第20話
「頼もう!! ここに大魔導士、朝倉・
「また来た」
勘弁してよ、と、食べかけのういろうを皿の上においてうなだれるクローデット。
「流石師匠、今日も大人気ですね!!」
「アタシは静かに研究したいのよ。ついでに言うとあんたの子守もやりたくないくらいだわ」
「そんなつれないこと言わないでくださいよ。師匠と私の仲じゃないですか」
「どんな仲よ」
「血の盟約で結ばれた
「アンタのアホアホ道には絶対に付き合わないわよ」
あぁ、やだやだ、と、けだるげに言って、クローデットは立ち上がった。
「はいはい、私が大魔導士クローデットよ。よろしくどうも」
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