姉妹の愛情というか百合情を描いた短い物語です！
『姉妹』と書いて『スール』と読みたくなるような、そんなお話しです。

姉妹の日常を描いた三篇と番外編によって構成されていて、どのお話しもニヤニヤしてほっこりできます。そして、この物語に男なんか必要ありません。獣くさい男は、少し離れた所からこの百合の花園を覗くだけでいいのです。

作者は言いました――『百合は考えるな、感じろ！』

さぁ、皆さんも感じでください！！！

ゆるふわ姉妹の物語です。こういう仲良しは見ててほんわかします。

すんなり頭にはいり、さらっと読めます。ですので幸せのお裾分けをもらえるような感じです。

可愛かったです。
漫画とかでよく見かける「女どうしのお風呂でおっぱいを揉み比べる」なんて本当にやるのかな、って今まで思ってましたけど、きっとやるんでしょう。やるに決まってる。うん。やってくれなきゃ嫌だ。

百合の花園、なんてガチストレートな題名ですが、決して内容はキツイものではなく、ゆるふわな雰囲気のままゆっくりと流れて行きます。心の清涼剤、癒し、息抜きとして読むのが一番でしょう。

百合でしかも実の姉妹という禁断の扉を開きまくっている本作、スキンシップも日常的にしまくっているので、これそのうちベッドシーンが出てきても驚かないぞ。いや別に期待してるわけではないですけどね？
やってくれると信じてるわけでもないですけどね？
ふんすふんす。