◆Opening 01◆ 転校生と委員長
Scene Player――来夏
ついに学校に行く日が! 来夏はその事実だけでワクワクしていた。
そしてそれは美春も同じだった。
GM:では来夏のオープニングです。学校に転入してくるところなので二人とも登場。さぁ侵蝕率よろしくっ!
来夏:振りまーす!……10!
美春:とうっ!……5。42になりました。
来夏:あ、わたしも同じ。
早速シンクロする侵蝕率(笑)
GM:キミ達は高塚市にある公立高校……1年2組でいいや……に編入します。
二人は教室の黒板の前に立っていた。初めての学校にガチガチに緊張する美春と興味深げにキョロキョロと周囲を見渡す来夏。
「今日から入ってくる転校生だ」
担任の教師の言葉に、クラスメイトが一斉に反応を示す。
「双子?」「顔そっくりじゃん」「すげーっ!」
「じゃあ、自己紹介を」
教師に促され、来夏が先に自己紹介をした。
「大月来夏です。よろしくおねがいします!」
ぺこり、と頭を下げた後に横を見ると緊張しっぱなしの美春の姿。
「……ほら美春!」
来夏に促されて美春も自己紹介をする。
「お、大月美春……です。よろしくおねがいします」
美春:……席はどの辺?
GM:教室の後ろに空き席が二つありますね。「二人の席はあそこだ」
来夏:美春を先に立てて歩いていきましょう。
美春:あまりに緊張して手と足が一緒に出ます(笑)
GM:では、席に着いたあたりで先生が「宮下、二人の面倒を見てやってくれ」と声をかける。
美春:誰の事だろ?
GM:来夏の隣に座っている三つ編みメガネの典型的優等生スタイルの子です。「はじめまして、
来夏:シナリオロイスだね。「うん、よろしくね!」
美春:委員長みたいな子だね。
GM:お察しの通りクラス委員です。比較的まじめで頭がよさそうに見える。とりあえず挨拶を交わしたところで授業の時間になりますね。そんな感じででシーン終了かな。
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