そこに意味はなく

 さらさらと流れていく

 川の流れは全てを道連れにして

 準備するヒマさへもなくて


 一体何処から始まったのか記憶が途切れて分らない

 一体何処に辿り着くのか霧が深くて分らない

 ただ木の葉のように 笹舟のように


 天空静かにに天の河

 優しい祈りは何処へ行く

 そっと目を閉じて心飛ばすよ


 ロウソクの炎ゆれて

 リラックスの香りに包まれて

 いつもと切り離されたこの部屋

 ただ時の痛みだけが疼く


 眩しくて 何もかもが眩しくて

 だから誰もいない夜の公園で

 一人開放された幻想で遊んでる


 心にも身体にも麻酔は必要なのさ

 この傷だらけの世界で生きる為には

 何もかも誤魔化して生きていけたなら…


 流れは止まる事を知らず

 全てを飲み込んで平気な顔で

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