せみ
土の中の七年間
ずっと闇の中で
ずっと一人ぼっちで
幸せだった
あの頃も今も
傷つく事を恐れなかった
長い長い沈黙
知らない間に大きくなってた
心の準備に時間をかけた
いきなりの太陽は眩しいから
月光の中で羽を広げるよ
白い白い身体 色を取り戻していく
新しい世界
沢山の色の洪水
この日の為に生きてきた
嬉しくて嬉しくて
すっと歌い続けるよ
この命ある限り
多くの仲間達に会った
僕は一人じゃなかった
思う存分飛び続けた
幸せだよ
あの頃も今も
だから歌い続けるよ
この命ある限り
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます