宮沢賢治とサイエンス・フィクション、嵌っているような違和感があるような、そのアンバランスさに不思議な切なさを感じる。宮沢賢治は好きなのでタイトルホイホイされました。
何か書きます。西洋史とかクラシック音楽とかが好き。
賢治の昭和な世界観を残しつつ、舞台が未来で銀河をさまようAIたちが主人公というところがおもしろい。宮沢賢治が好きならニヤリとできる仕掛けがたくさん。文学を愉しんでいらっしゃるなあと、尊敬してしまいま…続きを読む
宇宙空間は、まっくらな中に星が瞬く。さながらそれは、寒々とした空間の中に理性の光がいくつも存在する世界のよう。本来三つだった、二つのAIと奇妙な言い争い。線路の如き平行線の数々。横浜駅SFに…続きを読む
続きが楽しみです
タイトルは宮沢賢治『春と修羅』を模していると思われるが、中身は同作とあんまり関係がない。むしろ下敷きとなっているのは、同『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』などだろう。未読の諸氏は青空文庫でタダ…続きを読む
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