この作品は大変に分かりやすく、かの国の力をあらためて確認させていただきました。
石器文化の先住民しか住まず、しがらみのなく資源豊かな『新大陸』に、当時の最先進国の人々が中心となって近代国家を造っていった。
工業時代には交通・通信も発達し、大陸レベルの国家形成も可能になると、対立が残り、まだ広すぎたユーラシア大陸よりも発展できた。
豊かな国には人材や資金も集まるし、文明の発展は加速度的なので、その差はどんどん開き、開拓完了と思ったらすぐ世界の最先進国に。
もう焼き餅をやく前に、もしアメリカに何かあったら恐ろしいくらいですが、他の大陸諸国も発展していたりします。
世界がひとつになり、皆が建設的な競争のもとで文明発展に貢献しながら、その恩恵を享受できるようにと願うばかりです。
今や世界は関が原も終わり、あとは大阪の陣や忠臣蔵みたいな争いで大損害を被らないようにしながら、我藩が発展できるよう望みます。