第4話 小学5、6年生
小学校高学年になると、いじめは、もっとひどくなりました。
勿論、私が悪い場合もありました。
その時は、ほぼ、クラスの皆から攻撃されました。
この時は、私にも悪かったことがあったので、互いに謝り、すぐ解決しました。
ですが、ある男子が一人、私が悪くもないのに、攻撃してきました。
仮に、その人を、
これから、私が健にされたことで、私が心に傷として残っていることを言います。これは、茉莉花もされたことも含むかもしれません。
まず、私は、ことあるごとに、健に蹴られました。絶え間なく。ずっと。
私は、何をしたのか、分からなかったけど、ただ、謝るしかありませんでした。
私が、茉莉花と一緒に帰ろうと思ったら、「先に俺が約束したけだめ。」とか、言って、ずっと茉莉花と帰れませんでした。
それでも、私は愛想で、仲良くしていました。私と、茉莉花と、健の3人で、休日に遊んでいました。
時々、私と、茉莉花の2人で遊ぶこともあったのですが、茉莉花が来ませんでした。ずっと。
ある日、公園で遊んでいて、ボールが私の前に転がってきました。茉莉花に渡そうと思って、ボールを茉莉花の方に投げたら、ボールは、茉莉花に当たりました。
私はすぐに、茉莉花に「大丈夫!?」と言ったのですが、健がきて、かなり怒り、あげくの果てに、私を叩こうとしました。
私は、自転車でその場を離れました。急いで。泣きながら、帰っていました。
帰る途中、クラスの女子が、自転車で来たので、急いで泣き止もうとしましたが、気が付かれて、心配されました。
「健酷いね。」と、誰かが、言ってくれて、ほっとしました。
翌日、先生から話がありました。
健は、「美織が、茉莉花にボールを当てた。」と言ったので、私は「本当です。」と、認めました。
すると、先生が、茉莉花に、「それは、意地悪でされたと思った?それとも、普通にパスだと思った?」と、聞いたので、私は、「正直に答えていいよ。」と、言いました。
茉莉花の答えは、「パスだと思いました。」でした。健は、私に謝らされました。
誠意がこもってないらしく、先生にまた怒られました。
だけど、私に対する暴力は止まらず、茉莉花のことを、「ずら」と言って、からかったりもしました。
だけど、自分がされたら態度か豹変。滅茶苦茶に怒ります。
前に、先生に、「晶人君には、同じことが出来る?」と、健が聞かれていました。(当時、私たちのクラスには、とても強い子がいました。キングみたいなたち位置ですね。その子を、晶人と置きました。)健は、だんまりでした。
最低だと、私は、思いました。
健には、嫌なことをたくさんされました。ですが、私は我慢していました。
でも、先生にも、友達にも心配されて、結局泣いてしまいました。
これが、健にされたことで、心に傷として残っていることです。
健と、同じ学校になるのは嫌だったので、私は受験し、遠い学校に行くことにしました。
次は、中学1年のことです。
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