大人の社交場、き・て・ねぇん?編
ハァイ、オ・ツ・カ・レ♡ 今日もスパ◇ボ
あー、勘違いしないで、アタシこう見えても健全志向なの。いかがわしいサービス一切なし! おさわり厳禁! いい? この場所はあのイカした素敵な船長さん……えっと、キャプテン・バハムートがアタシに貸してくれた、アタシとアナタだけのドリームランド。そう、お酒を飲んで語らって、愚痴も涙も光になぁれ、そういう場所なのよ?
「う、うむ。そうか……ま、まあ、とにかく酒をもらおう。私がここの払いを持つ。リーグ中尉、ルーカス少尉にナオト少尉も」
「皆、バルト大尉に感謝を忘れないように。では、私はウィスキーをロックで」
「俺はそうですね、キンキンに冷えたスピリタスを、ショットグラスでキュー! っといきだいですね。ナオトは?」
「じっ、自分は! ……ルーカスと同じもので」
あらぁ、エークス軍人さんいらっしゃーい♪ いいのよ、楽しんでって……そして、アナタがこの最強ハッピーな
「あ、ああ。出撃申請は編成表を書く前に、各自提出するように」
(なあ、隊長どうしたんだ? リーグ中尉、このガチガチの硬さは)
(ルーカス少尉、バルト大尉は実は……酒の席が苦手なのだ)
(自分、なんだかわかる気がします! 確かに難しいよな、仕事での飲み会とか、その後の二次会でカラオケとか)
さ、飲み物もそろったことだし……ちょっとー? アナタたち、早くいらっしゃーい? お客さんが来てるんですもの、女の子がいなきゃ始まらないでしょーん?
「え、えと、その、バルト隊長! お疲れ様です。その……ちょっと、
「
「時給換算したところ、内職より少しだけお給金がよいことがわかりました。
うちのキレイどころ、どぉ? ささ、隣に! 軍人さんの隣に座ってあげて! そうそう、いいのいいの、なんのためにスカート短くしてるのよってハ・ナ・シ♡ さあ、みんなで乾杯よーん! そそ、軍人さんたちは女の子にもお酒をおごってあげてねぇん♪
「え? わ、私!? い、いいよ、
「じゃあ、灯ちゃんはカルピスハイボールを大ジョッキで! 私は抹茶ラズベリーサワーをアルコール抜きで大ジョッキ!」
「私はこちらの冷やしおしるこをいただきますわ」
いいわね、いいわねぇ! よく冷えたポッキー(1,000cr)もあるわよぉん? あとは、柿ピー(1,500cr)とかも。ささ、ほらぁ! 乾杯よぉん! じゃあ、アタシの速やかな本編登場を願って、読者さんの明日の仕事や学校の無事を願って、なによりスパ◇ボ「」の未来を願って……かんぱぁい!
「……まずいな、リーグ中尉。ミラ准尉に断らずに来てしまったのだが」
「大丈夫です、バルト大尉。自分が先ほどメールをしておきました」
「そ、そうか。では、飲むか」
「ええ」
みんなも飲み過ぎとかボッタクリに気を付けるのよぉん♪
また次回、お会いしましょう~!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます