真道美李奈のサービス!サービスゥ!編
……ん? なんだ?
ああ、そうか……次回予告的なあれか。
俺の名は、ミド・シャウネル。お前たちには裏切り者に見えてるんだろうな。けど、それの何が悪い? それは結果論で、俺はただ純粋に最良の選択をしたに過ぎない。
たかだか一個艦隊にも満たないリジャスト・グリッターズで、なにか成し得ると本気で思っていたのか?
「本気でなければ、生命を
うわっ!? び、びっくりした……突然出てくるなよ、このお嬢さんは。
「この
あんた、今は
俺の家は……実家は、そういう場所なんだ。
まったく、生まれる場所を人は選べないなんて、よく言うよ。
「それは御実家の力で、御実家の財力なのでしょう? ミドさん自身の力でもありません」
……だからなんだよ。自分が持って生まれた
新しい秩序の元に、本当の平和を生み出す時なんだよ。
「……それは、本当に
――言わせておけば、お前なあ! 俺だって、俺だって!
「次回、スーパー◇ボット大戦
おいちょっと待て、俺がまだ話して――
「いかなる敵であろうと、迫る驚異が民を脅かすなら、この私がアストレアでお相手します。では、次回もサービス! サービスッ!」
めっちゃ棒読みじゃんかよおおおおおお! 御嬢様よぉぉぉぉぉ!
……ま、まあ、あれだな。うん……俺の出番はまだちょっとないけど、来週もよろしくな! それと、一応ミリアは生きてるから安心しろ。ああ、生きてるよ……生きてはいるよ。……しょうがないだろ、俺だってさあ。
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