心癒される恋人。いつまでも応援できます。
これを書いた筆者を私は尊敬する。
私に書くことの楽しさを教えてくれた彼女にやはり、私はまだまだ敵わない。
これからも作り出される作品を楽しみにしている。