第10話 浦内
占いについて考える
私と占い
私という人間はとても、「占い」が好きである。ということで、よくインターネットでそういうサイトに行き占いをする。しかし、その度に思う事としては、「色々な(ファンキーな)占いがあるなぁー」ということである。
例えば、“血液型”や“星座”、“姓名判断”などの一般的なものから、“山手線占い(山手線の駅でその人の特徴を示すもの)”や“アニメキャラ占い(ちなみに、私は「のびた君」でした)”、そして、占い階のゲテモノに属するであろう“害虫占い(ヒルでした)”などなど色々な占いがある。
そして、最近“アニメキャラ占い”に近い占いをやったところ、次のような驚くべき結果がでた。
①「素っ頓狂な性格でかなりの気分屋」
②「時々非常な事を言う」
③「自分の行動で他人をひどい目にあわせたことがある」
④「どこでも寝れる」
⑤「よく誕生日を忘れられる」
⑥「朝はかなり弱い」
等など
・・・「んー、私に似ているか?」
なとどと、この結果について考えていると、私の妹が、その結果を見てこう発してきた。
「あなたそのものが、この結果に表れいる!!!」
それに対し
「(私)えっ!!、本当に?」というと、
妹は細かく表してきた。
ます゛①と②の例としては、「ゲームをやっていて、私(妹)がうまく進まないと、考えられない事をいいつつ、コントローラーを机でたたく」。
⑥については、「休日には、どう起こしても、起きない。ついでにへたに起こすと、怒られる」。
・・・ということで、妹の占いの結果と現実世界の私との比較の説明はだんだんと、説教になっていった。
「へへへ、どうせ私は、あんたにとって、やな奴さ!!!
ケッ、覚えてろー!!」
しかし、私自身「当たっている」というのもあった。それは、③「自分の行動で他人をひどい目にあわせたことがある」と⑤「よく誕生日を忘れられる」というものであった。
まず、③「自分の行動で他人をひどい目にあわせたことがある」から考えていくと、年に数回、そういうことをしているのではないかと、感じる。
そのなかで、1番ひどい事と言えば中学校の時の思い出が一番ひどい事であろう。
では、何をしたかというと、本を買うと付いてくる「結婚紹介所のパンフ(はがき)」に友人の名前をかいて、結婚紹介所にその友人を登録しようとしたのである。そして、そこに有る友人の経歴は、「中学中退」を初め、「離婚経験あり」など、相当ひどい事を書いた。
しかし、それは、ポストに出す前に友人に見つかり、未遂に終わったが・・・。
「あいつ、おこってたなー!!!(←当たり前?)」
・・・この話を聞いて、私の母と妹は(原因は、あんたの息子であり、兄である事も忘れて)大爆笑。
次に、⑤「よく誕生日を忘れられる」ということだが、私の誕生日は、3月27日ということで、毎回、春休みのど真ん中であり、「忘れられる」というか、私の存在自体を忘れ、みんな遊びほうけている。
ちなみに、家族の中でも私の誕生日を知っているの私と母しかいず、自分の誕生日には、自ら、祝って欲しそうにする祖父など、私に対して、「けっ、お前の誕生日なんて、知らねえズラ」っていう態度である。
ちなみに、私は今年やっと20歳になったのだが、父や祖父においては、私の20歳になった事を親戚のおじさんが「今年は、おいわいですね」と発してもまだ分からず、
「えっ、なんかお祝いあったっけ?」
などと言い、母が「今年20歳になった」とつたえるまで気付きもしない始末である。
「ケッ、俺は誰にも祝われる事のない人間さ!!!!!」
・・・しかし、祖父が私が20歳になった事を知った直後「大人について」のあり難い説教を聞く事になり、へたにこういうことを教えないほうが言いということを学んだ。
占いの本を買いに行く
ということで、私という人間は占いが大好きなのだが、最近、本屋で欲しかった占いの本をやっと手に入れた。
しかし、男が占いの本を買うと言うことはとても、エネルギーを使う。はっきり言って、エロ本を買う事より大変である。
その本を買うときも、店員に「プレゼント用ですか?」などと質問され何度赤面した事か。それもその本が、ピンク色で、明らかに、女性向であったため、非常に辛かった。そんな自分に心から
「痛みをこらえて、よくがんばった!!」と言いたい。
そういえば、話がずれてしまうが、以前大学の「文化人類学」という教科で、ある宗教においては「占いをすると、その後の人生は、悪魔の作った運命になってしまう」と考える、宗教があるらしい。
そう考えると私のような占い好きのみならず、毎朝フジテリビの「めざましテレビ」を見ている多くの人々の人生は、悪魔の作った運命になっていることになる。ということは、多くの人々が、デモーン小暮のように悪魔な人々ということになる。・・・まぁ、どうでも言いが(全国民があの化粧をしたら面白いかも)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます