食堂のおねーさんリリス!編
おやおや、お疲れ様じゃなあ?
フッフッフ、
やはり、前世の記憶……過去の聖戦の記憶が残っておろう。
しかし、それは我の過去の男であり、去ってしまった者ぞ。
死ねば誰もが去ってゆく……そして、去りゆく者に
「悪い、リリス! きつねうどんが2、カレーが2、あとカツ丼が3だ!」
おおう主殿! 忘れておったわい!
この我が、よもや学生食堂でアルバイトとはなあ! じゃが、我の料理の腕を見るがよい……真のヒロインたるもの、炊事洗濯に掃除、そして育児まで完璧にこなしてこそじゃ!
「おっ、リリスさん
むむ、
「あれ、エプロン似合うじゃん。リリス、
なぬ? カロリーが気になるとな?
気にするでない、甘いものは別腹、別カロリーじゃよ。
「リリスちゃーん、今日もかわいいねえ! どう? このあと
……
その、なんじゃ……お主、後ろで嫁が冷たい笑みに凍っておるのじゃが。なぬ? だが、それがいい? なにを言うておるのかのう。
まあよいわ、プリンを二つつけてやろう。
まったく、いつの時代も男とはしょうがないイキモノじゃなあ。
さて、ゲーム画面の前のお主も少し休むのじゃ。これより先は新展開、そしてまだ見ぬ絶望の連続ぞ。じゃが、我らリジャスト・グリッターズは、負けぬ!
是非また、来週もプレイするのじゃ。我との約束ぞ?
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