スクイズみたいにヤッちゃいますよ?編

 統矢トウヤ君、スパ◇ボ「」カクヨムお疲れ様です。たまには自分の作品のキャラを中断メッセージにしたらええやないの、という天の声を聞きました。今日は、私たちでお送りしますよ? さあ、笑顔です、笑顔。


「おいおい、千雪チユキ……お前こそ笑えよ。なんだよ、その無表情は」


 フフフ……今日はスパ◇ボ「」のシステム、『乗り換え』についてお話ししましょう。これは基本的に、レヴァンテインやパンツァー・モータロイド、ダイバーシティ・ウォーカー等の、汎用機はんようきに乗ってる同一作品のキャラ同士で機体を交換できるというシステムです。便利でしょう? すごいでしょう! どうですか、統矢君。いいですよね? 素敵ですよね!


「こ、怖ぇよ、千雪……で? 誰がなにに乗り換えたんだ?」


 とりあえず、私の【幻雷げんらい改型参号機かいがたさんごうきは拳と蹴りで戦う近接格闘用の機体なので……流狼ルロウさんに乗ってもらいました。見てください! あのしなやかな動き、鋭い突き! 鮮やかな蹴り!


「待て、待て待てっ、千雪! お前今、自分の口で言ったよな? 、って」


 次はリング・ブースター装備で危険な加速のピージオンに……佐助サスケさんが。流石ですね、邪神の力があれば加速負荷の5Gや6Gもなんのそのです。ミンチになっても最悪、チクタクマンさんがなんとかしてくれそうですし。因みにダイバーシティ・ウォーカーはセキュリティが高いことで有名ですが、ヤマダさんが五分で解除してくれました。


「うおおっ、大丈夫か佐助っ! くっ、なんて酷い……急いで医務室に」


 次は、シファナさんからお借りしてきたジェネスにアサヒさんを。そして、アストレアにアカリさんを。最後に、アイリス・プロトⅤに世代セダイ君を。


「お前なあ、千雪……まあでも、乗り換えたら新しい気分になって、少しさっぱりしたり、新たな発見があったりするからな」


 そうです、そうなんです統矢君! 因みに私は先ほどゴーアルターに乗りましたが、ダイナムドライブがLv1からピクリとも動きませんでした……私も叫びたかったです、格好良く「消えなさい……イレェェェェェザア! ノバァァァァ!」って。叫びたかったです、シャウトナウ! です。


「はは、そうか。じゃあ俺は、そうだなあ……なにか乗り換えてみるかな。りんなも逝っちまったことだし、れんふぁに……なんてな! 冗談だ、さてじゃあメリッサに、ああでもトール四号機にも乗りたいな。迷うな……うん? どした、千雪」


 統矢君……私という人がありながら……乗り換える? りんなさんから? れんふぁさんに? どうして、どうしていつも、いつもいつも、私の想いに気付いてくれないのですか。……いいです、ちょうど佐助さんがダウンしたので……ピージオンの中で二人きりで、少し頭を冷やしましょう。最大加速で、語らいましょう。


「ちょ、待て、待てって……お前! 怖い、怖いから! その目!」


 では皆さん、またスパ◇ボ「」に戻ってきたら、乗り換えも試してみてくださいね。統矢君の【氷蓮】は……このあとしばらく空きますから……きっと、本来の乗り手はしばらく再起不能ですから。フフフ……では、また。

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