イチャコラ夫婦のガッカリ会議!編

 よっ、今日もスパ◇ボ「」カクヨムお疲れ様! 俺は真道歩駆シンドウアルク、ゴーアルターのパイロットだ。今、俺たちリジャスト・グリッターズはようやく太平洋を抜けたとこかな……もうすぐ日本が、俺の故郷の日本が見える。……なんか、随分大変なことになってるみたいだけどな。

 それより、なんか食堂の方が大変みたいだけど。

 なんだ? なんだか騒がしいけど、いったいなにを――


「こっ、こういうのはどうでしょう……ゴホン! アキラ、お疲れ様っ! ご飯にする? それとも、お風呂? もっ、もちろんアタシよねっ!」

「……いいですね、かぐやさん。少し押しが強い中に女子力を感じます」

「うんっ、今度ボクもアルクにやってみる!」

「わ、私は、別に……アレックスは、そういうのじゃないから」


 なにを……やってるんだ? 女の子ばかり集まって、いったい……?


「では、私も……統矢トウヤ君、ご飯のあとでしますか? お風呂のあとでしますか? それとも――」

「ちょ、ちょっとちょっと、千雪チユキさん! ……意外と、いいかも」

「どっちにしろ、その、す、するんだ……?」

「でも駄目ーっ! そういうの、フケツですっ!」


 あれ? 千雪さんってまだコスモフリートに乗ってないような……あ、いや、そんなことより! そうか、みんな……好みの男子を誘惑するために特訓してるんだな! そう、特訓……くーっ、スーパーロボットならではの展開っ! 燃える! ……しかし、見なかったことにしよう。そうしよう。


「じゃあボク! ボクも考えたよ! えっと、えと……」

「じゃあ、先に私から。――ご飯にする? お風呂が先? それとも私? あるいは香奈カナ? いや、優里ユウリ? はたまたフェイさん? 意外なとこで薩摩サツマお爺ちゃん? イジンってのも――」

「ちょっと、美央ミオ? 同じ美央として思うんだけど……あんたの回り、かわいい娘ばかりよね? 今度紹介しなさいよ」

「はいはい、ダブル美央さんはややこしいから喋らないで。で、マモルは? あれ? どこにいったのかな、あの子」


 見なかったことにしよう。

 俺はなにも見なかった。

 ウン、ミナカッタ……サア、風呂ニハイッテコヨウ……ガクガクブルブル。っとぉーっ!? な、なんだお前……マモルッ! いつからそこに、って引っ付くんじゃない、くっつくなーっ!


「アルク、みーつけたっ! あ、そうだ。プレイヤーのみんなもお疲れ様っ! ゲームの後は、ご飯にする? お風呂? それとも……ア・ル・ク?」


 俺を使うな、よせーっ! と、とにかくだ……次回もスーパー◇ボット大戦「」、遊んでくれよな! 因みに俺は、飯を食って風呂に入ったら、もう一丁ゴーアルターでシミュレーション特訓! やるぜ、この星の明日のためにっ! じゃあな、お互い頑張ろうぜっ!

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