女神の闇
そんな…そんな…!
火の海が速攻で消えた。 何故!?
「あ…あぁ…!」
言葉が出ない。
「ふぅ…
「そうゴブっすね!」
「こいつは…!」
ーーそうゴブリンを守ったのは
「属性っていうのは6属性あって、極端に相性があるゴブから、対策の勝利ゴブ!」
もう魔力は残ってない、
「くそ…くそぉ…!」
「セイレーンよ!こいつに
無言で手を出すと巨大な水の刃が放出される。
「……!」
そのまま現実を受け止めた。
…死んだのかな…?
真っ黒な空間に1人立っていた。
「私は…ペルセポネ…」
「ペルセポネ…?闇女神様か!」
なんなんだ…!
「望みは…ありますか?」
「胸下さい」
「わかりました」
本当にくれるんかな!?
「あなたに…
「おい! おいまてこらぁ!!」
「…」
「聴こえてるんだろ!?胸くれよ!力要らないし!」
「さらに力を望む…者ですか…」
「いや胸! 胸な!」
なんなんだ、本当に悪い女神じゃん。
「…」
「聴こえてるのは知ってる!女神だからってトランクスルーは許されないぞぉ!」
「いえ聴こえません」
「そうか…って…聴こえてるじゃねーかぁぁあ!!!」
壮大にツッコミをぶち込む。
「もう疲れたわ、ペルセポネちゃんはハーデースと不倫してるって言いふらすぞ」
「まって!言うこと聴くからやめて!」
「おっおう…」
あえて、なんて
「じゃあ胸分けろ」
「無理」
「じゃあ処女捨てたい」
「無理」
「うーんと…金くれ」
「無理」
「この世界を元に戻したい」
「無理、時間操作は違反」
「なんでだよぉぉお!!」
使えねー女神だなおい!
「じゃあ何が叶えれるの?」
「強さを与える事と輪廻転生」
「普通に闘神やんけぇぇえ!!何がーー」
機嫌を悪くするのはあれなので言わなかった。
「もう強さと輪廻転生でいいよ」
「…よっしゃ」
「聴こえてるぞ」
なんだよ、何ほくそ笑むんだよ…ほんと闇だわ!
女神界の闇! 闇ってそういう意味!?
ーーこの選択が最後を決めるなんて知る由もない。
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