第8話 苗字あれこれ雑学

苗字とは「その家に代々伝わる姓、名」という意味  by辞書


これが定着する前の江戸時代では

武士と裕福な人しか名乗ることはなかったらしい。

そういえば「大黒屋宗兵衛」とかいうアレ、アレ。

殺されちゃったり事件に巻き込まれる一般庶民は「おみつ」だよね。

「大黒屋おみつ」は流石にないだろう・・・。


水戸黄門の見すぎ、というのは置いといて。

日本国民は明治3年に「平民苗字許可令」によって、苗字が平等に使用できるようになりました。


しかし「平民」というのが感じ悪い。

「許可令」というのも横柄なっ!


我々一般ピープルが苗字を用いたのはその5年後、明治8年の

「平民苗字必称義務令」からだった。


あからさまに上からの命令っぽい。

「平民」もさることながら、もう「義務令」なんて言っちゃってます。

こんなことなら明日から「おみつ」で人生通しますよ!(意味不明)


そして日本の苗字は約30万とも言われています。

人口世界一の中国が1万なので、多いですね。

調査によるとアメリカが第一位という説と、日本だという説がありますが

個人的にそんなものどうでもいいと思ったりします。


沖縄に友人が多いですが「瑞慶覧」さんとか「与那覇」さんとか、「我那覇」さん。

一番多いと思うのは「城」がつく友人。

「真栄城」「玉城」「大城」「金城」などなど。

独自の文化を咲かせてきた琉球の、きっと意味のある苗字なのだと思います。


さて、苗字は先祖の職業であったり、地名からきてたりしますが

源氏か藤原氏かでも分かれていくようです。興味深いですね。

ちなみに私は「藤原氏」が元流っぽいです。


地域で漢字もちょっと変わったりします。

「前園」「大園」は鹿児島では草冠がついて「前薗」「大薗」に。

「山本」「坂本」も「山元」「坂元」というふうに「本」→「元」に変化します。

これは書物で調べたわけではなく、自分の経験からの話。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る