第4話 不満

ムカツク店



冬のガソリンスタンド


 私は、寒がりであるついでに、今まで年間通して雪の降らない静岡県に生まれ高校までいて、大学生になって盆地である山梨県に行ったのだから、寒くて寒くて仕方のない状態になっている。

 従がって、エアコンのタイマーを朝6時にセットし、電気毛布に包まれながら寝て、常時暖房つけっぱなし、という生活を冬はしている。

 ただ、暖房でエアコンだけでは物足りないために、石油ファンヒーターを利用している。

 ゆえに、その燃料となる灯油をよくガソリンスタンドに自転車(車の免許を持ってないから)で買いに行くのだが、この前は本当に腹が立った。

 今回はその一部始終を御紹介しよう。


ムカツク店員:「・・・・・・」

私:「灯油を6リットル下さい」・・・客に対して「いらっしゃいませ」などの挨拶がないじたいで、私は少々キレ気味。

ムカツク店員は、灯油のポリタンクを引っ手繰っていった。

私:「ジロ(睨みつける)」・・・そうすると、なぜか、灯油の表示のところが6リットルを越え、16リットルを超えていった。

 そして、他の店員が、明らかに6リットルの倍以上の金額を請求してきた。

その時私の心の中では「あのバカオヤジ(店員)やりやがったなー」という叫びが!!!

やはり、6リットルではなくなんと 18リットル(満タン)で、ムカツク店員は持ってきやがった。ちなみに、ここから察するに、このムカツク店員は客である私の話を何も聞いていなかったのである。

私:「あのー6リットルなんですが」・・・と下でに出てやった(心の中では、完全にキレていた)。しかしである・・・・・・

ムカツク店員:「えー、6リットル」とか言って、さらに嫌な顔をして、愚痴って、こっちを睨みつけてきた。

「キェー(←怒りの叫び)」

私:「いいですよー、しょうがないから18リットルで」

・・・ということで、自転車に18リットルの重いポリタンクをのせて、眉間にしわを寄せて帰ってきた。


 しかし、私の怒りはここから爆発したのだった。

まず、大声で「あんなバカ店員死じまえ」、「あんなガソリンスタンド倒産しちゃえ」などと叫び(本当)。且つ、呪ってやった。

 しかし、これだけで私の心はおさまらなかった。次の日に、カッカする気持ちを胸に大学へ行き、いつもの様に大学のパソコンルームに行った。

 そこで、私の怒りと情報処理能力及び、ねじれた根性が結びついたのである。つまりどうなったかというと「ホームページにあのガソリンスタンドと店員の悪口書いてやろー」という結論に達したのである。

そして、2chのページに行き、山梨関関連のページに以下の文章を掲載した。

「山梨県甲府市の〇×丁(すべての住所を入れた)の“E”ではじまって“O”で終わるスタンド(これも実名で)に、灯油を買いに行ったら、6リットルを頼んだのに、18リットルも入れて、クレームをつけたら嫌な顔をして、愚痴って、こっちを睨みつけてきた。

覚えてろー、オマエの店の前でウンコしてやるけんねー(最後は、中村うさぎ的に)」。

というような事を書いた。しかし、これよりももっと内容は過激で、且つ個人攻撃している。ゆえに、これはかなりデフォルメしてあると考えて欲しい。

 そして、これによって私の怒りはかなり軽減された。しかしである。

 そのページはもう、表示できるメッセージがいっぱいだったのである。「パオー(悔しい時の叫び)」。

 ということで、個人攻撃は失敗に終わった(しかし、その後、このように個人攻撃した人が訴えられひどい目にあっていたので、これはこれでよかったのかもしれない)。

 しかし、ここで一言いいたい、「覚えてろー、あのクソ店員、呪ってやるからなー」。

ちなみに、私は呪いというものはかなりしんぴょうせいが高いと感じている。なぜかというと、歌手の美和さんは、やはり腹が立つ人がいたらしく「早く死ね、早く死ね・・・・・・」と念じていたらその後本当に、火事になったらしい。

従がって、今、念じているところである。ついでに、これなら訴えられる事ないし(ヘヘヘ)。

「あんなバカ店員死んじまえ」、「あんなガソリンスタンド倒産しちゃえ」、「あんなバカ店員死じまえ」、「あんなガソリンスタンド倒産しちゃえ」。ケッケッケ。


追伸

 半年後、本当にそのガソリンスタンドは倒産していました。



客のいないカレー屋


 ある日、デパートに本を買いに行った帰りに、そりデパートにあるカレー専門店に行った。

 しかし、そこは、何かがおかしかったのである。そして、その点に気付きその店は避けていれば次のような悲劇は避けれたのである。

 まず、何がおかしいかというと、お昼時というのに客が1人もいないのである。ついで、店員はオバタリアン2人であった。

 そして、店内へはいって行くと、店員は無愛想に「適当に座って」といい。調理場の見える適当なところに座った。そして、チキンカレーを注文した。

 しかしである。いつまでたっても、私の前にチキンカレーは出てこない。そこで、調理場を見たのだが、唖然としてしまった。

 なんと、オバタリアン店員は鍋の前でずーとおしゃべりをしていたのである。

 その時の私の心の中では「喋るなー、つばが入っているじゃないか、つばがー」。この叫びもむなしく、その後もオバタリアン店員は20分にわたり鍋の前で喋り続け、本当に汚いカレーができてしまったのである。

 そして、待たすだけ待たせておいて「汚いカレー」が私の前にきたのだが、このオバタリアン店員は私の目の前に「汚いカレー」をおかずに、私の反対側の席において立ち去っていったのである。

 私は、いちいち席を立って、「汚いカレー」を取り、自分の席に持っていったのだが、まず、食べるべきか、食べざるべきかで迷った。

 私はこの日、朝食は取らず「駅前のミスタードーナツですまそう」と考えていた。しかし、改装工事をしていたため(改装工事わしている事に気付いたのは、店内に入っても店員はいず、工事のおじさんが注意するまで気付かなかった)食いそびれていため、食べざるおえなかった。

 そして、「汚いカレー」の味は、中途半端にスパイスペイ物が入っており、ご飯と、カレーの割合も悪く、ついでにカレーをおく向きもあのオバタリアン店員は気付いていなかった。

 なのに、値段は高く(1000円ぐらい)非常に不快だった。ちなみに私の地元では500円で洋食風のカレーを楽しめる。

 しかし、ガソリンスタンドの一件とは、その後の展開が違っていた。

まず、つばの入った「汚いカレー」を食べた事による脱力感から起こる気力もなくなり、ついでに、「あんなガソリンスタンド倒産しちゃえ」と呪わなくても、客がまったくいないことを察すればすぐ倒産しそうであって、まったくといっていいほど報復攻撃ができなかった。

ちなみに、こういう話をしたところ、「調理師免許をとった人を調査すると、多くがトイレからでた後、手を洗わない人がいる」ということを聞いた。

んーこれでは、自分で作ったほうがより、衛生的である。というか、想像しただけで、「ウェー」である。

「トイレからでたら、手を洗う」いいですか、幼稚園児の皆さんと、飲食業の人。

・・・今後、飲食業の人でトイレから出て、手を洗わない人は腕を切断します(呪いで)。・・・

+今度、オマエの店の前に、ウンコしてやるゾ!!!

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