第33話「巨大な拳が握るモノ」

 東堂千景トウドウチカゲが目隠しをほどかれたのは、薄暗い巨大なホールの中心だった。

 薄闇に目が慣れ始めると、すぐに周囲の状況が知れる。千景は独立治安維持軍どくりつちあんいじぐんの、訓練された兵士だ。すぐさま状況を把握はあくし、洞察力を最大限に研ぎ澄ます。


「なにかの宗教施設か? ここは……?」


 先程、水辺みずべで謎のクリーチャーと遭遇、これを撃退した後に事は起こった。レオス帝国を名乗る一団に拉致らちされたのだ。手荒な歓迎はなかったが、機体は奪われこの場所に連れてこられた。

 仲間の皇都スメラギミヤコを先にらえられた千景たちには、選択の余地はなかった。

 そうこうしていると、背後でひそめた声がささやかれる。


「千景さん、あそこ……誰かいます」

「ん、歩駆アルク。大丈夫か? 怪我、ないな? あいつ等はいったい」


 遠景の広いホールの壁際に、篝火かがりびともって燃えている。

 そして、周囲には数十人の人間が無造作に散らばっていた。その姿を見て、千景の中の違和感がさらに増大してゆく。自分たちを連行したレオス帝国の者たちは、中世の封建社会を彷彿ほうふつとさせる装束しょうぞくを身にまとっていた。対して、この場で共にとりことなっている者たちは……自分や真道歩駆シンドウアルクのような、近代の文明圏を思わせる着衣を身につけている。

 そのことに思案を巡らしつつ、千景は歩駆が視線で指す先を見やる。

 ぼんやりと灯る炎の明かりが、並んで座る人物を遠くに浮かべていた。

 まるで儀式に参列するかのように、身を正した三人の人影。


「なんだ……この、レオス帝国ってのが国家なら……皇族? 為政者いせいしゃ……それとも、軍人か?」


 一人はいかつい鎧に身を包んだ、体格の逞しい男だ。見事に洗練されたマッシブな肉体に、座る椅子さえ小さく見える。白髪の頭は顎髭あごひげと対になって、歴戦の古強者ふるつわものを千景に想起させた。

 そして、その隣にいるのは二人の少女だ。

 片方は男と同じ白髪……いや、きらめくような銀髪だ。もう片方は、つやめく翠緑色ジェイドグリーン。二人の少女は雰囲気こそ異なるが、美しく整った顔立ちに緊張感をにじませている。場の雰囲気が荘厳な沈黙を押し付けてくるので、銀の女神像とみどりの天使像に見える。

 千景が油断なく観察していると、少女の片方が此方を見た。

 髪の色と同じ翡翠ひすいのような瞳が、安心させるように微笑んだ気がした。

 だが、すぐに周囲が騒がしくなる。


「ここは、どこだ……私はいったい、ウツ! な、なんだ!」

「ちょっと、どうして? あたし、なんでこんなとこに」

「俺はさっきまで、自分の部屋にいたのに」

「なんだよ……なんなんだよ! あの光、なんだってんだよぉ!」


 周囲の者たちが目を覚まし始めたらしく、次第に騒がしくなってゆく。行き交う言語は雑多で、複数の国や民族が入り乱れている。千景はそのことを冷静に、背後の歩駆へと小声で伝えた。

 つまり、無作為に抽出された人間が集められている可能性が高い。

 見れば老人も女性もいるし、子供もいた。


「こういう時こそ冷静に、ってな。……親父おやじの教訓めいた言葉ばかり思い出すぜ、ったく」

「千景さん、あれ! 天井! あの光は」


 不意に頭上が明るくなって、指差す歩駆の腕を視線でなぞって首を巡らせる。そこに千景は、異様な七色の光を見た。オーロラのようにねじれてゆがむ光の層が、徐々に輝きを増しながら虹となって揺らぐ。

 それは、千景たち惑星"アール"と呼ばれる地球の人間には、見慣れつつある光だった。


「なっ……次元転移ディストーション・リープの光!? これは――」


 それは、天使たちの名を冠する害意の先触さきぶれ。

 だが、千景たちが見上げる次元転移の光は、パラレイドではなく三人の少年少女をゆっくりとかたどった。帯電するかのように青白いプラズマがスパークする中、学生と思しき十代の三人がゆっくり床へと降り立った。

 意識がないのか、どさりとそのまま倒れ込む。

 そして、次元転移の妖しい輝きが収まり終息すると、咄嗟とっさに千景は駆け寄った。

 抱き上げた少年の顔を見て、千景は言葉を失う。


「なっ……この子は! そっちの子もか、間違いない……」

「どうしたんですか、千景さん」

「歩駆は中東組だったな。俺たちオスカー招待は、バルト隊長たちと山梨県の甲府市に出張ってたんだが」

「ああ、大規模なテロと国の乗っ取りがあった……それって」

「ああ。シナの報告書にあった、少年たちだ。行方不明者のリストと突き合わせて確認したから、よく覚えている。この顔、服装……間違いない。甲府であの夜、忽然こつぜんと消えた三人だ」


 千景が抱き上げる少年が「ン……」と眉間にしわを寄せて唸る。その顔に千景はやはり、見覚えがあった。彼の名は確か、飛猷流狼トバカリルロウ……そして、その従兄弟の葵龍羅アオイリュウラに、学友の世代陽与ヨシロヒヨだ。

 だが、おかしい……妙な違和感に千景の背筋が冷たくなる。

 彼らが突如、テロで焼かれた甲府から消えたのは、もう一週間以上前だ。

 すすで黒ずんだ衣服や顔の汚れは、まるでついさっきまであの現場に……燃え盛る甲府の街を逃げ回っていたかのように新しい。

 そして、千景の腕の中でうっすらと目を開いた少年は、小さな呟きをらした。


「アル……アルカ、シード……」

「おい、君! 大丈夫か? 飛猷流狼君だな? どうして君は……ッ!?」


 その時、突然の気配と共に大勢の者たちが現れる。具足を鳴らして威圧感を放つのは、警備の衛兵だろうか? その者たちに守られながら、見覚えのある顔が現れた。

 あれは間違いない、先程の水辺で仲間の都をさらった男……確か、帝国太子ていこくたいしアルズベックだ。そして、千景は歩駆と共にその隣に、驚愕きょうがくの光景を見つけて立ち上がる。


「あれは……都! 皇都!」

「都さんっ、どうしてそこに……様子が変だ。千景さん!」


 アルズベックの隣に、その女性はいた。

 あどけない少女を思わせる端正な表情を、無機質に凍らせたたずむのは……都だ。彼女はすでに、この地方の装束と思しき白いドレスに着替えさせられている。華奢きゃしゃ矮躯わいくを薄布で飾った顔には、まばたきすらしない大きな瞳が濁っていた。まるで、光を吸い込む奈落アビスの深淵のような目だ。

 明らかに普通ではない都に、思わず千景の心を動揺が走る。

 だが、同時に胸の奥で、父の声が彼の平常心を繋ぎ止めた。

 ざわめきが広がる中で立ち上がった千景たちに、アルズベックが矢のような鋭い視線を投げかけてくる。その澄んだ瞳に迷いはなく、射抜かれたように千景は立ち尽くした。


「先程の客人もいたか。そこの貴様は……将の眼をしているな。そちらの少年は兵士というよりは、戦士。だが、貴様には将気を感じる」

「俺は……ただの、パイロットだ。歩駆は仲間で、それは都も同じだ!」

「ぱいろっと……ふむ、あの見慣れぬ機兵の乗り手ということか。だが、貴様はそれだけで収まるうつわかな? 将の気概きがい慧眼けいがん、そして……血」

「親父は関係ないだろう!」

「フッ……やはりどこぞの将家の者か」


 思わず熱くなった気持ちがとがって、その鋭さがそのまま声に乗って言の葉を象った。だが、そうしてアルズベックに向かう傍らで、千景は気取られぬように歩駆へと目配せをする。

 歩駆は先程次元転移で現れた三人を、順々に起こして背にかばった。

 どうやら、この場所では『あちら』と『こちら』の地球を繋げていた……惑星"r"から惑星"ジェイ"へと、不特定多数の人間を次元転移させていたらしい。

 何故? どうして? その問いに眼前のアルズベックは答えてくれない。

 そして、千景が声を荒げても、立ち尽くす都は反応を返してはくれないのだ。


「ふむ……気に入った。お前は我が帝国に来てもらおうか。その方が都も喜ぼう」

「都に手を触れるなっ! ……都に、なにをした」

「上に立つものは常に、美をでて従え、夜を分かち合って血を残すものだ。その権利は時に、使命……無論、私の下で貴様が武功を立てるなら、その褒美としても使えよう」


 千景はギリリと奥歯を噛んだ。

 その頃にはもう、歩駆の背後で甲府の三人組も身を起こす。


「大丈夫ですか、流狼。陽与ちゃんも」

「う、うん……私は大丈夫。それより、流狼君が」

「俺は……いや、平気さ。それに……なにかが、頭の中で。それを、今……それより」


 三人は寄り添う歩駆の言葉で、少し落ち着いたようだ。

 だが、千景を見下ろすように鼻を鳴らすアルズベックは、そっと右の手をあげた。

 それに応えるように、側近そっきんの一人が杖を振り上げる。


「静まれ、者共よ……『破裂光はれつこう』ッ! 控えよ、殿下の御前である」


 杖から光が迸った。

 瞬間、千景は肩にけるような激痛を感じてその場に崩れ落ちた。それでも顔を歪めて見上げれば、そこには尊大なアルズベックの微笑があった。敵意はない、むしろ、千景たちを敵とも思わぬほどに堂々としている。戦いにすらならないと断じている顔だ。

 アルズベックは周囲に響く通りのよい声で喋り始めた。


「命までは取らぬ、私はお前が気に入った。良きこまとなりて帝国のために……私のために戦ってくれよう。だが、従わぬというのなら……この場の者たちへの見せしめということもある。さあ、選べ」

「選べ、か……どうしてこう、お前たちは……お前みたいなやつは。選べって言うんだろうな」

「私の慈悲を拒むな。貴様の力を引き出し活かして、私の覇道に協力させてやろうというのだ。それだけの価値を貴様に私は見出しているが、どうか」


 千景の脳裏に、一人の少女が浮かび上がる。

 ジェネシードと名乗った古代の民の末裔まつえい、透き通るような蒼髪あおがみの女の子だ。彼女もまた、千景たちに迫った。選べ、と……二つの地球の片方を、選べと。だが、その二者択一を拒んで抗った者たちは今、リジャスト・グリッターズの名の下に団結したのだ。

 ならば、千景の決断は一つだ。


「都は返してもらう、そして俺はお前の駒にはならない。ようやくわかった……嫌いでたまらないあの人が、少しだけわかった。親父は、選べだなんて言わなかった。選べぬ選択肢を突き付けてふんぞりかえってる奴とは、俺は仲間にはなれない」

「仲間は必要としていない。私が欲しているのは、貴様が埋もれさせている才覚さいかくだ。……フッ、残念だよ。最後に名前を聞いておこうか? ミヤコの友の名を」

「東堂千景だ。そして、覚えておけ……俺が屈さず散ったと知れば、仲間たちは必ずお前を正しに立ち上がる。なにもわからないこの世界で、お前が放っておけないと感じ取るだろう。だから」


 アルズベックが再度、側近に手を上げた、その時だった。

 不意に、千景とアルズベックの間に人影が立った。それだけで空気が軽くなるような、よどみが澄んでゆくような清冽せいれつさが漂う。

 それは、翠緑色の髪をした先程の少女だった。


「もうおやめなさい、アルズベック殿下。これ以上、召喚されし異邦人を困らせてなんになりましょう」

「これはこれは……スメルの姫巫女ひめみこ殿。これは我らレオス帝国の問題。口を挟まないでいただこう。それ以上、その美しい声でさえずるならば……ゼンシア神聖連邦の内政干渉と解釈し、両国間の緊張は不用意に、そして不必要に増大しよう」

「そのような物言いを……この地は我がゼンシアの同胞、エネスレイク王国の召喚陣。儀式は確かに、このスメルの巫女シファナが見届けました。この後は速やかに、異界の者たちを保護し、手厚くぐうするべきではありませんか!」


 なんという勇気……千景は驚嘆したまま少女を間近で見上げた。

 シファナと名乗った人物は、まだ十代の女の子に見える。彼女は冷笑を絶やさぬアルズベックを正面からたしなめ、剃刀カミソリのような視線で刻まれてなお、毅然としている。

 そうこうしていると、背後で悲鳴が響いた。


「ぐっ! は、離せ……!」

「まあ待て、坊主! 気持ちはわかるが、今は抑えろ。そうですな? フィリア様」


 白髪の巨漢に腕を捻りあげられているのは、流狼だ。そして、そんな彼をちらりと見てから、銀髪の少女が立ち上がる。先程のシファナが凍れる炎のような鋭さなら、彼女のそれはぬくもりの灯る氷河……その静謐せいひつたたえた眼差しが、厳しくアズルベックに向けられる。


「御苦労、オルギオ。離してやりなさい。もう既に、抵抗の意思を感じません。さて……アルズベック殿。此度の召喚の儀、エネスレイクとレオスの未来をと思えばこその執り行い。されど、共に未来を分かち合う仲には、相応の礼儀と礼節が求められよう」

「いかにも。しかし、お忘れなく……フィリア殿はこちらのシファナ殿のゼンシアと、内々に通じているとの嫌疑が存在する。今、この地のバランスを、その釣り合う天秤てんびんを揺らす者が存在するのです」

「民や国土の安寧あんねいはかりにかけて取捨択一するべきものではない! 遊戯盤ゆうぎばんに駒を並べるような物言いを控えよ!」


 強い言葉がフィリアからほとばしる。怒鳴るような刺々しさはなく、声は澄んで清水のように周囲へ伝搬でんぱんしていった。

 千景は駆け寄る歩駆に肩を借りて、どうにか立ち上がる。

 振り返れば、流狼もまた龍羅や陽与に付き添われていた。


「どうやら向こうも一枚岩じゃないようだな。歩駆! 後ろの三人を頼めるか?」

「千景さん、でも」

「都のことも気にかかる。ひとまず俺が騒ぎを起こすから、その隙に」

「……そういうの、やめましょうよ。ヒーローになって一時いっとき輝いても、その光が散ればまた暗くなっちまう。本当に大事なのは……灯し続けることなんだ。だから」

「歩駆……お前」


 二人の少女が言葉を尽くす中で、相変わらずアルズベックが不遜な笑みを湛えている。彼の帝王学には恐らく、如何いかなるものにも動じず恐れない精神が刻まれているのだろう。それは指導者として必要な素養、ともすれば得難い才能とも言えるが……千景はそんなものに頼らずとも一軍を纏める男を知っている。その男は、全世界規模の最終戦争の最中さなか、卑劣なテロリズムと戦うために千景たちを指揮しているのだ。

 そんなことを思い出していると、再び次元転移の光が頭上に煌めき広がる。


「アルズベック様! まだ、召喚陣に力が……なんと!?」

「チャンスか!? よし、アル……俺はいい、周りのみんなを! ……まだか、アル!」

「流狼君っ、危ないっ!」


 突如また、次元転移の光が迸った。そして、広く天井の高いホールの中に、一際強い転移反応てんいはんのうが輝きを広げてゆく。

 千景は見た。

 流狼が誰かと……否、なにかと言葉を交わしているのを。

 そして、そんな彼をかばうように突き飛ばした陽与の身体が、次元転移で現れた巨躯きょくの向こう側へと倒れてゆく。そして、現れたのは――


「な、なにぃっ! 瞬雷シュンライ、だとぉ!」

「ほう? これは……ミヤコたちの乗っていた機兵に似てるな。周り! 私のことは気にするな。動じず対処せよ、これしきのことで狼狽うろたえることは許さん!」


 現れたのは、。そして、報告書に記された搭乗者の名を千景は思い出す。ロキという少年が乗っていることを、響くスピーカーからの声が教えてくれた。


『やれやれ、なんとも面白いことになったねえ? さて……続きをしようか? 少年っ!』


 瞬雷は次元転移の光が収まるや、立ち上がる流狼へと向き直る。

 流狼もまた、よろりと身を起こすや、巨体を見上げて身構えた。


『キミ、言ったよね……ボクに、このボクに、、って。戦って? やる? ハッ! そういう言葉はねえ……最高にたぎるんだよ! ちっぽけな生身で、武器もなく……戦ってやる、と? いいね、最高だよ』

「大切な誰かを守るためなら、俺は戦える。そのために鍛えた拳で、なにができるとは言わない。それでも……俺はっ! この状況、なにかができる筈なんだ」


 そして、流狼の言葉が地鳴りを呼ぶ。

 今にも流狼を潰さんとしていた瞬雷が、ぐらりと揺れて一歩下がった。

 同時に、千景は歩駆とアイコンタクトで頷き合い、即座に走り出す。


「龍羅君、だったな! こっちだ!」

「その服、独立治安維持軍の方ですね? 自分は陽与ちゃんを!」

「待て、危険だ! 歩駆、彼を……うおっ!?」


 烈震れっしんに鳴り響く地面が揺れる。建物が軋んで砂埃が舞い上がる中、揺れの震源地が近付いてくる。

 そして、流狼が絶叫と共に拳を振り上げる。


「まだか? いや、来たな……アル! 来たんだな、アルカシード!」


 突然、床がひび割れ波打つ。

 不思議な文様で同心円状に広がる、魔法陣のような床は崩落して木っ端微塵になった。荒れ狂う大海にも似た激しい揺れの中で、千景は見た。

 流狼を踏み潰そうとしていた瞬雷が、地底から伸びて出たに吹き飛ばされるのを。その豪腕は、あっという間に天井をブチ抜き、空の彼方へと瞬雷を消し去った。

 次の瞬間には、先程の銀髪の少女ファリナが叫んでいる。


「皆、こちらへ! 短距離なら転移を、私でも……陣を形成。よし、べる……しかし、まさかもう一機、王機兵おうきへいが眠っていたとは」


 咄嗟に千景は、歩駆と共に走る。

 その先でファリナが広げる光が、突き上げられた拳と一緒に流狼を包んだ。

 一度だけ振り向く千景が見たのは……倒れた龍羅と、アルズベックに抱きかかえられた陽与の姿。そして、全てをがらんどうの瞳で見守るだけの都だった。

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