第3話はかいこうせん

未来がないとか明日が来ないとか

なんか破壊光線みたいな君の唄。


この部屋に響く。

あのでかいこえで。あのでかいこえで。


君の世界は、どうしてそんな

可哀想なの?


その世界だって君のものだよ


君も、可哀想なの?


夜も明けない 雨もやまない


どんだけくらいのよ。 

もしかしてつらいの?

話してみたりする?


その辺に座ろう?


ばかみたい 大きな声で

誤魔化しているの?

他の誰かじゃ気づかないかもね


私は違うみたい。


私は違うみたい。

一方的に募るだけの嫌になるほど君に向けた

精いっぱいの強がりと私の弱みを握った君の拳。


クリスマス 過ごせないの?

そんなの(あんまり)彼氏じゃないわ。

そもそも告白しないけど。


そういえば旦那もいるんです。


旦那もいるんです。


私の指輪 見る君のが少しでも

寂しいといいなあ。


寂しいと、いいなあ。


最初から、本当はずっとあなたが好きだったのに。

ずっと待っていたのに。

ほんと可哀想ね。


破壊光線 飛ばしてみせて。

リクエスト残っていたでしょう?

私あの曲がいいなあ


拒否権なんてないわ


私棄てたあなたに

拒否権なんてないわ!

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