第2話道の先

 俺は洞窟の前に立って少し考えていると「早く入ろうよねぇ~」とリリが横から話しかけてくる「リリその人に具体的にどんな依頼なの?まぁ俺が必要な依頼だからまた変な依頼だと思うけど」と聞いてなかった事を思い出しリリに聞いたすると「ふっふっふ~良く聞いてくれた、私への依頼はたった一つこの洞窟の最深部に行き噂は本当なのか調査しその中に魔法の痕跡が在るならばそれを調達することである」と自慢げに話した本当にのん気だ「魔法の痕跡ってそれ魔物でも構わないって事だよね、危ないな」と不安げな顔を俺がしてるにも関わらず「いいじゃ本当に魔物が居るなら、本当に昔の人の遺産が残ってる可能大ジャン!」とリリは目を輝かしていた「それに、」と俺の顔を見ながら「何かあったらマルク助けてくれるでしょ?」と・・・不意打ちだった、リリはニッコリして「さ~洞窟探検に出発!」と洞窟に入って行った、「待ってリリ僕が先頭に立つよ」と俺はリリを後ろにやった「リリは先に行っちゃうからこんな暗い洞窟の中だと転びそうで危険だ」と言う

「じゃあ早くマルクの力見してよ♪」「もう少し奥に行ったらね」「チっ昔は良く見してくれたのにな」「昔とは違うんだよ」とあきれ顔で前に進む。

 俺には力があった小さい頃は良く使って遊んでいたがこれは危険だと母親に言われてから俺はこの力をあまり使わないようにした。

 

 「ねぇ子供の時私を守ってくれたこと覚えてる?」と暇になったのか話しかけた「覚えてるよ僕とリリが森で遊んでると野生のイノシシが襲って来た時だろ?」「そうだよ、あの時からマルク魔法使わなくなったね」とリリが不安げに話す、「とっさにリリを守ったせいでイノシシに悪いことしちゃったもんその後母さんにすっごく怒られて制御してるんだ」「そのコンタクトのおかげ?」と俺の目を見て言った、「そうだよこれであの時みたいに余分な魔力は出ない」とリリはそっかとつぶやいた、「光が見えなくなって来たなリリ、ランタン付けて」「分った」とリリはカバンからランタンを取り出しつけた。

 「でわ始まるか」と俺はコンタクトを外し洞窟の岩肌に触れた瞬間俺の視界に洞窟の形状が全て入って行く、俺の目には触れた物の記憶、思念、構造が見える、昔はこの力を使い遊んでいた。

 この世界では目に魔力を宿した者は貴重で、目の魔法は強力な力を秘めている、そして王位継承権があると、昔の王も目に力を宿し平和えと導いたと言う。


「マルク、大丈夫?」と心配になったのかリリが話しかけてきた「大丈夫だよ久しぶりにこんなデカい物の構造を見たから少し驚いただけだよ」と俺は返事をした。

「良かった♪それで何か見つかった?」「もう少し奥に行ったところに何か大きな物があった」「もしかして魔法の石板かなかな♪」「分らないこの目で見てないからどんな物なのかわ、」「分ったとりあえず奥に出発!」と元気よく進む。

 目の魔法を発動させる条件は様々だがはっきり分っている事があるそれは己の目でその対象を認識しなければならない、目の魔力は瞳孔に存在しその魔力を相手に向けることで発動すると言う。


 少し時間が進み洞窟の奥に到着したそこには大きな石の扉だった「大きい扉だねこれが昔の人の遺産かなもしやこの奥に!」とリリが目を輝かした話す「と言うことでマルク先生お願いします」と俺に目を向けた「分ったよ」と俺は扉に触れたその瞬間扉の構造ではなく声が聞こえてきた『魔の目の持ち主よ、さあ試練の時だ』

俺は手を扉から離した嫌な予感がした、その瞬間リリが「どうしたのマルク」近寄ってきた、俺はとっさに「リリ逃げろ!!」と大声で叫んだが遅かった扉は瞬く間に開き中から何かが飛び出しリリの方へと向かった次の瞬間リリは胸に爪を突き刺されてしまった。

 その爪の持ち主は毛むくじゃらで、足はシカような形、腕は大きく長いく太いまるで像の牙のような物そして顔はイノシシこの恐ろしい怪物こそ魔物だ。

 一瞬の出来事だったリリはピクリとも動かない俺が呆然としていると魔物は大きな声で笑いだしこう言った「やっと出れたぞ~!!」と言葉と唸り声を合わせたような声で言う俺に気づくと「お前か俺を出してくれたのはありがてー、それに久しぶりの殺した人が女性となおありがていよ」笑いながらリリを爪にさしながら上にやり垂れてくる血を飲みだした。

 「やめろ、、」俺は壊れた「なんだって聞こえねえな」と魔物挑発口調で話しかける「聞こえなかったか、すまないもう一度言う、、」マルクは、ポケットからある物を取り出した瞬間、魔物の両手が切り落とされ地面に落ちた「グッギャァ~!!」と魔物は慌てふためいていた魔物は何が起きたとマルクの方に目をやると魔物は驚いた何故ならマルクの右手には青く輝く大剣を持っていたからだ、マルクが魔物を見ながらこう言った「やめろって言ったんだよ、この化け物が!」と。









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