第21話「銀色に染まる渇き」

 砂海さかいの地平線を紫色に染めて、遠く西の空に太陽が落ちてゆく。

 日没の残照ざんしょうに照らされる真道歩駆シンドウアルクは、吹きさらしの風に洗われながら膝を抱えていた。彼が今、腰掛け座っているのはけた甲板だ。そう、甲板……巨大な人型の戦艦、全高300mを超える謎の構造物の上にいる。

 無骨な四肢は強靭で、砂の上でもびくともせず安定して立ち尽くしている。全身にはいたるところに兵装が並び、砲塔や対空機銃らしきものが夕焼けの空に突き出ていた。

 ゆっくりと沈む太陽が染める地の果てを、ぼんやりと歩駆は眺める。


「感謝するぞ、リョージ。そしてレージも。長らく砂嵐の中を彷徨さまよった挙句、このザマさ」

「いえ、自分は貴艦を……この巨大な人型兵器を保護するよう、要請を受けただけですので」

「それは僕も同じです。でも、凄いですね……原子炉を三基も搭載して、他にもなにか動力部らしきものが。そっちはよくわからないんで手をつけませんでしたが、故障箇所は応急処置しておきました。多分、動けると思います」


 男たちの会話が歩駆の頭の中を素通りする。

 先行してこのふねに来ていた八尺零児ヤサカレイジは、故障して立ち往生していた搭乗員と合流、先程まで機関部関連の修理に追われていたらしい。だから、彼は知らない……歩駆がどうやって敵を退けたか。

 退けられると思って、なにをしたか。

 知らないからこそ、零児は甲板の隅に縮こまる歩駆を見つけると、駆け寄ってきた。


「歩駆さん、紹介しますよ。あの方がヨゼフ・ホフマンさんで……歩駆さん?」


 失意の歩駆には今、顔をあげることさえできない。

 ただただ、沈んでしまった太陽が最後の残滓ざんしで染めた地平の、紫色の光を黙って見詰めるだけだ。それでも零児が言葉を続けようとした、その時だった。

 目の前に立って屈んだ男が、不器用な笑みを浮かべて目線を並べてくれた。

 右目に眼帯をした壮年の男で、筋肉質の日に焼けた肌をしていた。


「お前さんは、さっきの白いののパイロットだな? 礼を言わせてくれ、ありがとう」

「ありが……とう?」


 オウム返しに感謝の言葉を繰り返し、歩駆はようやく男の顔を見る。

 そこには、厳つい岩のような顔があった。

 年の頃は、丁度自分の父親くらいか、それより少しは年嵩としかさか。


「そうだ、ありがとうと言ったんだ。あの連中は砂嵐の中でもずっと、俺たちを付け回してきたんだ。凄いな、ここは……まだ信仰心なんてものが残っているなんて」

「凄い? 信仰心……?」

「ああ、どこのテリトリーだ? まさか宗教なんてものを信じてる人間がまだいるとは……いや、遠くに聞いた話は幾つかあるが。祈るべき神を持ってるなんざ、こんな御時世ごじせいじゃあ幸せなのかもしれんが」

「ええと、それは……」

「名乗り遅れたな。俺はヨゼフ、ヨゼフ・ホフマンだ。改めて礼を言う」


 ヨゼフと名乗った男は、手を差し出してきた。

 ゴツゴツとした無骨な手が、握手を求めて鼻先にある。

 だが、歩駆はそれを見詰めたまま身動きできなかった。ようやく意図を理解して、自分の手を持ち上げたが……その指はまだ、あの一撃の感触を覚えている。操縦桿へ押し込んだトリガーの肌触りすら蘇って、歩駆は震えが止まらなかった。

 結局歩駆は、鼻から溜息を零すヨゼフの前で自分の肩を抱くしかできない。

 こみ上げる悪寒おかんに震えが止まらず、歯の根がガチガチと合わなかった。


「やれやれ、どうにも繊細な少年だね。こんな子がでも、どうしてあんな兵器に……どこのテリトリーも人材不足と聞いてるが、これは――」


 説明を求めるようにヨゼフが立ち上がった、その時だった。

 カツカツと金属を鳴らすブーツの音が響いて、割り込むように歩駆の前に影が立った。

 次の瞬間、歩駆は襟首をつかまれ、強引に吊るされ引っ張りあげられた。

 自分で立つ気力もなくぶら下がる歩駆の首元を、熱くて、そして自分同様に震える手が握り締めてくる。


「おいっ、お前っ! さっきの白い機体のパイロット、お前だな……なにをした!」

「……俺は」

「まともな火力じゃなかった、戦略兵器級だぞ! どうしてそんなものを使った。連中は、お前が下手に刺激して暴れたから、退けなくなった。だから俺らが退くしかなかったのに、この有様だ!」


 背後で若いパイロットらしき男、先程リョージと呼ばれていた青年が「やめろ、クーガー」と静かに制する。その声は驚くほどに穏やかなのに、有無を言わさぬ強さがあった。

 しかし、クーガーと呼ばれた少年の手は、まだ歩駆を掴んで離さない。

 声で思い出したが、先ほどの戦闘で介入してきた変形する機体のパイロットだ。


「サクラ付きっ! まかり間違えば、俺たちも巻き添えになっていた」

「よせと言った、クーガー」

「……ユートだ。ユート・ライゼス。お前は――」

亮司リョウジだ。篠原亮司シノハラリョウジ三尉さんい。上で哨戒中の僚機が虹雪梅ホンシュェメイ


 先ほどの空戦タイプを操る二人は、対照的だった。

 ユートはまるで炎のような激情で歩駆をあぶり、熱して焼き尽くさん勢いだ。

 対して亮司は、鋭くも暗い目に凍れる氷河が灯っている。

 両者を見渡し、あうあうと零児がヨゼフに助け舟を求めようとした、その時だった。

 溜息を零して亮司が、少しだけ口調を和らげた。


「ユート、言いたいことをはっきりと言ったらどうだ。俺に翼の誇りをぶつけてきた男が、回りくどいんじゃないかな」

「……は、恥ずかしいんだよ。面と向かってそういうのは」

「少年少女にだけ許される特権だと思うがね」

「わーってるよ、わかってる……わかってはいるんだ」


 改めてユートは、力を込めた手で歩駆を目の前に引き込む。

 眼前に真っ直ぐな眼差しを湛えたユートの双眸があって、思わず歩駆は目を背けた。


「真道歩駆、とか言ったな……おい、歩駆っ! お前には、戦う者としての矜持きょうじは、誇りはないのか! 戦いは非情な中にもルールがある、戦士のおきてがあるとは思わないのか」

「ルール? ……掟……矜持に、誇り」

「そうだ。今回の戦闘だって、お前が介入して無駄な戦闘を広げなければ、俺と亮司で撤退させれたかもしれないんだ。それをお前はやり過ぎた挙句、連中を!」


 ユートの言葉に、歩駆の脳裏に昼間の光景がフラッシュバックする。

 なんとか繋がった「あちら」の地球、まだ東京がある世界……模造獣イミテイトに侵食されてむしばまれた世界。そことの回線が一瞬だけ繋がった、そのことで頭がいっぱいだった。

 自分の生まれて暮らした方の地球が気になった。

 そして、事情を知っているらしい途切れ途切れの声に促されるまま……銃爪ひきがねを絞った。

 ミサイル、ただの通常火力だと思ったのだ。

 それは現実には、異常発生した重力場が作る次元の狭間に、全てを吸い込み消滅させたのだ。熱砂の海に突如として発生した暗黒の奈落が、あらゆるものを飲み込み粉砕してしまった。

 それは全て、歩駆が犯した罪として今も心をさいなんでいる。

 それでもユートは、忘我ぼうがの境地に逃げ込もうとする歩駆に言葉を選んだ。


「俺は……探し続けていた。この空を飛べなくなって、多くの仲間たちが消えていった。それでも飛びたいと思った、そう翼に願って……まだ飛んでる男に会いたかった」

「……それで?」

「俺は俺なりに、ちっぽけなプライドを背負って飛んでいるんだ。それが、俺を強襲可変機レイダーの一番高価な部品から、一人の人間にしてくれる。……戦いと皆殺しは、違うんだよ」


 最後の一言と共に、ユートは手を離した。

 その場にへたり込んだ歩駆に、最後の一言が突き刺さる。

 ――戦いと皆殺しは、違うんだよ。

 違ったらしい、そして違うのだろうかという疑問。どう違うのかもわからないし、なにがわからないのかもわからない。

 歩駆はただ、ヒーローになれると思っていた。

 あの日、新宿で模造獣が再び現れた瞬間……白亜に輝くゴーアルターと出会って、変われると思った。自分が変わって、世界を変えると信じていた。そして謎の発光現象と共に、見知らぬ「こちら」の地球にやってきたことで、確信したのだ。

 運命的なイベントが続く中で、自分はヒーローになるしかないと。

 だが、現実には違った……敵を殲滅せんめつして喜ばれるのは、創作物の主人公だけだったと知る。現実の戦いは戦争で、そこではゴーアルターの力は強過ぎた。

 なによりも、その強過ぎる力をこそ、歩駆は知らなかったのだ。


「そこまでにしておけ、ユート・ライゼス。結果的にだが俺たちは助けられたとも言える。……中東連合ちゅうとうれんごうの連中は既に死地に追い込まれていた。追い込んだのも彼だが、かといって連中のために死んではやれん」

「亮司、それは! ……そうだ、けど。俺も、わかってる。でも」

「悪いがな、ユート。誇りでは飯は食えんし、誇りと引き換えに出来るほど命は易くはない」

「でも! でも……それを失ったら俺たちは、俺たちの翼はただの人殺しの機械になっちまう」

「……そうだな。お前は正しい。そして、そう思えるお前はまだ人殺しでも機械でもないさ」


 亮司がいさめると、ユートはフライトジャケットのポケットに手を突っ込んで背を向け、舌打ちと共に去ってゆく。その背をぼんやり見詰めて、彼の服装に初めて歩駆は気付く。灼熱の砂漠は今、昼間の熱気を忘れようとしていた。

 去ってゆくユートは、思い出したように足を止めると、こっちを見もせずに呟いた。


「それと……礼は言っておく。助かったのは事実だからな。だから、もうちょい考えて戦えよ。あんなすげえ力があるなら、使い方次第でお前はもっと……いや、今はいい。サンキュな、それと、悪かったよ」


 和らいだ声音を残して、ユートは去っていった。

 その言葉が、歩駆の胸に僅かな温もりを残してゆく。

 やれやれと肩をすくめるヨゼフも、あとは時間が解決するしかないと判断したのだろう。二言三言、亮司と零児に告げると行ってしまった。

 再び歩駆は膝を抱えて、もぞもぞと小さく背を丸める。

 先ほどと違って、逢魔おうまが時を迎えた砂漠の風は冷たい。


「あ、そうだ……亮司さん。あの、この艦……さっき、動力部に入って少し修理したんですけど」

「八尺零児君、だったな。どうした、なにか妙なことでも?」

「妙どころじゃないですね。この艦、原子炉が三基あって、今はそれで動いているんですけど」

「今は?」

「明らかに動力バイパスや配管の流れを追うと、どこかに違う動力炉が……主機がある筈なんです。三基の原子炉は本来、それを補助するサブ動力というか。それに」


 零児は少し迷ったようだが、躊躇ためらいの後に言葉を続ける。


「信じられないかもしれないですけど……僕も信じられません。ですが……この艦の原子炉、及びその周辺のあらゆる機器、兵装や装備もろもろが、その……ありえない経年程度なんです。詳しくは調べてませんが、軽く数百年は経過してて、それでも動いてる水準の技術なんです」


 終始冷静だった亮司が、僅かに息を飲む気配が歩駆にも伝わった。


「……数百年というのは確かに妙だな。そんな大昔の技術で、こんな艦が作れる筈はない」

「それに、それだけの年月を経て尚、ある程度ちゃんと動いているんです……信じられますか? 

「わかった、とりあえずそのことは俺で止めておこう。後日、上官へのレポートに記しておく。それまで口外しないで欲しい」

「は、はい」

「そうと決まれば、俺の神柄かむからに補給だ。もうすぐ雪梅も降りてくる。色々持ってきてくれてるんだろう? ……彼は少し、そっとしておこう」


 それが亮司の優しさなのか、諦めなのか、それとも軍人としての冷静な判断なのかはわからない。だが、後ろ髪を引かれる思いの零児が「夕御飯、温めておきますね。また後で」と言い残してくれる。そんな彼らの足音が遠のくと、抱いた膝に顔を埋めて歩駆は泣いた。

 不思議と涙が溢れて、震えが止まらなかった。

 この地球に……「こちら」の地球に、歩駆はひとりぼっちだった。

 大昔に中国やロシアがあった大陸に、ゲルバニアンと向かい合うエークスがある「あちら」の地球……しかし、バルト・イワンド大尉たちも同じ星の異国人で、その上に今は一緒にはいない。ここには渚礼奈ナギサレイナもいない、本当に孤独なのだ。

 そして、理不尽としか言いようがない無自覚な凶行が、孤立を招いていた。


「クソッ、どうして……俺はただ、ゴーアルターで……ヒーローに、なりたかっただけなのに。正義の味方をやって、なにかを守りたかったのに。なのに、それなのに」


 気付けば空にはぼんやりと月が浮かんでいた。

 涙目で見上げる夜空は、都会で見るよりもんで透き通り、星々の瞬きは手を伸べれば掴めそうだ。そして、思わず見上げて見惚みとれた歩駆の息が白く煙る。

 熱砂の海は今、夜の世界に銀色の絨毯じゅうたんを広げていた。

 昼夜の温度差は40度以上、灼熱地獄は夜には凍れる煉獄れんごくとなって全て気温が低下するのだ。

 思わずくしゃみが込み上げて、歩駆は鼻の下を指でこする。

 そんな時、すぐ近くで声が弾んだ。


「おっす! 寒くない? ほら、これ使って!」


 いつの間にか、すぐ近くに少女が立っていた。

 そう、少女だ……全く気配がしない彼女は、月の光に銀髪をなびかせる女の子だった。その手が銀色に輝いてて、握るブランケットを突き出している。

 思わず見惚れた歩駆を前に、少女はキョトンとしてしまった。


「あ、わかんないのかな……こーするんだ、よっと!」


 ツナギを着た少女は、自分用に持っていたブランケットを被って見せる。ポンチョのように穴が空いてて、そこに首を通すタイプの物のようだ。彼女はそれにすっぽりと、やわらかな曲線で構成された身体のラインを覆った。そのまま一回転して見せて、ニシシと屈託なく笑う。

 どうしてこの場にこんな女の子が……それも、雰囲気が妙だ。

 それ以前に、涙を見られたのが恥ずかしくて歩駆は背を向けた。


「い、いや、俺は……大丈夫だから。いいんだ、別、にぃ!? って、おおお!?」

「震えてたけどなー? ほら、見てる方が寒くなるんだからさ。どうだっ!」


 その少女は「よっと!」と、自分を覆うブランケットをまくり上げたかと思うと……歩駆の背に抱きつき、頭からそれを被せてきた。そして歩駆の首がようやく外気に飛び出た時には、すぐ背後に少女の笑顔があった。

 背に密着してくる柔らかさが、不思議とひんやり冷たい。

 それは、刺すような砂漠の冷気とは違って、不思議と歩駆の中の暗いくすぶりに届いてゆく。


「あ、あのなあ! てか、重っ! 重い、なんだよお前っ!」

「えっと、君はあの白くてちっちゃいののパイロット? だよね? 他には空飛ぶちっちゃいのと、変形するちっちゃいのと、コンテナ背負ったちっちゃいの」

「そりゃ、この艦と比べりゃなんでも小さいさ。……ん? てことは、お前は」

「そだよ、私がこのサンダー・チャイルドを動かしてんだ」


 すぐ耳元で、密着するような唇から言葉が零れる。

 不思議と吐息は感じず、彼女の言葉が白く空気を彩ることもない。

 ずっしり重い身体が背中に張り付いてきて、ついつい歩駆の頬が熱くなった。


「なんかね、おやっさんとサンダー・チャイルドのテスト中に突然、光が。それで気付いたら砂漠にいたんだよね。ここ、どこのテリトリー? 歩いて帰れる距離かなー」

「おやっさんってのは」

「おやっさんはおやっさんだよー、会わなかった?」


 どうやら先ほど言葉を交わしたヨゼフのことらしい。

 そして少女は、マイペースに言葉を続ける。


「私はシルバー! 銀髪銀腕シルバリオンのシルバーだよ。君は」

「お、俺は歩駆……真道歩駆」

「そっか、今日はありがと! 助かっちゃったな。細かい敵はいちいち潰してられないし、サンダー・チャイルドも止まっちゃって立ち往生してたから」

「でも……殺さなくていい敵、消さなくていい人たちだった。俺は、そうとは知らずに、なにも知らずに」

「なるほど、命知らずってとこだね。確かにあの戦い、凄かったなあ。君の白いの、すっごく強いね!」


 驚くほどに無邪気に、あっけらかんと笑うシルバー。だが彼女は、ブランケットの下で歩駆に腕を回してきた。肌とは違う感触が冷たくて、それなのに全く不快に感じない。


「でもさ、生きなくていい私ってのはない訳で。生きてる限りは助かったら、そりゃありがたいもの。それにさ、生きるって結構戦いだし、そゆの……ダメなの?」

「それは……」

「あの数をバシッ! とやっつけちゃうんだし、あれだけ派手に蹴散らせるんだからさ、それだけの力で救える命もあったりなかったり……ま、これから次第じゃないかなあ」

「これから? ……これから」

「そ、これから! 私はおやっさんと帰らなきゃいけないし、待ってる仲間たちもいるしね。そのためならなんでもやるし、立ち塞がる全ては粉砕してでも押し通る! そゆ感じ」

「随分、単純なんだな」

「シンプルな方がしなやかで強いんだよ?」


 月明かりだけが照らす砂漠の寒さに、歩駆は涙を拭う。後ろのシルバーはその顔を見ない代わりに、遠慮無く体重を浴びせてきた。その不思議な感触と意外な重さに驚きつつも……歩駆の胸を満たすいくつもの言葉が堆積たいせきしてゆく。戦うこと、戦争のルール、そして矜持と誇り。そして生きていくことと、活かすこと。

 歩駆の中で罪は罪のまま、出血した心の傷になにかが触れた気がした。

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