第39話 王女奪還②
「どうするの?」
真っ青な顔で怯えるニコルとシルヴィアをちらと見てから、怒りに顔を強張らせるハロルドに、ヌレハはそう訊ねる。
「助けに行く。あのクソ野郎が関わってるなら、完全に俺の問題だ。その俺の問題に、王女様を巻き込んじまった。……まぁ、そうじゃなくても助けには行くけどな」
「そう」
そう言ったハロルドが一旦部屋を出ていく。
それからややあってから戻ってきたハロルドは、腰に小さなポーチを巻いてきていた。その中に薬類をいれているようで、間違いなく、エリザベス用の物だろう。
「【
マントにそっと手を触れ、ぼそっとそう呟く、
すると、そこから見る間にマントの色が変わってゆき、それまではくすんだ黒色だったそれが、輝く銀色になる。
【
とは言え、色を変えるためにはそのあいだ延々と魔力をながし続けなければならないので、面倒くさがって日常的に使っている者はいないが。
「……銀の、騎士……」
その輝くマントを見たニコルが、ぽつりと呟く。
これまで、誰もわざわざ口に出しはしなかったが、内心で疑問に思っていたことがある。
すなわち、ハロルドのどこに、『銀騎士』たる由縁である銀要素があるのだろうか、と。
もう彼の実力を疑っている者はいない。それはレオンとの模擬戦や旅の道中の戦闘で、ありありと見せつけられている。今更、彼を二流の戦士だと宣う者はいないだろう。
だがその実、正体は疑われていた。ハロルドは自ら自分のことを『銀騎士』であるとは言ったが、その銀騎士らしさとも言える要素のことごとくに欠けていたからだ。
しかしその疑惑が、そのマントを一目見て氷解する。たなびく一面銀のマントは、それほどのインパクトを持っていた。
しかし――
「相変わらずダッサイわね、そのマント」
「……やっぱり、そう思うよなぁ……」
ならばカッコいいかと問われればそういうわけではなく、むしろいつも通りのシャツとズボンという身だしなみに気を使ってない男の代名詞ともいうべき格好に、何故かこれだけきらびやかなマントを添えて、ダサさまっしぐらな格好となっている。
それを改めて罵るヌレハに、微妙に凹むハロルド。終始【
「ま、いいや。こうしちゃえば、甲冑とかと変わらんし」
ハロルドがそう言った瞬間、ひとりでにマントがハロルドの身体に纏わりついて、すっぽりと彼の身体全体を包み込む。そうしたあとに出来上がったのは、銀の鎧で全身くまなく纏ったハロルドの姿だった。
だがその姿は、甲冑などという見た目の良さも考慮に入れた装備とは、一線を画するほどに違いがあった。
普通の鎧に存在する着脱のための継ぎ目は存在せず、まさしく身体をそのまま薄い銀膜で覆ったような、いやにスリムなフォルム。まるで鱗かのような模様が申し訳程度に入っているものの、それがまた爬虫類的な奇妙さを生んでいる。兜部分も、視野と呼吸の確保のために横向きのスリットが数本あるが、その程度。飾り気などは全く無い。
その姿を見てから、彼のことを銀の『騎士』などと改めて呼ぼう者は、恐らくいないだろう。良くも悪くも、噂のみを元に名付けられたからこそ、そんな格好の良い異名が付いたのだ。
余談だが、ハロルドは己の主武器であるこの変幻自在の銀のことを、液体・半固体・固体の状態を任意で切り替えられ、それを操ることで手足のように自由自在に変形・操作できることから、『フルメタル・リキッド』と個人的に呼んでいる。ただ、少々イタいのでわざわざ口に出して呼んだりはしないが。
「うし。んじゃ、行ってくるわ」
目まぐるしいハロルドの変化と見たこともない現象に絶句するニコルたちだが、そんなものには目もくれず、軽く肩を回して鎧が可動に問題ないか確かめ、ヌレハにそう言うハロルド。
「わかった。
「ん。わかった」
「一応、出来る限り物音は抑えて、ばれないように侵入してちょうだい」
端的に指示を出し、
「ハル。ちなみにだけど、私も――」
「ああ、お前は来なくて良いよ」
「はあっ!?」
言い忘れていた、自分も行く旨を伝えようとする。が、その前に素早く、ハロルドに出鼻をくじかれてしまう。
「あ、あんたねぇ……!」
「これは、俺とあのクソ野郎との問題だ。王女様のことは巻き込んじまったけど、そこにお前まで巻き込まれる必要はないだろ」
「はあ!? あんた、この期に及んでまだそんな……」
「早く」
「……」
「時間がないから、早く
そこに食って掛かるヌレハだが、取り付く島も無しに拒否され、挙げ句の果てにはそう急かされる始末。しかしそれもその通りで、この時間にもエリザベスには何が起きてもおかしくない。急げるのならば、急いで損はないのである。
それから少しだけ、うぐぐと唸って抗議をしようとしたヌレハだが、結局、
「ああ、もうっ! 好きにしろっ! この馬鹿!」
「……悪いな」
折れて、その腹いせとばかりに罵り、それから目の前に
そこに一瞬の迷いもなく足を踏み入れたハロルドは、最後に小さな声で謝罪を残して、本当に一人きりで行ってしまう。
その後すぐに
「……寝る! おやすみっ!!」
「ええっ!?」
それから少しのあいだ苛立った様子を見せていたヌレハだが、その解消法としてどうやらふて寝という選択をとったようで、潔くそう宣言してから、足音を荒立てて部屋を出ていこうとする。
「だだ、大丈夫なのか!? ハロルド一人で!」
「はぁ?」
その背中に、いつの間にか我に返っていたシルヴィアが慌てて声をかけ、そう確認をとる。
その問いに心底不理解だとばかりに眉を顰めたヌレハが振り返ると、
「あの馬鹿が本気になって、全力で事に当たるのよ? 間違っても失敗するわけ無いわよ!」
と、怒りながらも全幅の信頼を寄せる一言を残し、本当に部屋を出ていってしまう。
「……大丈夫、なんでしょうか」
「さあ……」
残された二人は、消えることの無い不安に苛まれ、しかし祈ることしかできない時間を過ごす羽目になるのであった。
◇ ◇ ◇
「う……ん。……ここは……?」
「よう。嬢ちゃん。気が付いたかい」
昏睡状態から浮上したエリザベスが、まだぼやつく頭と視界で辺りを見回す。
それに気が付いた一団の長らしき、ガルス=ガルスとの対話を行っていた男が、努めて柔らかい声色でそう声かけをする。
「わ、私……何が……」
いまだうまく働かない頭を必死に回転させ、自身に何が起きたのかを思い出すエリザベス。
そうなってようやく気付く。自分が椅子に縛り付けられていること。鉄扉こそ開いているものの、おそらく牢屋であろう武骨な一室に、自分が放り込まれていることに。
「なっ……! ここは……ここはどこですか!?」
「おいおい、落ち着け。ここはリラ湖の湖上要塞だ。俺らは嬢ちゃんを拐った男から、嬢ちゃんの見張りを任されてるだけ。危害を加えるつもりもなければ、俺らも加えたいなんて思っちゃいない」
そのことに気が付いた瞬間、それまでは霞がかっていた頭に一気に酸素が送られ、意識が完全に覚醒する。そうしてわたわたと慌て出したエリザベスに、牢の外から顔だけを見せた男が、必要な情報だけ伝える。
とはいえ、それで落ち着けるかといえばそんなわけもなく。
「ほ、ほどいてください」
「そいつぁ無理な相談だな」
「……い、いいんですか?」
「あ? 何がだ?」
「私の護衛には、怖くて強い人たちがいます。し、しかも、そのうちの一人は『銀騎士』の名で有名な方です。おそらく、私がここに居ることをすでに知って動き出しているでしょう。だ、だから……」
苦し紛れのエリザベスが口にしたのは、そんな脅しだった。とにかくほどいてもらわなければ、何もしようがない。そう考えた彼女は、己のバックにいるハロルドとヌレハを盾に、交渉をしようとする。が、
「……なぁ、おい。嬢ちゃん」
「ひっ」
「あんた、恥ずかしくはねぇのか? そんな他力本願の交渉でよ。自分一人じゃあ何もできねぇお子ちゃまなのか? あんたはよ」
その交渉により、ピクリと眉を跳ねさせた男がぬっと牢屋のなかに一歩足を踏み入れ、さっきまでよりもいくらか怒気のこもった言葉を吐き出す。
これまで、冒険者としても成り立たず、野盗としても踏ん切りがつかず、そうしてここに流れ着いた一団の長。頼れる存在など己とその仲間だけ。そんななかで生きてきた男だからこそ、そのエリザベスのセリフはどうにも癪に障った。
頼りにしている存在におんぶにだっこなことを証明するようなそのエリザベスの態度に、男はどうにも神経を逆撫でされてしまったのだ。
そんな男の迫力に、真っ青になって怯えるエリザベス。
「おい。なーに熱くなってんだよ。らしくねぇな」
「……」
ぷるぷると震える小動物のような女の子を見て、どうにも熱くなりすぎたと気まずく感じてしまう男に、牢の外からそんな言葉が投げ掛けられる。
その言葉を受けて、がしがしと頭を掻いてから、
「そうだな。なんでもねぇ。気にしないでくれ。ただまぁ結局、ほどくことはできないけどな」
ふぅと吐息混じりなそう吐き捨ててから、牢を出ていく。
そのことに安心するエリザベス。どうやら本当に、危害を加えるつもりは毛頭ないようだ。
そうして落ち着いてから、ふと、男から言われたセリフが頭のなかで反響する。
――そして、あまりの恥ずかしさに、かあっと顔中が熱を帯びた。
自分はいったい、何を言っていたのかと。
あんなに無茶苦茶にわがままを垂れて、それでいざ自分が危機に陥ったら、口にしたのは完全なる他力本願の言葉。
その通りだ。まさしく、男が言った通りだった。ハロルドが言った通りだった。
理想だけじゃどうにもならないことなんて、この世にはごまんとある。そしてそうなったときに、自分一人が打てる手は、何ひとつと存在しない。それをたった今、身を以て知った。自分の言動に、否が応にも思い知らされた。
恥ずかしかった。
ただただ、自分が恥ずかしくて。やるせない思いが、胸中でぐるぐると渦巻いていた。
◇ ◇ ◇
そのころ、ヌレハにより湖上要塞上空に転移したハロルドは、重力に身をまかせて自然落下をしていた。
時差の関係であろう。サリバンでは夕暮れ時であったはずの空は、リラ湖ではもうすっかり暗くなっていた。
落下しながらも、ハロルドは着地点を確認する。このままいけば、確実に自分のことを見つけるであろう者が、二人。ちょうど着地点のあたりを巡回している。
だが、構わない。
フルメタル・リキッドをさらに生成、それを右手に集め、巨大な爪を持つ手をかたどる。作成されたその手は、さながら竜の手であった。
「あっ」
「かペッ」
着地の瞬間、同時にその爪を一閃し、付近に居た二人を音もなく輪切りにする。
ちなみにだが、着地には足元に凝集させたフルメタル・リキッドをスライム状に固めてクッションにしたため、ぺちゃんという軽い音が鳴っただけだ。
「……ふぅー」
どちゃどちゃと嫌な音を立てながら二人の死体が床に落ちる。
その音によって誰かが気づき近づいてこないかをじっと息を潜めて確認していたハロルドだが、どうやら誰も来ないようだと判断すると、深く深く、深呼吸をする。
そうやって落ち着いてから、目についた扉を潜り、入ってすぐにあった階段を下って行く。
ヌレハのことだ。間違いなく、まず目につく扉が進行方向であるように転移先を設定するはず。そう考えたハロルドの踏み出す足に迷いはなかった。
そうでなくても、ヌレハはエリザベスの居場所を「水中まで続く大きな柱の内部」と言っていた。確認はしていないが、どこまでも続くような下り階段を見れば、今居る場所こそその大きな柱の内部なのだろうと判断できる。
途中、退屈そうにあくびをして、見張りとして機能していない、これまた二人組を発見する。
それを発見してすぐに、一旦物陰に隠れたハロルドはフルメタル・リキッドを押し固め、今度は一本だけ、長い刃状の爪を作り出す。先のように大きな腕ごと作った方が威力は段違いに上がるのだが、狭い通路では扱いずらいし、どこかに当てると派手な物音をたてしまう。それゆえ、今回は一本だけの作成に抑えたのだった。
そして、一息に飛び出す。
まずはより近い位置にいた男の首を音もなく爪で斬り飛ばし、そしてそのまま何が起きたのかわかっていない様子のもう一人の側まで駆け寄り、爪を帯状に変質させ、口付近にぐるぐると巻き付かせて口封じをする。
「騒ぐな。騒いだら殺す。喋っても殺す。これから質問をするから、頷くか首を振るかして、肯定か否定をしろ。わかったな?」
努めて冷徹な声色でそう凄むと、見張りをしていた男は涙目でカクカクと何度も頷く。
その姿を見てから、「よし」と言うと、
「ついさっき、ここに拐われた女の子が連れてこられたはずだ。その子はこの柱を下って行った先にいる。間違いないか?」
まず一つ目の質問を飛ばす。男は必死に頷き、肯定する。
「次だ。その子に、お前らは危害を加える気があるか?」
男は必死に首を振る。答はノーらしい。それを知り、密かにほっとするハロルド。
「最後だ。その子を拐ってきた男がいたはずだ。気味の悪い、悪魔のような男だ。……お前は、そいつと直接会って話したか?」
首を振る。どうやらこいつは下っぱで、ガルス=ガルスと直接会ったりはしていないらしい。
「ん。ご苦労」
訊きたいことが訊けたハロルドは、手短にそう労を労って、男の側頭部を殴る。ごいんと鈍い音がした後、男の目がくるんと白目を向いて、そのまま昏倒する。死んではいないので、どうやらハロルドも手加減は出来るらしい。
殺してもよかったのだが、言われた通りちゃんと質問には答えてくれたので、これで約束を破って殺すのは人としてどうかと思ったのだ。まぁ、質問に答えたら助けてやる、とは一言も口にしてはいないが。
「……っし。行くか」
昏倒した男をそっと横たわらせ、小声で新たに気合いを入れ直し、階段を下って行く。
普段からこんなことはしないせいか、隠密を意識するだけでやたらと疲れる。いちいち深呼吸などで落ち着かないと、どうにも呼吸すらし忘れてしまいそうだった。
「なぁ。あの男が言ってたこと、本当だと思うか?」
「拠点が潰されるとかなんとかって話か? そんなまさか。出鱈目だろ」
「だよな」
「ああいうイカレ野郎の言葉なんて、深く考えないほうがいいぜ」
「……わかってるけどよ。ああもシモンが慎重になってると、どうもなぁ」
ハロルドの耳がそんな会話を捉えたのは、階段をずいぶんと下った先。もう累計十人弱は殺すなり昏倒させるなりしたあとで、下った階数的に、もしかしたらもうとっくに湖の水面より下っているかもしれない、というところまで進んだときだった。
立ち止まり、そのまま身を隠して会話を盗み聞くことにする。
「その気持ちも、わからんでもないがな。……ま、俺はどっちかってぇと、あの拐われてきた嬢ちゃんの方が気になるね」
「気になるって、どっち方面に?」
「そりゃ、そっち方面に、だよ。着ている服といい、身だしなみといい、そこはかとない気品といい、ありゃあ間違いなく良いとこのお嬢様だぜ」
「ははっ、違いねぇ」
「おまけにべっぴんさんときたもんだ。あの嬢ちゃんをひんむいて売っちまった方が、よっぽど良い稼ぎになるんじゃあねぇか? はははっ!」
「なるほど」
「あ? ……何だ? 誰か居」
会話の途中に挿入された聞き覚えのない声に、男が【
「あひっ? ひ、ひぃ!」
「黙れ」
その瞬間ぺたんと腰を抜かしたもう一人の男が短く悲鳴を上げるが、言葉と声に乗せた威圧感のみで、ハロルドがそれを制する。
「お前らみたいにわかりやすい『悪』で居てくれると、こっちもやりやすくてありがたいよ」
冷や汗をだらだらと垂らし沈黙する男にゆっくりと歩み寄りながら、ハロルドはそう話しかける。
会話を聞いて、ハロルドは判断した。
さっきまでの、進行方向にいた敵対因子という理由だけで殺していたやつらとは違う。こいつらは『悪』だ。自分や、自分が護るべきエリザベスに魔の手を伸ばし、そしてそのことに忌避感すら感じていない、わかりやすい『敵』だと。
『悪』であり『敵』であるなら、それ以上に理由は要らない。何の慈悲も躊躇も要らない。何をしても、全く心は痛まない。
暖かい液体でズボンを濡らす男に歩み寄るハロルドの頭に浮かんでいたのは、どうせこんなやつらの集まりなら皆殺しにしておけばよかった、という、極端きわまりない考えであった。
実のところ、男たちが話していたことは、冗談の範疇を大きく逸脱するものではない。言ってしまえば、男子高校生がクラスの女子を見て、アイツはスタイルが良い、ぜひ裸体を拝みたい、などと話をする程度の、しょうもない、それでいて実行力もない会話の一つであった。
ただ、運がなかった。そんな会話ですら建前にして自分達を蹂躙しにかかるような存在が身近に潜んでいるとは、そしてあろうことかその会話をバッチリ聞いているとは思ってもいなかっただけなのだ。
「答えろ」
右手に五指が刃で出来た巨大な手を形成し、チャキチャキと音を鳴らしながら、ハロルドは凄む。
「拉致された女の子はどこにいる?」
その問いを投げ掛けると、男はカタカタと焦点の定まらぬ目を、しかし顔ごと、男のすぐ横にあった一つの鉄扉に定める。
「……マジ?」
ハロルドが冷や汗を垂らしながらポツリとそう漏らした瞬間、ありとあらゆる魔術が、扉ごと吹き飛ばしてその部屋の内部から殺到し、失禁していた男ごとハロルドの姿を呑み込んだ。
ハロルドはこの階に着いてから、すっかり声を潜めることを失念していた。そして最初に一人を殺した際に出た音、その直後のもう一人の短い悲鳴すら抑えようと意識していなかったため、それらあらゆる音はすぐ側にあった部屋のなかにはバッチリと聞こえていただろう。
結果として、エリザベスの見張りをしていた数人の男たちに、しっかりと魔力を練った魔術を不意打ちとして放つ余裕を与えてしまったのだった。
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