帰宅 3
見渡す夜空は何時も変わらず輝いていた。空に覆われた黒いカーテンを突き刺す光源、それは星がもたらす夜だけの恵みだった。昼間にも星はあり、常に輝いている。ただお日様がそれを目立たなくさせてしまい、誰にも認識させることはない。
夜だけが、お日様がなくなったときだけ星は存在を主張できるのだ。人間社会とよく似ている。目立つ人間がいれば、その分沈むようなやつもいる。目立つ人間がいないときだけ、沈む奴は浮き上がる
常に明るい昼間と違い、夜は光が貴重だ。何処か神秘的な感情を持ち合わせる。
別に彼はロマンチストではない。闇の中にある僅かな閃光。周りは暗闇でも、上だけは常に道を示す小さな輝きたち。そこに人はなにかしら思い、星座などといったものを見出したのだ。
だが彼は特別思う事はなかった
ただの星の光だった。
現実主義者であるからこそ、甘い考えはなかった。遠くから見ても、近くから見ても彼はただの根暗でぼっちのつまらない男だった。
夜の暗闇は人の感情を揺れ動かす。いい意味でも悪い意味でも両方の意味だ。
彼の場合は悪いほうで捉えている。
星の光を神秘的だと思うのは、良い意味として考える。そうすると悪い意味は闇が怖いということだった。
幽霊、不審者、ありとあらゆるところから突然出てくるのではないかと考えることがあるのだ。それが特に強く彼に出ていた。だから彼は夜を楽しめない。昼間より人がいないだけで動く人間ではあるが、別による属性を兼ね備えているわけじゃない。
昼間は人の目が怖い。
夜は全てが怖い。人も幽霊も暗闇も何もかもが怖い。ただ昼間は近所の人間が少ない。彼を直接知る人間が外にいないから夜に動く。
彼はありとあらゆるものを苦手としていた。それは日本にいたときだけではなく、異世界にきたときも同じだった。むしろ異世界では日本での恐怖事項に追加を加えなくてはいけない。
魔物。
強盗よりも恐ろしい、夜盗などの危険人物。
彼は日本にいたときと同じように異世界でも同じだった。一切変わっていないのだ。変わることはないし、変えたいとも思わない。自分なりの生活をこなすので精一杯だった。
そんなことを彼は夜空を見上げながら考えている。板を敷いて、その上に適当な布を置く。簡易的なベットをつくり、そこで仰向けになっていた。他の魔物たちも見張り番のオーク、リザードマンを除き睡眠をとっていた。
交代で見張りをとっている。最初は彼と牛さんが寝て、次はオーク、リザードマンの番。小さな魔物たちであるゴブリン、コボルトたちは見張り番となるにはまだ信用や勉強もしていなかった。ある程度の忍耐と彼という家族の枠組みに慣れるまでは、見張り番という役割を与えるわけにはいかないのだ。
皆、外で寝ていた。
馬車は荷物を大量に入れてあるため、中に入ることはできない。雨が降れば、防水の布を屋根代わりにして、寝る。
ゴブリン、コボルトなどはその辺で適当に寝転んでいた。ごーごーと大きい寝息をたてて、安らかな夢へ導かれている。
それだけだった。彼は寝れなかった。どうしようもなく眠気がしない。寝なくてはいけないのに、眠れないのだ。次は彼と牛さんが見張り役をする。だから今のうちに寝なければいけないのだが。
寝ようとすれば、するほど寝れなくなる。
結果、彼は起きていた。
何もすることがない。
暇だった。
することも、やることもない。動きたくもない。今動かずにできることといえば、見上げることだけだった。自然と夜空を見ていた。綺麗とは思う夜空。自然環境の中で恵まれたところだけを見れば、おのずと比較するのは現代社会。科学と文化によって、甘さも安らぎも全てを切り捨てた冷たい社会。
現代社会の環境は科学は発達した。人間のコミュニケーション道具も発達した。顔も合わさず人と関われるものも出来た。遠く離れたところで関われる現代技術は、身近にあるものへの考えを希薄化させた。近くよりも遠く。自分の周りにあるものをないがしろにし、手の届かないものだけを尊重させる。
ネットを優先し、リアルを適当に。
そんな人間も多いと嘆かれる昨今。彼はそんなことは気にせず、持論だけを思うだけだった。人は変わらない。いくつかのパターンによってしか動けない。
今も昔も同じなのだ。技術とか文化が時代というものに変わった。そんなマヤカシに囚われている。友人関係を優先し家族関係をないがしろにする人間。恋人を優先し、友達をないがしろにする人間。
インターネットとリアルの関係。
友人と家族。恋人と友達の関係。
今と昔。ないがしろにしているものが違うだけで、大体同じようなものなのだ。距離を勝手に作ることは換わらない。根本的なものは同じ。
だから彼は友達がほしいと願いながらも、動かなかった。距離を作るのが苦手なのだ。近づくのも離れるのもそういうのができなかった。
平均的な家族の下、彼は生まれ育った。環境も平均的なものだといってもよい。子供のときの学校から何から何まで全て平均。
だがいつのまにか彼は省かれた。周りの人間関係から除外された。自分から離れたのかもしれないが、結局誰も周りにはいないのだ。いたとしてもそれは同じ人間ではなく、怪物的な魔物のみ。
それには理由がある。
彼は破綻している。
それに気づかない。異端者として省かれただけで、ないがしろにされたわけではない。区別と差別が違うのと一緒。彼は区別されたのだ。
自分が駄目だと彼は思い込んでいる。そういう風に落ち込んでいる人間は自分を下へ下へ卑下しようとしていて、同じ立場の人間を見つけ傷のなめ合いを求める。だが彼はそういうことをしなかった。
彼はそれを一切しない。面倒だという感情と自分を変えたくない強い感情。彼は自分で自分を閉じ込めている。表に出さず、行動もしない。
現代社会の弊害を背負い、彼はその典型的な底辺を甘んじている。
彼がそうだから他者もそうであってほしい。
そんなわずかばかりの願いをこめた彼の願い。内側だけにひめて、表面にすら現れない幻想。似たような人間を探すわけでもなく、ただ自分だけで完結していた。
同属を求める哀れな道化。それすらもなれない。要するに彼は適当なのだ。人に対しても何事にも対しても。成りたいけれど、成ろうとは思わない。
歪で空虚。
学業で知識を学び、自然と勝手に覚えるある程度の常識しか持ち合わせていなかった。人と向かい合ってこなかった人間が、他人と仲をつむぐすべを持つわけがない。
人は変われるとわかっている。だがそれを認めたくないから彼は否定するのだ。
自問自答と呼べない討論の世界。
そんな思考の中、地を叩くような足音に水をさされた。彼がその足音の主に視線を向ける前に、相手のほうが早かった。仰向けで夜空を見ていた彼。その星の輝きは大きく黒い凶暴な顔が覆い隠した。
「もーー」
牛さんだった。
彼の隣で四つんばいになり、小さくも激しい呼吸音が彼の耳に入った。普段はあまり野宿はしないからか、夜はいつも牛さんと彼はすごすことはなかった。寝ることが一緒ということもない。
だからだろう。
どこか嬉しそうな怖い顔で、彼を横目で見つめていた。図体がでかいからか、その分巨体を維持するための空気を取り込むために、少々呼吸が激しかった。だが静かだった。気になるほどでもない。
暇でやることもない。寝れない彼は、少しばかり暇つぶしにでた。
彼は手をのばし、牛さんの顎の下をなでる。魔物に寝れない時間の消費に付き合ってもらうことにしたのだ。
手をのばせば簡単に届くほどの距離にあった牛さん。その顔は彼の手によって、気持ちよさそうに表情を緩めた。筋肉質で分厚い毛皮。やわらかいどころか、鋼鉄のような硬すぎる肉体。彼が触っても毛と硬い表面をこするようなだけだが、それでも牛さんは嬉しそうだった。
しかし怖い顔だった。
もともとの造形が怖い分、いくら笑っていても怖いものは怖い。だが彼はなれていた。人間よりも魔物のほうが楽で、一番距離が近い。身体的に精神的に生活的に色々な面で魔物と彼は密接だった。
お互いがお互いを必要とする協力関係。どちらか片方におんぶでは関係はよくなりはしない。悪化するだけだ。どちらかが妥協し続けるのも、長くは関係が続かない。
ほどより距離感が必要なのだ。それが彼と魔物は密接でも別に問題がない。近くても遠くても彼と魔物の関係は良好だった。
そう彼は考えている。
実際は、無駄なことを考えていたのだ。どうしようもなく自分という存在を第三者目線で考え、ときに自分の思考を混ぜて黄昏るように沈黙の思考へと落ちる。それが無意味だった。
星というものは、人を明るくも暗くもする。神秘的な現象があればあるほど、逆にリアル思考へと傾くときもある。幻想的光景が強ければ、強いほど人は現実を直視するのだ。広大な夜空の下、自分という矮小な存在。星が綺麗だと感情を高ぶらせてからの、ただの光だと認識しての急降下。感情のふり幅が違うのだ。
そのため、大きく振り回された。
彼は星という麻薬を理解し、家族というものの距離を少しわからなくなるほど、かき乱されていた。
少しだけ、恥ずかしくなった。自分が家族との距離感をつかめなくなりそうだということ。それをごまかすかのように彼はいつもよりも若干強く、牛さんの顎の下をなでた。
「...君はいつまでも僕のところにいてくれるのだろうか?」
ふとこぼした疑問。一人だけの孤独の人間が始めて手に入れた輝きの一つ。彼の異世界での始まりだけでなく、生きる基盤と人生への執着の最初の根源。
牛さん。魔物たち。人間よりも魔物の関係が強い彼。家族と彼が認識したものたちとともにいきるのが彼の第一の目標となっている。
失いたくはない。怪我してもほしくはない。
星は幻想的だ。魔法やらスキルやらがある世界という時点で幻想的ではあるが、星にはそれとは違う神秘的というものも兼ね備えている。リアルを直視させることもあれば、人を何か悲しいような気分にもさせる。
人の感情を大きく乱す星の輝き。彼はそれによってかき乱されている。彼はそんな感傷的なキャラではなく、何度も言うがロマンチストでもない。
それでも強く訴えかけられたものに深く追いこめられた。要するに他の人々が星というものにひきつけられるように、彼も引き込まれただけだった。
昔の彼は余裕がなかった。しかし現在の彼には少し余裕がある。それが彼に神秘的だの幻想的だのといった感情を生む隙間を与えた。現実主義者といえども誰も星に感動してはいけないという決まりはないのだ。
ただ自然に飲まれて、彼は不安定な精神状態になっていた。
彼の手は、硬いなだらかな触り心地から硬く強固な感触へと変わる。彼が気づくまでもなく、牛さんが顎下のなでる手を頭へと体をそらして変更させていた。
お互い言葉は発さない。横目で感触が変わったことにちらりと牛さんを見ただけだ。
もーとなくこともなく、牛さんは強い眼光で彼を見つめている。先ほどの嬉しそうな表情から一転、真剣そうな鋭い表情。凶暴な顔が真顔になったから、怖いという感情もない。
言葉を発することは必要ない。ただ静かに彼の手は牛さんの横顔をなで、そのまま牛さんは彼を見つめるだけだった。
そっと牛さんの顔が降りて来る。彼が手を伸ばして触れる距離から、更に近く。彼の顔のすぐ近くまで牛さんは顔を下ろした。
そして。
なめた。
顔というよりは、頬をなめた。
大丈夫、安心させるかのように牛さんは彼の頬をなめた。彼がしずかにこぼしていた不安感は、両目に一筋の雨をもたらしていたのだ。リアル的で幻想的で神秘的な星。彼は現実を直視し、自身がただの孤独というものに屈曲した思考に誘導された。
少し、怖かったというのもある
夜は恐ろしい。人間もそうだ、強盗もそうだ、魔物もそうだ、星もそうだった。彼は全てに恐怖を抱いていた。
普段彼はなめられるのは好きじゃない。愛情表現であろうと顔がぬれるのは好きではなかった。汚れるとかではなく、感触が嫌なのだ。雨も汗も涙も嫌いだ。
異世界にきてすぐに行動できるわけがない。チートとかを持っているわけでもない。人と仲良くする手段を持ち合わせているわけでもない。金もない、自分自身には力もない。
そんな彼が唯一持つ希望。
牛さんと家族。とくに牛さんは彼が強く意識する魔物だった。家族の中の長男であり、強大な力を持つ魔物。本気にならなくても彼という存在は消し飛ばすぐらいわけもないのだ。
そんな存在がいるからこそ、彼は何とか生きている。生きていける。そうでなければ、彼は異世界で死んでいる。資金があっても、力はあったとしても、寂しさという孤独感に飲まれて消えていたことだろう。それこそ彼が最も望まない自殺という形をとって。
人が他の生物と違うのは、自分の生き方を選べるということだ。
生きるのも死ぬのも、さじ加減一つでどうにでもなる。
それを防ぎ、何とか今まで生きている。日本では血をわけた家族がいた、だから生きていた。寂しいという感情は友達がいない程度のもので、孤独感はなかった。
今は血をわけたものはおらず、魔物という新たな家族を構築。寂しくはない。だけれどふと感じる不安感は恐ろしいものだ。
星はすばらしいものだ。だがときに恐ろしく不安感を掻き立てる。現代日本でも異世界でも変わらず星は生きている。光を放ち、生き様を見せる。星自体に魂はなくても、童話的には生きている。
「ぐるるぁぁぁ」
小さく牛さんは吼えた。彼だけに聞こえる程度の音量だ。いつものようなと可愛らしい鳴き声だけはしていなかった。
牛さんのそれは彼の何かを吹き飛ばそうとしたものだ。彼が何かしら思うことがあり、ないていた。周りには敵がいないことから、自分で生み出した負の感情に飲まれたものだと牛さんは勝手に推測した。
それをかき消すための優しい咆哮。
彼の眼前で吼えてから、頬をまたなめた。
「...ありがとう」
彼は両手で牛さんを抱きしめて、黒い毛をぬらす。どこかしら何かがある。
なきつかれた彼は自然と眠り、それを見て牛さんも寝た。その後、交代の時間ぐらいに彼が起き、牛さんもそれにあわせたかのようにおきた。
オークとリザードマンは彼がおきてこなければ、一日勝手に見張りをしてしまう。起こしても良いといくらいっても、起こそうとはしない。
彼が自分からおきなければ、二匹は絶対に見張りをやめない。過保護と勝手に尽くされる忠義。嬉しくもあるが体を壊されても困るという心配が強い。そのため彼はある程度寝たらおきるように体を訓練させていた。
早寝 早起き。これは誰もが簡単にできる最初の訓練法。仕事という関係でも学校という関係でも誰もが学び、勝手に習得する技術の一つ。
夜中の2時。彼の腕時計が時間を指し示していた。馬車の御主台で座っていたオークとリザードマンが彼がおきたことを知り、あちゃーと自分達の頭を叩く。おきないように静かにしていても、勝手に起きてくる彼。
魔物と人間の体力は違う。それでも同等に扱えばどこかで人間が限界を感じる。彼が二匹を心配するように、二匹も彼を心配していた。
彼が二匹の体を壊さないようにしてるのと同じで、二匹も主人の体を壊さないように注意している。
彼の不安感は無駄なことだった。何があろうとも崩れることはない強固な関係。彼は本当の意味で認識し、魔物への関係を更に強めていた。
星は常に輝いている。
同じように彼も生きている。
朝になり、日がさしてきた。夜の帳でかき消された道も、お日様の力によって視界の先から先まで道をよみがえらせた。魔物たちも全員起床した。夜の時間でリザードマンとオークと交代した彼と牛さん。牛さんは元気だが、彼は凄く眠そうだった。見張りからそのまま起きていた為、夜の暗闇に誘われた眠りへの誘い。それに勝ち取ったのは良いが、現状はまっすぐ歩くことすらままならない。
だが進む。足は動かす。
彼と魔物の一行は街道に戻り、ベルクの街へ向かって歩く。長い長い歩行と体力の限界によって動けなくなった彼。途中から魔物たちに背負ってもらいながら彼の異世界での故郷へと向かっていた。
ちなみに彼を背負ったのはオークだった。毛深くてほどよい筋肉の硬さ。まくらよりは硬質だがあったかかく、彼は睡眠の欲求にまけオークに背負われたままだった。オークも彼を背負えて嬉しそうであり、牛さんとリザードマンは嫉妬するかのようにオークをにらみつける。そんなものを気にせず、牛さんとリザードマンに勝ち誇った表情を見せ付けるオーク。
牛さんは彼を運ぶのには適さない。硬すぎる肉体で運ぶと魔物でも体を痛める。リザードマンは馬を制御する必要性。小さな魔物たちは彼を持つには肉体が貧弱。
結果オークが勝ち取り、彼を背負っていた。力も何もかもが制御のうまいオーク。歩くたびに揺れる振動も少ない。乗り心地の良い車にのっている。そんな背負い方だった。
これは彼が悪名と名声を手に入れた第一章のお話。彼はそんな形にならないものだけではなく、大きくしっかりとしたものすら支配下にいれていく。支配とかする欲求はなくても、彼は手に入れる。
手に入れたのは恐怖と暴威を振るう怪物。知性の化け物と名づけられた実態はただの草取りフリーター。誰もがしないことをし、まるで情報をつかませないような普段の行い。徹底した管理をして、自分の弱点をつかませないとすら勝手に勘違いされる哀れな彼。ただ彼が出来ることが草取りしかなかったとは誰も思わない。
行動が全て先の先まで読んだかのような展開。それが彼を底辺だとは認識せず、爪を隠す鷹のように扱われた。
そんな彼は軍団を手に入れた。無垢なるものを集め、彼以外の人間に憎悪する集団。集団は、彼の命令しか聞かず、彼の為にしか動かない。絶対的で、格安の軍隊。維持費は食事とその他武器。家族に相当した彼の祝福によって、彼だけに忠誠を誓う。
弱くて、価値的に安い。そう勝手に判断された小さな命たちの反逆の物語。彼は積極的に動かない。だけれども勝手に周りが動いていく。大きく、ゆがんでは彼の元に矯正される。
彼の元で物語りは進む。
彼が動くと、周りも動く。
これは彼の成りあがりのお話。魔物たちが生きていくための目標となりえる冒険紀。
第一章。軍団と悪名編 終了。
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