一発必中!百発百中!狙い撃つぜ!編
先輩っ、今日もスーパー◇ボット大戦
そうしないと、きっと……みんなのこと、守れないから。
アレックス先輩を好きだった、その気持ちにだけは甘えたくないから。
え? でもなんでここにいるかって? そうそう、私はまだまだ
「待たせたな、ミランダ・ミラー。他の者たちも揃っているし、講義を始めよう」
こちらの方は、宇宙戦艦
こう見えても、名うてのスナイパーとして有名だったんですよ?
それと……ああ、あちらにいますね。
私の頼れる先輩たち、あこがれのお姉さま? まあ、そういう感じです。
「
「レギンレイヴは出力が上がった分、ダンパーのリコイル量も変わってるし、足回りもまだまだ
「そうでしたか。ふふ、でもこうして憧れの
「高校の話? もう、よしてよ
あちらの方は、一条灯さんと
で、新米スナイパーの私としては、色々技を盗んだりしたい訳なんですよね。
「よし、では今日は君たちに狙撃手として一番大事なことを教えておく。一条灯、御巫桔梗……そして、ミランダ・ミラー。心しておけ。スナイパーは位置取りを決めた時にはもう、仕事の半分は終わっている」
「と、言いますと……わかりますか? 灯さん」
「それはね、桔梗ちゃん。気配を殺して身を
な、なるほどぉ……勉強になりますね! 流石は一流の狙撃手、リジャスト・グリッターズの頼れるスナイパーです。それに、美雪艦長って……やっぱり格好いいなあ。ああいうお母さんがいたら、ちょっと……ううん、凄く素敵ですよね。
「ミランダ・ミラー、話を聞いていたか? 一条灯の言う通りだ。
そこで? な、なんでしょう……もしや、秘伝の必殺技とかあるんでしょうか!
「そこで、一条灯! 特に君は、もっと私生活でも狙い撃ちを心がけろ」
「は、はいっ! ……やっぱり、そうなんですか?」
「そうだ。
「了解ですっ!」
「逆に、御巫桔梗! 君は……あまり
「はあ……しかし美雪艦長。その、やはりというか……どうしても、求められてしまうと、わたくし……辰馬さんはいつも、頑張ってますし。アレが凄く、好きですし」
「アレか……確かに私も経験がある。アレは、男性には夢だからな。希望、
「は、はい……ね、ねえ、桔梗ちゃん、アレって? あ、ミランダちゃんも。あの、アレっていったい……?」
しっ、知りません! 先輩も知らないですよね? 知っちゃヤですっ! もぉ……でも、そうなのかなあ。アレックス先輩もきっと、アレ……好きなのかな。エリー先輩にもしかしたら……それは駄目っ! あとで
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