第3話分かつ道
魔物はマルクが持っている大剣に驚き「お、お前そんな剣何処から出しやがった!」とぜーぜーと息を切らしながらマルクに話しかけた「お前に関係ないだろうが怪物、何故ならお前は消えるんだからな」と剣を振りかざす「まま、待ってくれ」と怪物は慌てて声を出すが剣は魔物の方と振りかざしたが魔物は左に転がりその一撃を回避した、剣は地面に食い込むほどの威力を持っていた、魔物はもう一度マルクの大剣を良く見て思い出したようにあーっと叫び「お前それ魔剣じゃねえか!」と「それがどうした」すると突然魔物は笑い出してマルクに言った「お前魔剣と言ったら諸刃の剣じゃねえか!魔力で刃を構築して切りつける剣だけどその刃を構築するのに大量の魔力がいるため常時発動不可能、不意打ち用の武器じゃねえか!、もし常時発動するなら小刀しかならねしかもその剣に頼り過ぎると剣に魔力を全て持ってかれて死に至る武器ぎゃねえか!その大きな刃の構築にどれだけの魔力を使った知らねえがよお前はもうすぐで死ぬだろうぜ」
「良く喋るな化け物だな」とため息をついて「でも分った事が二つある」と魔物の目を見ながら話した「なんだ言ってみろよ、死ぬ前に言ってやるぜ、言っとくけど俺はこの位じゃ死なない、魔力が失うごとにお前の動きは遅くなるだろうぜそうなれば俺はお前の攻撃なんか交わしてやるぜ」と魔物が言うとマルクは剣を構え凄いスピードで魔物の胸に剣を突き刺し壁に押し付けた。
魔物は何が起きているのか分らず血反吐を吐くしかなかった「ごめん三つだったまず一つお前は昔の人で無いこと昔はこの魔剣を魔法具ではなく魔法として認識してたはず死人が出始めたのは魔法具の原因だからだ魔法具は五十年前位に発明された、しかも魔剣となると二十年位前での話だ、だとすると二つお前は誰かに封印されてここに召喚された言え誰がお前を封印した?」マルクは剣を魔物の胸にグイグイ練り込ませて話した魔物はうめき声を上げて「やめ、え、ってくれはっ話すから、俺はゼルス王国の魔術師に封印された!」マルクはそれを聞くと魔物にニッコリと笑い「ありがとう後三つ目は、、お前うるさい」そう言った瞬間、魔物に刺さっている剣を刺さったまま振り上げた、魔物の顔は真っ二つとなり地面に倒れた。
マルクは魔剣をポケットに直し変わり果てたリリの元へと向かった、俺はリリを抱きしめ「ごめんねリリ守れなくて、ごめん」と涙を流し「帰ろリリ」と村に帰って行った。
村に帰る途中道の真ん中にフードを被った一人の男が立っていたそして「素晴らしい貴男が王位継承者ですね、申し遅れました私ゼルス王国魔術師セナムと申します、早速ですが私とゼルス王国に来てもらいます。」
俺はその男の話を少し聞いてリリを地面に寝かしポケット魔剣を取り出し何かごちゃごちゃ話している男に剣を突き立てた、男は驚き「なぜですか、、」と語りかけた「お前だろリリをあの洞窟に差し向けたわ、それにあの魔物を仕掛けたのもお前だな」すると男は「そです、私がリリさんに頼んだのです」マルクは取り乱し「何故だ何故リリを巻き込んだ俺だけでいいだろうが!」男は答えた「しかたなかったのです10年前の事件の被害者は二人いました、貴方とリリさんです、私は何方かに特殊な魔力の持ち主と予測し二人に試練を受けてもらいました。」「何故こんなことをした、お前のせいでリリは、」男は苦しそうに話します「それは王位を決める戦いが一年後に始まるからです。」俺はそれを聞きまた何処かが壊れ意識が戻った時には男を魔物と同じ姿にしていた。
リリは俺の目の力の犠牲になったのかと俺は膝を地面に着け、首筋に剣を当てこの場所で死のうと思った、しかし俺はまだ何か出来ることがあるんじゃないかと、そう思った。
「そうだ俺の大切な人を奪った王国を滅ぼそういや、俺が世界の王となりこんな世界を壊し新し世界を作ろう。」
俺は立ち上がりセナムの死体から使えそうな物をはぎ取り、リリを村の入り口に寝かせ俺はゼルス王国へと旅立った。
メモリー・Eye ラビットキー @rabbitki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。メモリー・Eyeの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます