第10話 わかってほしいと思うのは傲慢か

見た目がヘラヘラしたオチャラケ人間だから

怒られることも人一倍。


そういうことを事前に防ぐためにも

やることはきっちりやる。


「中と外は違うのよ、フフフ」

というのがコンセプト。


社会人になって、身に覚えのないことで怒られたことがある。

そのとき、本当に悪くなかったので

一生懸命事情を説明した。

私の話を最後まで聞いてくれず、その人は言った。


「君の言うことは『言い訳』だ」


違うんだということをわかって欲しくていうことは

「言い訳」とか「弁解」になるんだと思った。


そのことがあってから、人から誤解されても

なにを説明するわけでもなく、そのままにすることが多い。


私の解釈は、あまりに極端だとわかっている。

わかって欲しいと思う言葉が

あの時と同じように「言い訳だ」と言われるのが怖い。

そう思われるのは私の責任だと感じるし、だからこそ、

未然にそういうことが起きないように気を配る。


「言い訳」は二度としない。

でも、誤解されていれば、少しくらいわかってもらおうとする言葉、

言ってもいいのかな・・・。

そこを上手く判断できるようになるのが、今の目標。

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