第137話 もう弱いままではいられない
農村跡地に戻り・・・
「ほ~ほほ! これはいいソースにできそうですね♪」
・・・念願の
「ふむ、そろそろお肉の方を調達しますか・・・」
アレクシスは弱っているカモノヨウナネギを発見した
「副菜発見! ちょと美味しくなっていただきますよ!」
アレクシスの鎖攻撃
「グワ!」
カモノヨウナネギは鎖でからめて取られた。アレクシスの追撃!
「ブス」
カモノヨウナネギは串で貫かれた
「ふっふ~♪捕まえましたよ♬ 調理開始♡」
アレクシスの火炎魔法がじっくりとカモノヨウナネギを焼き上げた
「ガモッ・・・ネギ・・・」
カモノヨウナネギは倒された。アレクシスはネギの串焼き(上)を手に入れた
「うーん、いい香りだ♪ 冷めないうちにお肉を探さねば!」
アレクシスは弱っているオックスフンドを発見した
「ほ! なんと見事な食ってくれと言わんばかりの胴長の牛! 早速キャッチ♬」
アレクシスの鎖攻撃、オックスフンドを絡め取った
「モー!」
オックスフンドは憤怒した、オックスフンドの力が上がりアレクシスに抵抗する
「ぐぬぬ! まけませんッよぉッッ!」
アレクシスはオックスフンドを引っ張り上げた
「採った!…あ」
「あ」
しかしすでにハイエナがオックスフンドに食らいついていた
「すでに召し上がってる最中でしたか…」
「そのぉ…、ごめんな」
「いえいえ、コックたる者、お食事を楽しんでいるところを邪魔はいたしませんよ。ボクは気にせず、ごゆっくり♪」
「そうか、じゃあ遠慮なく。ガブッ」
他のハイエナ達も物陰から出てきてオックスフンドに食らいついた
「俺にもよこせ!」
「そこは俺のだ!」
まるでピラニアの様に食事をするハイエナ達を屋敷の屋根から見ながら、勇者はスキルを使った
「みんなそれなりに経験値補充してるな、よしよし。さて、僕もサポートしないとな」
勇者のスキル”幻影投影”
「さて、また別の食材を探さねば・・・。ほ?」
アレクシス達は勇者の幻影にかかった
「これは、味方が青い矢印の様な物が見え、食材が赤く印が付いていますね。ユート様の能力でしょうか? これは仕事がはかどりそうだ」
「しかしこの黄色に見えているのはなんでしょう? どっちとも言えない感じの物でしょうか? じかに見てみますかね」
アレクシスは黄色表示の場所に行ってしまった
「ほ!」
「やっと見つけたぜ鍋男」
アレクシスはババルに発見された。それを見た勇者は
「あ、まずい」
勇者はババルの表示を黄色から赤に変えた。アレクシスとババルは睨み合う
「赤表示に変わった? ほほ、バルサミコさんじゃないですか」
「ババルだ!間違えんじゃねえ! キサマ覚える気が無いだろう!」
「ほっほほ、申し訳ありません、どう調理するかで頭がいっぱいで。で、
如何様で?」
「テメエをブッ殺しに来たに決まってるだろ!」
「ボクそんな怒られる様な事しましたっけ?」
ババルは怒りに震えている
「俺の逃亡を阻んで口に火をつけた挙句…、いざ投獄されたてみりゃあ、ストレス除去の為にマッサージいたしましょ、とかぬかして定期的に全身撫でまわしてきたせいで脱獄に手間取ったんだぞ! キサマの俺を何だと思ってやがる!」
「食材です」
ババルの怒りが爆発した
「てめえもう許さん! 釜茹でにしてやる!!」
ババルの爪攻撃!
「ブン」
「ほっ!」
「ブワァ」
アレクシスは火炎魔法を使い、熱々にしたフライパンで受けた
「ジュ…」
「熱ち!」
ババルは1ダメージ受け
「ぐほぉ!」
攻撃を受け切れなかったアレクシスは10ダメージ受けた
「ふん、見掛け倒しか。これで終わりにしてくれる!」
ババルの噛みつき攻撃がアレクシスに迫る
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