第18話 他人の企画倒れを嗤ってくれ
企画物を書いた。
twitterのフォロワーが1000人を超えたのと、カクヨムのフォロワーも100人を超えた事での企画である。
twitterのアンケート機能を使ってお題を出してもらって小説を書いた。
(アンケートに参加してくださった皆様、その節はありがとうございました)
結果は散々たるもので、色々と紆余曲折あった挙句、学園バトル後BL紛いという意味不明の詰め合わせギフトの様な代物になってしまった。
これを経験した後、私は悟った。
簡単な気持ちで企画モノなんてやるもんじゃない。と。
大した知識もないのに学園バトルなんて書くべきじゃない。と。
読んだ事もないのにBLに手を出すもんじゃない。と。
まあ要は盛大にスベったワケだ。私はサムイことこの上なかった。まあ、致し方ない。言い訳をするワケではないが見切り発車も良いとこだった。なんの考えも無しにアンケートで募集をかけた。そしてよく勉強もせずに書き始めた結果、なんだかよく分からない小説が出来上がった。
今読み返しても自信を持って面白いと思えるのは一話だけ。後は蛇足と惰性。ただ書いただけだ。読んでる人に失礼な程に不真面目な書き方だったと思う。今ではいたく反省している。自分への戒めの意味も込めて、この企画小説は消さずに残しておこうと思う。
しかし自分が普段読まないジャンルの小説を書くのは本当に難しい。特にBLはヤバかった。ラブコメにも同票が入っていたがスッとぼけてBLに逃げた。が、逃げ込む先を間違えた。近所の公園かと思ったら人喰い部族の集落だった。こんな事ならオッさんの胸許こと、ラブコメ方面に逃げておけば良かった。
学園異能バトルもヤバかった。そもそもロクに読んだ事無いのにどうしろって言うんだという具合に自分で募集をかけておきながら投票者を恨んだ。私が唯一読んだ事のある学園異能バトル物と言えば、ハリーとかいうメガネ少年が主人公のイギリス小説である。あまり有名ではないが一応魔法学園が舞台でバトル展開もあるので興味がある方は読んでみると良い。たしか「患者の石」だとか「炎のタブレット」だとかそんなサブタイトルがついていたと思う。うる覚えですまない。
もう企画モノに手を出したりしない。そう誓った。
しかし悔やまれるのはひとつ、もしもアンケート結果が異世界ものだったらと思う。スゲー面白い案があったんだけどなあ。異世界もので。マジで。本当に。いや、もう言うまい。企画モノはもう終わったのだ。過去の話をこれ以上しても意味がない。あの案は没った。お蔵入りだ。もう二度と世に出すまい。
しかしなあ。あーもったいない事をした。いやあ実にもったいない。アレ出してたら確実に★4000くらいはもらったてたわー。PVも二万くらいついてたわー。下手したら次のコンテスト入賞するレべルの作品だったわー。
ウソです。ゴメンなさい。調子こきました。
もしもまた企画ものを書くことがあれば、今度はもう少し勉強しようと思う。何かオススメの学園異能バトルがあったら教えて欲しい。BLも然りだ。
かしこ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます