ロボ小説聖杯戦争!?編

 よう、お疲れ様! 俺は佐々佐助サッササスケ。そう……あの、魔人佐々総介サッサソウスケの息子さ。一時期は父さんを殺した犯人かと疑われてたけど、父さんは生きていた。

 なにがなんだかよくわからない……でも一つだけはっきりしてることがある。

 必ず父さんを、いや……魔人佐々総介を倒さなきゃいけないってことだ。


 それに、もっと話したいよ……話してよ。


 と、それはさておき俺も魔術の研究、そして修行はおこたらないつもりだ。いくらチクタクマンやアトゥちゃん、ナミハナや仲間のみんながいてくれても、俺自身が強くならなきゃ意味がない。

 と、いう訳で……今日も新しい魔法を試してみることにする。


 ええと、どれどれ……


 に銀と鉄。いしずえに石と契約の大公。

 降り立つ風には壁を。

 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。


 閉じよみたせ閉じよみたせ閉じよみたせ閉じよみたせ閉じよみたせ

 繰り返すつどに五度。

 ただ、満たされる刻を破却する。


 ――――告げる。

 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。

 誓いを此処に。

 我は常世総ての善と成る者、

 我は常世総ての悪を敷く者。


 汝三大の言霊ことだままと七天しちてん、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――


 って、なんだ? 光が!?


「――問おう。貴方が私のパイロットか」


 なっ、なな、なんかロボがデタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! え、うそ、これって召喚系の呪文だったわけ!? ……やっぱ、チクタクマンにサポートしてもらえばよかった。ところで、君は、えっと、どこのロボ?


「我が名はセイバー、真名はカイルダイン!」


 あっ、あの……へ? いや、それって――!?


「という訳で、画面の皆さん。今日もスパ◇ボ「」のプレイ、お疲れ様でした。適度に休みつつ、またプレイしてくださいね。あと、アルファポリスで絶賛公開中の『神滅の翼カイルダイン』をよろしく!」


 ………………ね、ねえ、オチは? オチ……えっ? 終わりなの? 落ちないの!?





・神滅の翼カイルダイン(冴吹稔先生)

ttps://www.alphapolis.co.jp/novel/11158051/423183341

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