第13話「迫り来るテラスト王国騎士団」
◆ミドル・シーン2 ~迫り来るテラスト王国騎士団~
GM:という事でいよいよ戦闘シーンですが、セレナスには固有装備エルドラード神器の一つ
「絶斧(ゼロ)」
武器レベル0 重量0 命中修正+0 攻撃修正+20 防御修正+4
特殊能力:《ゼロ》 タイミング:瞬間 対象:単体 射程:視界 消費精神:-
効果:対象が放ったあらゆる特殊能力、スキル、天術・地脈・海鳴の一切を無力化できる。一シナリオ一回使用。
GM:はい!戦闘です~!ぶっちゃけ君達の前に敵が三体。騎士イルドと騎士団Aと騎士団B。その他はロトゥス達が頑張って相手してます(笑)
リザベラ:3体か……ロトゥス達がんばってんな。
イオス:AとBはモブじゃない?
GM:うん、モブモブ(笑) と言うわけで!皆さん、行動値の宣言をお願いします~!
行動ジャッジの結果。
騎士団B、イオス、騎士団A、セレナス、イルド、フィリアの順となった。
早速、騎士団Bによる攻撃が行われるもリザベラのカバーリングと防御の前にほとんどダメージを与えらずに終わる。続いてイオスの<無拍子>によるカウンター攻撃が騎士団Bを襲い、一瞬にして騎士団Bは倒れた。
GM(イルド):「何をやっている!このカス共ッ!」
と後ろからイルドが罵声をかける(笑)
リザベラ:「指揮官が愚かだ。人材が乏しいな、この国は」
GM(イルド):「な、な、なんだと!貴様―――ッ!!」
セレナス:「叔父さんが全部取り仕切ってたらしいからね~」
リザベラ:「団長は死んだのか?」
セレナス:「………」その問には答えずに顔を背けます。
リザベラ:「…少年。復讐なら、手を貸すぞ」
GM :では次の行動は騎士団Aですけど、こいつらは会話中のセレナスに向かってくる(笑)。
セレナス:「ううん、僕は騎士だからね、自分の私利私欲で人に迷惑かけたりなんてしないんだ」突っ込んでくる騎士団Aを眺めながら言います。って僕なの?!(笑)
リザベラ:「……そうか」
GM(騎士団A):「セレナス!わが国の騎士が何故そんな罪人共といる!!この裏切り者があああぁぁ!!!」
とか、喚いて(笑)。ちなみにセレナスに向かったのはダイスによるランダムだったからです(笑)
セレナス:喚きすぎ!(笑)
この後、騎士団Aの攻撃がセレナスに命中するも、やはりリザベラのカバーリングに阻まれる。
そしてセレナスの行動時、セレナスは持ち前の海鳴術<波紋(ハヌマ-ン) 第一楽章レプレホーン>を謳い、騎士団Aとイルドへと攻撃を仕掛ける。そして驚愕の事態が起こる。
セレナス:「ある日、仕事の最中にやつを私は捕まえた ジギタリス生える城の堀 しわでしなびた髭面エルフとんがり鼻に眼鏡をのせて 銀のバックル靴下につけ 革のエプロン、膝に靴 リップラップ、ティップタップ、タックタックトゥー! 妖精王には編み上げブーツ 王子様にはブローグ靴じゃ
きちっと払えよ、きちっと払え わしの仕事が済んだらな!」
GM:歌詞――――ッ?!!!(笑)
リザベラ:ちょ(笑)
セレナス:7・1で、命中43です!
GM:では演出で。君から放たれたその音色と歌声が真空の渦を巻き起こし、衝撃波となり騎士団Aとイルドへ襲い掛かる!ちなみに両方当たりだよ(笑)
イオス:力入れてるなぁ瀬田くん。
GM(イルド):「ひ、ひゃああああ!や、やめろ!く、来るな!!来るなああああぁぁ!!!」
セレナス:イルド安っぽすぎる(笑)
リザベラ:三下め、騎士Aのセリフかと思ったわ。
この後、セレナスの波紋・第一楽章による攻撃はイルドと騎士団Aにダメージを与え、怒りに身を任せたイルドの刃がイオスを狙うもこれをあっさり回避するイオス。
騎士団AとBの攻撃は命中したのに、イルドの雑魚っぷりがますます際立つ。
そして最後にフィリアの<周破斬>による範囲攻撃により、イルドと騎士団Aは落ちる事になる。
GM (イとその他):「うわー!もうだめだー!」どごーん!ばたん。
イオス:やっぱりこの国の騎士って神聖騎士団。
GM:と言うわけで、君達の前には倒れ伏した騎士団とへっぴり腰のイルドの姿がある。
「あ…ああ…た…頼む……い、命…だけは……!」
と掌を返したように必死で懇願するイルド君(笑)
リザベラ:「国も、民も、家族も……守るために騎士になったのではないのか?貴様は、何故騎士になった?」とイルドに。
GM(イルド):「う、うるさいっ!オ、オレには地位が全てだ!名声が全てだ!!他に何もあるかっ!!」
リザベラ:「ふん」 剣を収め、眼帯をするよ。
「守れなくて当然だな」 イルドに背を向けよう。
GM:では、皆さん、こいつを見逃すと言う事でいいのかな?(笑)
リザベラ:副団長だけは殺しておいたほうがこの国のためのような気がしてきた。
イオス:まあ、数少ない生き残りだし。見逃そう。
「部下を連れて帰れ。そしてこれ以上踏み込まないでほしいと陛下に伝えてくれ」
GM(イルド):「………くッ」 吐き捨てるようにイルドは騎士団を連れて去っていく。
そしてそれと同時に君達の後ろから騎士団達を蹴散らしたロトゥス達が現れる。
「敵は蹴散らしたが、また増援が来ないとも限らない急いで移動するぞ。
…それに貴様らに話さなければならない事もあるからな」
イオス:「俺もお前たちに訊きたいことが山ほどある」
とりあえずは急いでこの場を離れよう。確かに第二部隊がいないとも限らん。
セレナス:「僕自分の国の騎士団を裏切っちゃったよ……」 とか一人ブツブツ言ってます。
こうしてテラスト王国からの騎士達を迎撃したイオス達はロトゥスと名乗るウォーレムに連れられテラスト領より離れて行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます