蟲の民の決意と密かな建国
右を見ても、左を見ても、ガンが整列している。セリムが、ガンは
「セリム、泣いて悲しんでいたわ……。ここが一番安全って置いてかれてしまった。どうしてなのかしら?どうしましょうシッダルタ。セリムを助けに行こうにもこんなのどうしたら良いのかしら」
風が強く吹くと、さっと
「怒っていたんじゃなくて?まあ、確かにここは一番安全なのかもしれない。ティダとシュナにこの前に来いとセリムが告げた。ここは戦場にならない場所なんだろう。いや、セリムがここだけは争いの場にしないと決めた、というのが正しいのか?」
「シッダルタがいて良かった。私、あんまり賢くないの。でも、セリムのことなら分かるわ。だって奥さんだもの」
セリムの気持ちが分かるラステル。考察してくれるシッダルタ。二千力ならセリムの支えになれるだろう。むくむくと元気が出てくる。
「ラステル、セリムはどうして悲しんでいたんだ?人を裁くと言いだして、俺は
セリムへの不信ではなく、教えてくれという真剣な目付き。やはりシッダルタはセリムの支援者となってくれる。パズーに何となく似ているかもしれない。シッダルタの方が男らしく、そして賢そう。パズーは頑張る男だから、いつかシッダルタに似た男になるのだろう。
「セリムはこの国を守りたかった。自分なりに頑張っていたわ。折角明るく平和になろうとするドメキア王国を、大切な友人が守りきった国を簡単に諦めないわ。きっと大変な方法を思いついて蟲達に頼みに行ったのよ」
三人で、ではなく一人で行ってしまったのはどうしてだろう。
「そうか。自信がないから一人で行ったのか?俺も君も巻き込みたくない。自分が失敗しても俺とラステルがいる。そんなところか?ラステル、セリムはそういう性格かい?」
思わずシッダルタに抱きついた。
「どうしてセリムの気持ちが分かるの?さすが風の神様が巡り合わせてくれた親友だわ!」
シッダルタがラステルを引き剥がした。顔が真っ赤だったので、ラステルも恥ずかしくなった。これではセリムを「はしたない」と指摘する資格はない。
「分からないさ。だから君に聞いて確認している。ラステル、君が言うセリムが思いついた大変な方法は何だと思う?」
問いかけられて、急に不安になった。
「分からないの。セリムのこと、沢山知っているようでまだ全然知らない。頭が良くないのもあるかもしれないわ。パズーがいれば何か分かったかもしれない……。ノアグレス平野でね、私は人なんて死ねって祈ったのよ」
ギョッとしたシッダルタにラステルは淡々と続けることにした。蟲が怒ったというこの状況、何か解決の糸口になるかもしれない。
「私、蟲なのよ。だから蟲と一緒に人なんて死ねって思った。多分そう。元々あんまり人のこと好きじゃないもの。セリムが変なの。今はちょっと違うんじゃないかと思うけど、とりあえずノアグレス平野ではセリムとパズーくらいしか、あとハクさん?ハクさんは元気なのかしら……。お腹が減ってないと良いんだけど。セリムがいつもいつも心配しているのよ?」
シッダルタが小さく笑った。
「そうか。ハクさんについて今度教えて欲しい。しかし話を戻してくれるかい?」
指摘されて慌てて何を言おうとしたのか考え直した。そうだ、ノアグレス平野の時のことだ。
「蟲と一緒に人なんて死ねって思ってたら、パズーが来てくれたのよ。私、やっぱり人は死んじゃダメって思った。覚えてないけど多分そう。気がついたらティダ師匠が私とパズーをこう、ビューンって飛行機で助けてくれたの。蟲も人も沢山死んでた……。折角セリムがみんなを助けようとしてたのに。セリムはそれで死んじゃった。だから頼んだのよ。蟲を操れるかもしれないなら、頼みごとも出来るかもって頼んだの。死なないように帰ってって。そうしたらセリムがしようとしたことを私が出来るかもって思った」
しかし、蟲はドメキア王国のシュナの兄の軍を攻撃した。雪だるまにして殺しはしなかったが、森へ帰ってはくれなかった。ペジテ大工房へ蟲は相変わらず襲いかかろうとしていた。ラステルは身震いした。
無意識に人は死ねと思っていて、それが蟲達に伝わったのかもしれない。
「ラステル、いま考えたことも教えてくれないか?材料は沢山あった方が良い。パズーがいたら双方の話から推測するんだが、居なくて良かったかもしれない。君は今、この状況だから話してくれている。この話、セリムにもパズーにもしていないんじゃないか?」
ラステルはまたシッダルタに飛びつきそうになった。困らせるから止まって、シッダルタの両手をそっと取って握った。上手く目が見れない。
「セリムとパズーは私の事がとても好きだから変なの。私が頼んだからペジテ大工房は助かったって言ってくれる。でも、違うのよ。確かに頼んだわ。そしたらシュナのお兄さんの船は雪だるま。ペジテ大工房へ突き進む蟲も止まらない。むしろ早くなった気もする。私、グルドの怖い人と泥みたいな変な奴に言われたの。
手が震える。シッダルタは手を払ったりしない。しかし怖くて
それからハッとした。
「大変!私、ティダ師匠とヴィトニルさんに殺されてしまうわ!殺されてご飯にされてしまうのよ!シッダルタ!絶対内緒よ!絶対、絶対、秘密よ!ずっと守ってくれるってかわりに、秘密をペラペラ話したら殺してもいいって約束したのよ!ティダ師匠とセリムじゃないと私の秘密を話してはダメって約束よ!違うわ、誓いよ!」
全身から血の気が引いた。心臓に誓ったのに勝手に秘密を話した。ラステルが手を離そうとすると、シッダルタが逆にラステルの手を強く握ってくれた。
「よく分からないが、ティダは君のこの軽率さに先手を打ったんだろう。蟲を操れる女。そう思われたら、知られたらこぞって狙われ続ける。僕はセリムから少し話を聞いたから問題ない。ドメキア王国の飛行船が雪まみれになったのは君か。しかし、雪まみれとは随分穏やかだな。君が死ねって思ってたら船は木っ端微塵だったんじゃないか?」
そうだろうか?ラステルには判断がつかない。パズーもそんなことを言っていた。
「君の手助けをしてくれるのが、蟲を操れるように見える。誤解されて魔女狩りに会う。セリムはそれを恐れているんじゃないだろうか。君が人を憎み、蟲を操れるならペジテ大工房はもう滅んでた。ラステル、君は人が好きそうに見えるよ。種族も人種も立場も関係なく個人として好きか嫌いか判断する。セリムが心底惚れるのはそういう女性だ。船で音楽みたいに音を立ててニコニコしてくれてた女の子はそういう人だ。大狼にもとても好かれている」
ラステルはポカンと口を開いた。シッダルタまでこんなことを言い出すとは、ラステルの認識がズレているのかもしれない。そうだろうか?そうだ、セリムの妻という立場だからだ。そのせいでまた嬉しい誤解をされたのか。
シッダルタがクスクスと笑いはじめた。
あと魔女狩りとは何だろう?
「崖の国の
益々シッダルタが笑い出した。腹を抱えている。
「俺には君の方が不思議でならないよ。どうしてそんなに自分を低くみる。ラステルの家族や故郷のせいか?セリムは苦労してそうだな」
混乱してきたので、考えることを放棄した。今はラステルの話をしている場合じゃない。
「今は私のことはいいのよ!セリムのことよ。ノアグレス平野で私が引っかき回して、憎しみを増やしたかもしれないのにセリムは蟲達を怒りから救ったわ!アピ君達と遊んだって言っていたけど……セリム、遊びに行ったのかしら?人を裁くって何をするつもりなのかしら。また一人で頑張ろうとしているのよ。私は今度こそお
そうだ。アピがいない。ラステルの頭に張り付いて、怖くて震えていたのにいなくなっている。
「怒りから救った?」
「アピ君がセリムについて行ってくれ……。シッダルタ?私、何かおかしなこと言った?よく変なことを言うのよ」
いつの間にか
「怒りから救ったとはどういうことだい?」
何の話だろうか。
「嫌なことがあると。ブワッて憎しみや怒りに飲まれてしまうでしょう?気がついたら酷いことが起きている。セリムはその前に助けてくれるのよ。ノアグレス平野から帰った蟲達もそうよ。悪いことをしないで済んでホッとしていたわ。子供達は安心して、嬉しくて空を飛び回ったわ」
シッダルタが左右を遠くまで見渡した。
「人とは大きく違う、か。セリムが言っていたな。蟲は大なり小なり血に記憶を宿している。だから人に何をされたのか、本能が覚えている。本能が蟲を激しい憎悪に飲み込む。そんな風に言っていた。嫌でも、抑えたくても止まらないことがある?そこから救うのに必要な何か?セリムはそれを探しに行った?ラステル、君の話を聞いてセリムは色々と学んだのだろうな。俺は、俺はこんな素晴らしい道を歩ける。こんな人生があるなんて生きていて良かった。知りたい事が山程ある」
シッダルタが突然泣き出した。理由が分からないが、ラステルはシッダルタの頭をそっと撫でた。いきなり手を出すと怖いと言っていた。
「生きていればって良い言葉ね。そうよ、死んだら何も出来ないわ。残された想いや願いは引き継がれるけれど、どうせなら自分も幸せになって残すべきよ。セリムはだから殺生が嫌いなんだわ。私も嫌よ。セリムは人も蟲も
セリムのお荷物でなくなれるかもしれない。ラステルは胸を張った。セリムが人には役目があると言ってくれた。ラステルの明るさや前向きさで、セリムは元気になり前へ進めると言ってくれた。ラステルの夫として誇らしくありたい。弟子のリノといつか生まれるラステルとの子にうんと大きな背中を見せれる偉大な男になると口癖のように言っている。
「そうか。セリムはとても心強いだろうな。ラステルはセリムの味方を増やす。果報者とはこのことだ。ラステルもセリムにとても大事にされている。俺にもいつかそんな人が現れるといいな。君達夫婦を見本にするよ。見る目が養われそうだ」
微笑んだシッダルタの三つ編みを止めている
ラステルは自分の髪をお団子にしている髪飾りを一つ解いた。お団子が五つから四つになっても髪は邪魔にはならない。
「ホルフルという蟲森の地下に、タリア川っていう美しい川があるの。セリムの瞳と同じような色。私が大好きな川よ。川底に結晶が出来るの。苦労して潜って
ラステルはタリア川の結晶を丸く削り並べた紐製の髪飾りをシッダルタに差し出した。シッダルタは驚いたようで、髪飾りとラステルの顔を交互に見た。うんと親しみを込めて笑顔を作った。いや、自然と
「蟲森の地下……」
シッダルタの黒い瞳に浮かんだ好機は、セリムに通じるところがあるように見えた。
「そうよ。私、ホルフル蟲森は庭だから沢山案内する。セリムは国の為にと植物や蟲を調べていたわ。薬も作ってた。シッダルタが必要よ。セリムは果報者だわ。誰も手伝ってくれないって言っていたもの!私、絵は得意だけど賢くないの。シッダルタは千人力じゃなくて、もっとうんと役に立つしシッダルタも知らない世界を誰よりも見れるわ!崖の国には素敵な女性がいるのよ!お嫁さんも見つかるわ!」
ラステルはシッダルタの手に髪飾りを握らせた。また風がふわふわと吹く。上空で強い風ばかりでもおかしくないのに、さざ波のような優しい風。セリムが言う風の神様だ。きっとそう。
「貴重な品をありがとう。うん、やはり生きていてよかった。俺はこれを誰かにも与えたい。俺は学者になりたかったんだ。無理だと笑われても、自分なりに勉強してきた。そうか……セリムと研究者になれるのか」
シッダルタがラステルの髪飾りで、再び髪をまとめた。ふんわりと横流しにして三つ編みにしていたのをやめるのか、後ろに髪を集めた。頭の高い位置でキツく一つ結びしすると随分と
「頼もしいわシッダルタ!こっちの方が良いわね」
シッダルタが頬を赤らめて、歯を見せて笑った。どこかティダに似たような笑顔に見える。ずっと離れていたらしいが、二人には強い絆がある。いつかネジの足りないティダに伝わるといい。
「ありがとうラステル。大切にするよ」
「失くしてもまた作ればいいのよ。シッダルタはベルセルグ人初めてのお客様になるんだもの。前祝いね。崖の国でもうんと沢山祝ってくれるのよ。崖の国のみんな、セリムが大好きだから私よりも、もみくちゃにされるわ。セリムと同じようにお酒をかけられてぐしゃぐしゃよ!」
まだ何も解決してないのに、ラステルには予感がした。ノアグレス平野の時よりも素晴らしい未来が待っている。誰かが誰かを助けると、どんどん大きくなっていく。巡り巡る。真心は真心として続いていく。
だから反対のものは少しでも多く減らさないとならない。これから減るだろう。いや、減らす。
「よし!やる気も元気も出たし、セリムの目的も何となく
シッダルタが胡座をかいた。腕を組んで
ふと見ると、シッダルタの腰元に筒状の棒が刺さっていた。ラステルはそれを引き抜いた。
「ん?それは吹き矢だ。護身用に持っておくか?」
ラステルは首を横に振った。
「笛よ!ナイフはある?私、毒針しか持ってないわ。笛が作れれば唄子として演奏するわ。唄子笛なら作るの得意よ!蟲として頼むと巻き込まれるけど、人として唄子としてならもしかしたらセリムのところへ行けるかも!地面に降りるだけでもいいから、兎に角移動しないと!」
言い終わった時、体が大きく揺れた。シッダルタが支えてくれて、振り落とされたりはしなかった。ラステルとシッダルタを乗せている
瞳が緑色。
途端に他の
「この子、私達に行けって言ってくれてるんだわ。裏切り者よ。人の言葉が通じているのかしら」
なんて優しい子。
他もみんな優しい。周りの
ラステルは抱きつくように寝そべって頬を寄せた。
「ありがとう。セリムがみんなを助けてくれるわ。私とシッダルタが手伝うの。この間はセリム一人だったけど、今度は三人よ。凄いでしょう?ホルフルの家族が貴方を
蟲は匂いに敏感だと教えてもらった。ラステルはもう一本、髪飾りを外した。それから落ちないように気をつけながら頭部の方へと移動した。
「危ないな。とんだお転婆娘だな」
グラグラして落ちそうになると、呆れ声のシッダルタが助けてくれた。やはり心強い。
「これで貴方もきっと家族よ。アシタバ蟲森で暮らさなくても、ホルフル蟲森があるわ。もし何もかも上手くいったら、私達と同じで故郷が増えるのよ」
ラステルはシッダルタに顔を向けた。微笑ましそうなシッダルタの両肩をそっと掴んだ。
「シッダルタ、私は崖の国の妃よ。だから命じます。偉大な大狼フェンリスそしてベルセルグ皇国皇子ティダの弟にして龍の民。あまりに素晴らしいので崖の国の民になってもらいます。ベルセルグ皇国の奴隷層と名乗るのを基本的には禁じます。私達の大切な第三王子セリムの唯一無二の親友、目付、研究助手。肩書きが沢山よ。立場や権力が必要な時は目付を名乗りなさい。パズーが辞めたから必要だもの。国交の為に目付を交換したと言いましょうね」
そっと地上に降り立った
「ラステル、君は十分
シッダルタがラステルの手を引いて歩き出した。方角はアシタバ蟲森とは逆。ラステルはシッダルタの手を引っ張った。
「私はセリムを選んだ女だもの。人を見る目があるの。それからお喋りで危なっかしいから、私といるとしっかりしないとって思ってもらえるの。シュナがそう教えてくれた。崖の国の民は、うんと誇り高くないといけない国だから大変だけど頑張ってね!盛大なお祝いをする為に泥まみれになって頑張りましょう!シッダルタの体じゃ蟲森に入れないけど、私の服でぐるぐる巻きなら大丈夫よ。セリムと相乗り用のゴーグルがあるから目も大丈夫」
ラステルは上着の内側に吊るしてあったゴーグルをシッダルタに渡した。シッダルタが首を傾げた。
「いや、ラステルはどうする?猶予は二日だと言っていた。時間は惜しいがセリムを探すのにアシタバ蟲森に近寄らないとならない。徒歩ではとてもまかないきれないから、移動手段も必要だ」
シッダルタに引っ張り返されたが、ラステルは動かないと足を踏ん張った。
「私は生身で平気。それが私の最大の秘密というか謎よ。セリムもさっぱり分からないみたい。生きたまま
ラステルは袖ぐりから毒針を出して、シッダルタに突きを
「俺もラステルのような娘を見つけたいな。あははははは!頼もしいな。それに信じ切って、地の果てまで付いてきてくれる。うん、そうだ。そうしよう。一生妻など
何故褒められたのか分からないが、楽しそうなのと鮮やかな未来を決意したのでラステルは何も言わなかった。代わりにうんと沢山の笑顔を投げた。シッダルタがゴーグルを身に付けた。
ドサドサと空から荷物が落ちてきた。シッダルタがラステルを小脇に抱えて、落下物を避けてくれていたので、落ちてくるのがよく見えた。
「これ、セリムの防護服よ。兜もある……」
空を見上げると鳥のような影が見えた。
「まるで導かれているようだな。今一瞬、空に龍が見えた。
「私には鳥に見えたわ。セリムかしら?この防護服があれば安心安全。アシタバ蟲森で安全かは自信ないけど……。マスクの内側の布を三重にしましょう。暑いけど防護服の下も肌という肌を隠す。それできっと大丈夫。幸いシッダルタの靴は防水っぽいし。セリムの匂いできっと安全よ。私は蟲だから問題なし!」
ラステルはシッダルタを持っている知識を総動員して蟲森に踏み入れても問題ないようにした。それから、セリムの兜をシッダルタの頭に乗せた。これは彼にもよく似合う王子様の冠だと恭しい気持ちで被せた。
--ベルセルグ皇国奴隷層のシッダルタだ
もうそんな男は居ない。崖の国の研究者シッダルタ。崖の国の王子セリムの助手にして目付。奴隷層よりも素敵な肩書きだ。
シッダルタは大きく成長して、それも目覚ましく成長して奴隷なんて無くしてしまう。そう祈りと願いを込めた。シッダルタは自分が幸福になるだけではなく、きっとそういう険しい道を選ぶ。
ラステルとシッダルタは手を繋いで、
耳を突き刺さすような、痛いほどの蟲の鳴き声はするが誰も手を出さなかった。きっと他の
三人で
王子セリム、人としての民シッダルタ、蟲としての民ラステル。三人だけの
そう話したら、シッダルタも賛同してくれた。
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